【実況】 クライ・ハヴォック・ベンド・ジ・エンド #1(発掘)
邪悪なる古代ニンジャヘレニズム様式のレリーフ彫刻と没薬の煙、奴隷ゲイシャが一心に爪弾くオコトの音が、ザイバツ・シャドーギルドの心臓部たるこの広間に、退廃的で謎めいたアトモスフィアを形作る。巨大なニンジャファラオ像に挟まれた玉座はこの日も紫のヴェールで覆い隠されていた。
2011-09-14 17:19:14ニンジャスレイヤーのtogetterまとめの更新ってあまり早くないのかな 読みづらいからまとめて読もうと思ったけど、まだ更新されていないみたい #njslyr
2011-09-14 17:22:45小柄で陰気なニンジャが彼を伴い入場すると、玉座の側で傅いていた数人のニンジャ達は互いに目配せを交わし、無言で警戒めいた剣呑な気配を漂わせた。玉座に座るロードの顔はノレンに遮られ、読み取る事は出来ぬ。
2011-09-14 17:24:10小柄で陰気なニンジャ、すなわち大参謀パラゴンが促すまでも無く、彼はまず玉座に、そして高く掲げられた「ニューワールドオダー」のショドーに、そして他のニンジャ達に、丁寧なオジギをした。そして優雅ですらある仕草で片膝をつき、両手を額の前で組み、頭を垂れた。「ドーモ。ダークニンジャです」
2011-09-14 17:29:31@NJSLYR #njslyr え、アイキャッチが出ても「〇〇終わり××に続く」が出ないまま新章が始まるのか。”クライ・ハヴォック・ベンド・ジ・エンド”が章タイトルなら「」で囲むべきではないでしょうかほんやく者=サン
2011-09-14 17:36:39「フォー、フォー、フォー」ノレンの向こうで気だるげな笑い声が発せられた。「早い帰還、大儀であった」「ありがたきしあわせにございます」「……見せよ」ダークニンジャは頷き、腰に吊るしたカーボンフロシキを目の前に置いた。大きさはちょうど人間の頭くらい……そう、中身は実際生首であった。
2011-09-14 17:52:44柱のそばで直立するグランドマスター・ニンジャ……イグゾーションは、フロシキの中から現れたニンジャの生首を見て、やや目を細めた。それはかつて彼が指導したニンジャ、パラベラムの成れの果てであった。
2011-09-14 17:57:13「さすがだダークニンジャ=サン」ロード・オブ・ザイバツは賞賛した。「ギルドの秩序を乱す害虫の駆除の手際、実際鮮やかであった」「私からも礼を言わせて頂こう、ダークニンジャ=サン」イグゾーションが軽くオジギした。「そ奴はかつて私のアプレンティスの一人だった。教えに泥を塗ったクズだ」
2011-09-14 18:05:19「……見事なワザマエだ」パラゴンはイグゾーションを一瞥した後、ダークニンジャに言った。「コフーン遺跡の件についても、オヌシの陣頭指揮を認めよう」「ありがたきしあわせ」「我らは本件の進捗を重大な関心で見守っておる……ギルドがオヌシに置いた信頼を、みすみす損なう事の無いようにな」
2011-09-14 18:23:50#NJSLYR ダークニンジャ=サンがコフーン遺跡の陣頭指揮?「シー・ノー・イーヴル・ニンジャ」でもイグゾーション=サンがダークニンジャ=サンの名前を出していたが、それ以前の話なのか
2011-09-14 18:49:50「ソウカイヤの汚泥にまみれた私が今この場でこうしておられるのも、ロードの恩寵と皆様のご寛大なお心あっての事です。少しでも応えられるよう、未熟ながら一生懸命励みます」ダークニンジャは言った。「なんと……」「己の成功を鼻にかけもせぬ」「奥ゆかしい……!」ニンジャ達がざわめいた。
2011-09-14 18:54:50