【実況】シー・ノー・イーヴル・ニンジャ#2(発掘)
- karafuto1979
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ブラックドラゴン=サンとの戦いで思ったのだが、今後ニンジャスレイヤー=サンと互角のワザマエを持つシテンノが出てきたら 「シテンノシテンノシテンノシテンノ!」「サツバツサツバツサツバツサツバツ!」というカラテラッシュ合戦が見られるかも知れない。 #njslyr
2011-07-25 19:46:58ナムアミダブツ……おお……ナムアミダブツ……なんたる陰惨光景か!今ガイオン第二階層の路地裏で行われているデスドレインの悪魔的所業、果たして読者の皆さんにどの程度伝えたものか?ナムアミダブツ……!
2011-07-25 19:52:52「へへへへ!へへヘへへ!」半壊のボンボリが、激しく前後するデスドレインの影法師を映し出す。犠牲者にはもはや抵抗する気力も無い。その足元に転がるのは、己の喉元を掻き毟るようにして息絶えた男の、無残な窒息死体である。おそらくは今まさに蹂躙されている犠牲者の恋人あるいは夫……!
2011-07-25 19:56:07デスドレイン=サン、ニンジャになってもやる事変わらんのな…ともあれ、ニンジャスレイヤー=サンに殺される前にザイバツとひと悶着ありそうな予感 #NJSLYR
2011-07-25 20:01:34その影法師に向かい、着実な足取りで接近する後ろ姿あり。二人である。二人ともニンジャ装束姿である。闇からボンボリの光の中へ踏み込んだ彼らのブレーサーが光を跳ね返し、菱形正方形のエンブレム「罪罰」を露わにする。「……」デスドレインは動きを止めた。そして来訪者へ顔を向ける。
2011-07-25 20:01:44「取り込み中だぜ、もう少し待てよ」「ゲスめ」二者の片方、緑のニンジャが吐き捨てる。それをもう一人の黄緑のニンジャが制すると、一歩進み出た。「ドーモ、はじめまして。ザイバツ・シャドーギルドのジャイアントマンティスです。こちらはアプレンティス(弟子)のジェイドソード」
2011-07-25 20:17:22「……フー」デスドレインは身を離し、二者に向き直ると、ふてぶてしくオジギを返した。「ドーモ。デスドレインです」闇の中、どさりと倒れる音。「ザイバツ。なんだそりゃ。お前らニンジャだな?」「その通り」ジャイアントマンティスはデスドレインを睨んだ。デスドレインはニヤニヤと笑う。
2011-07-25 20:22:57「何しに来たァ?おこぼれはねぇぜ。もう死んでるぜ、きっと。まあ、俺と同じ趣味ってンなら……」「ヌウウ!」ジェイドソードが飛び出そうとするのをジャイアントマンティスが再度、制する。デスドレインはアクビをした。「それともアレか?正義の味方?このへんの自警団?ニンジャも大変だな?」
2011-07-25 20:26:35「オヌシにはザイバツ・シャドーギルドの審問を受けてもらう」ジャイアントマンティスが無感情に告げた。「ニンジャだからだ」「ア?」「拒否権は無い。ここで死ぬか、我らに命を預けるか、二つに一つ」「闇の秩序ってやつか!」デスドレインは殊勝に察した。「大変だな、ニンジャってのもよ」
2011-07-25 20:35:00「!」ジャイアントマンティスは素早くカラテで警戒した。ジェイドソードもやや慌ててニンジャソードを引き抜き、構えた。デスドレインの足元に黒い沸騰するヘドロ溜まりが拡がっている。「実際大変だ!へへへへ!」「貴様……」ジャイアントマンティスの両手ブレーサーからカマ状武器が飛び出す!
2011-07-25 20:44:36「イヤーッ!」先手を打って仕掛けたのはジェイドソードだ。斜めにジャンプしながら、肘先ほどの長さの剣をデスドレインめがけ投げつける。激しく回転し、円盤めいた残像を形作りながら飛行する剣!「へへへへ!まだ何もやってネェのになァ!」デスドレインが笑う!「正当防衛だな!イヤーッ!」
2011-07-25 20:48:02デスドレインは電撃的速度でブリッジした!その上をむなしく飛んでゆく回転剣!同時にデスドレインの足先の地面から間欠泉じみた勢いで黒い粘液が爆ぜのぼり、ジャンプして「簡易交換」の看板を蹴ろうとしていた空中のジェイドソードの足に絡みついた!「グワーッ!?」
2011-07-25 20:54:48ソニックブーム「今も昔もニンジャはカラテを極めた奴が上を行く。身をもってわからせてやろうじゃねえか」…ジャイアントマンティス=サンは伝説的名台詞を体現できるか!? #NJSLYR
2011-07-25 21:00:44