Kanda_Daisuke氏 小保方氏件については記者の本能、本質が問われていた

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池田信夫 @ikedanob

博士論文のスクープをものにしたのは、国会図書館の関西館まで行って論文のコピーを取り、OCRでPDFに落とし、グーグルで検索してdiffにかけた、2ちゃんねるの匿名アカウント。ここまでする人が出てくるのは、彼女も想定外だっただろう。

2014-03-15 11:24:31
東山正宜 おうちで星空でも見ようよ ☄ @itaimecom

割烹着はおばあちゃんから贈られたのではなく、広報と一緒に考えた演出だと。研究室の派手な壁紙もそうだと。ミスとか勘違いという次元じゃねぇな。脳下垂体をiPS細胞から作成したって業績もほんまかいな

2014-03-15 14:17:53
神田 大介 @kanda_daisuke

そろいもそろって記者はまんまと一杯かつがれたわけだ。 RT @itaimecom: 割烹着はおばあちゃんから贈られたのではなく、広報と一緒に考えた演出だと。研究室の派手な壁紙もそうだと。ミスとか勘違いという次元じゃねぇな。脳下垂体をiPS細胞から作成したって業績もほんまかいな

2014-03-15 14:47:15
神田 大介 @kanda_daisuke

彼女が晴れやかに業績を発表するテレビ映像を見て、知人の中年女性は「化粧が厚いね」と一言。そこかい!と思ったが、男が見落としがちな点を瞬時に見抜いていたのかもね。

2014-03-15 14:48:41
神田 大介 @kanda_daisuke

理研やネイチャー、早稲田大のことを云々言ってる場合じゃない。佐村河内氏の問題にせよ、ちょっと前の森口氏の問題にせよ、新聞って、報道機関ってなんなのって問いを突きつけられてるよ。役所の発表文をそのまま垂れ流してるのと同じ。

2014-03-15 14:53:11
テリウス @teriusu_jp

で、国内メディアでなく、WSJにメール(真偽はともかく)を送られた、と…。"@kanda_daisuke: そろいもそろって記者はまんまと一杯かつがれたわけだ。 RT割烹着はおばあちゃんから贈られたのではなく、広報と一緒に考えた演出だと。研究室の派手な壁紙もそうだと。~"

2014-03-15 14:55:06
神田 大介 @kanda_daisuke

理研はスピンをしたつもりだったのかしらん。こんな結果にはなっているが、スピン自体は見事に成功していたわけだ。これは猛省せんといかん。

2014-03-15 14:59:20
トクさん @at4908

@kanda_daisuke 日本のマスコミって科学に関しての知識・人材・人脈・裏取りが圧倒的に不足してますよね。記者会見でも、記者の質問や言い方を見ると自信がないのが伝わります。

2014-03-15 15:00:27
神田 大介 @kanda_daisuke

もし意図的にやっているとしたら巧みですね。 RT @teriusu_jp: で、国内メディアでなく、WSJにメール(真偽はともかく)を送られた、と…。

2014-03-15 15:00:30
神田 大介 @kanda_daisuke

弊社の科学記者って、英語で書かれた理系のぶあつい論文をバリバリ読み込める人たちなんですけどね。 RT @at4908: 日本のマスコミって科学に関しての知識・人材・人脈・裏取りが圧倒的に不足してますよね。記者会見でも、記者の質問や言い方を見ると自信がないのが伝わります。

2014-03-15 15:02:19
神田 大介 @kanda_daisuke

たぶんね、そういう問題じゃないんですよ。語学ができることと特派員としての優秀さが必ずしも一致しないことと似ているかもしれない。(自分のことを棚に上げるつもりはありませんが!)

2014-03-15 15:03:24
神田 大介 @kanda_daisuke

その中日新聞記事。理研の「演出」を喝破した新聞記事は唯一なのでは? 素晴らしい仕事だと思うけど、なんで他人ごとみたいな書き方してるのかは理解しがたい。 http://t.co/ILn4QEvXKm

2014-03-15 15:06:46
神田 大介 @kanda_daisuke

「文部科学省幹部は『笹井先生はうれしかったんだと思う。iPSが見つかるまでは、笹井先生が(山中伸弥京都大教授より)上にいた』。会見ではSTAP細胞の優位性が強調された」…いやいや、ほんでその誘導どおりに記事書いたのはどこのどいつなんだよ。

2014-03-15 15:07:36
テリウス @teriusu_jp

少し広報をやってる身としては、本当に色々ショックというか考えさせられるというか……溜め息が出ます。"@kanda_daisuke: もし意図的にやっているとしたら巧みですね。 RTで、国内メディアでなく、WSJにメール(真偽はともかく)を送られた、と…。"

2014-03-15 15:09:48
神田 大介 @kanda_daisuke

新聞はなめられとる。なめられるだけの理由がある。

2014-03-15 15:12:18
富 ユタカ @lkj777

@kanda_daisuke @at4908 その読むこむNATUREすら貫通してますよ。新聞が舐められているのではないと思います。一応筋は通っているのです。

2014-03-15 15:51:55
神田 大介 @kanda_daisuke

論文としては、ネイチャーが見抜けなかったものを朝日新聞が見抜くのは難しい。でも、理研の「演出」は見抜けたはずです。 RT @lkj777 @at4908 その読むこむNATUREすら貫通してますよ。新聞が舐められているのではないと思います。一応筋は通っているのです。

2014-03-15 16:53:15
神田 大介 @kanda_daisuke

むしろ、科学者、専門家の目では見抜けないものを見抜く眼力こそが、一般人の代表としての新聞に期待されていることだと私は思っています。私が問題だと思うのは新聞がまんまとスピンにひっかかったこと。STAP細胞自体のシロクロはいまなおついていないでしょう。

2014-03-15 16:56:29
モノ捨て部 @melwritter

@kanda_daisuke 演出を見抜けず、「割烹着」をこぞって報じたことが、新聞の信頼を揺るがしたとは、思えないのですが。

2014-03-15 16:59:13
モノ捨て部 @melwritter

@kanda_daisuke 記者が演出を求めていたならともかく、取材対象の自主的な演出ならという前提ですが。誇張と嘘の線引きくらいは、しているでしょう。

2014-03-15 17:06:09
神田 大介 @kanda_daisuke

あの空気の中で見抜くのは難しかったでしょう。私がその場にいても「演出」に引っかかったでしょう。でも、 RT @melwritter: 演出を見抜けず、「割烹着」をこぞって報じたことが、新聞の信頼を揺るがしたとは、思えないのですが。

2014-03-15 17:10:03
神田 大介 @kanda_daisuke

なんか変だな、どこかできすぎた話だな、といった嗅覚が働けば、その後の取材はおのずと変わってくると思うんですよ。まったく論理的な話じゃなくて恐縮ですが、そういう記者としての本能、本質が問われてるんだと思います。 @melwritter

2014-03-15 17:13:00
キャベ @Cabagine

「技術の中身にのみ注目し、演出を報じなかった海外メディア」でさえ、その後の騒動を見抜いていたわけではないのだから、「割烹着を報じた」ことは関係ないのでは RT @kanda_daisuke: あの空気の中で見抜くのは難しかったでしょう。私がその場にいても「演出」に引っかかった

2014-03-15 17:42:47
神田 大介 @kanda_daisuke

むしろ、技術の中身だけに注目してるから見抜けない、って話だよ。 RT @Cabagine: 「技術の中身にのみ注目し、演出を報じなかった海外メディア」でさえ、その後の騒動を見抜いていたわけではないのだから、「割烹着を報じた」ことは関係ないのでは

2014-03-15 17:54:17

つなごう医療 中日メディカルサイト

STAP疑惑底なし メディア戦略あだに

20140315朝刊
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140315070914336
 どんなものにもなる万能細胞「STAP細胞」の論文疑惑について、理化学研究所は14日、中間報告を発表した。しかし新たに解明された事実は少なく、謎がいくつも残った。小保方(おぼかた)晴子氏も姿を見せなかった。野依(のより)良治理事長はじめ、俊英を集めた理研で、どうしてこんな論文ができ上がり、世界に広まってしまったのだろうか。 (STAP細胞問題取材班)
■実在?
 STAP細胞は本当にあるのか。論文共著者の丹羽仁史氏は今も「実在する」と主張する。実験では細胞を培養し、多能性(いろいろな組織に分かれる能力)の目印が細胞に現れると蛍光が出る仕組みをつくっておく。論文発表後も蛍光の出現が観察されている。
 以前、理研に所属していた中武悠樹(ゆうき)・慶応大助教は「これ(←編追加Oct3/4レポーター陽性)だけでは多能性があるとはいえない。それを示すにはマウスを使った別の実験が必要だ」と述べる。理研も、その先の部分の再現には成功していない。注1
 有力なのは「死にかけた細胞が強い蛍光を発する現象(自家蛍光)」という見方だ。「再現が成功した」といったん報告した関西学院大の研究者は後に「自家蛍光を誤認した」と訂正した。会見でも実在、非実在の決着はつかなかった。ただ理研で研究グループが見ていたものは万能細胞といえるものではなさそうだ。
■演出
 意表を突くアイデア、人工多能性幹細胞(iPS細胞)をしのぐ実用性…。世界を驚かせた論文は、若い小保方氏をみこしにかついだ腕自慢の面々による共同作業だった。
 「刺激で万能細胞」という構想は、芸術的発想が豊かな大和(やまと)雅之東京女子医大教授と米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が唱えていた。執筆は、再生医学で日本を代表する笹井芳樹理研副センター長が主導し、マウスの実験は名人として知られる若山照彦山梨大教授が担当した。
 小保方氏は、早稲田大で常田(つねだ)聡教授の研究室に所属した後、大和教授に学び、大和教授と知り合いのバカンティ教授のもとに留学し、万能細胞のアイデアを知った。小保方氏が若山氏を訪れたのは2010年夏。理研にいた若山氏は「ハーバードの研究者から頼まれてマウスの実験を引き受けた」と話す。その半年後に小保方氏は理研入り。若山氏は山梨大に去ったが、笹井氏や丹羽氏の知遇を得てユニットリーダーに就いた。
 笹井氏は小保方氏を大舞台に押し上げようと奮闘。会見に備え、理研広報チームと笹井氏、小保方氏が1カ月前からピンクや黄色の実験室を準備し、かっぽう着のアイデアも思いついた。(注2) 文部科学省幹部は「笹井先生はうれしかったんだと思う。iPSが見つかるまでは、笹井先生が(山中伸弥京都大教授より)上にいた」。会見ではSTAP細胞の優位性が強調された。