【実況】デス・フロム・アバブ・セキバハラ#3 後半(発掘)
- shallecobe88
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すでにヘルボンチは血のように赤い夕暮れ刻だった。地平線の彼方にバイオスズメの群れが飛び去ってゆく。「起きたか?じゃあそろそろガイオンに帰ろうぜ?」ガンドーが49リボルバーをなめし革のホルスターに押し込んで立ち上がる。「できぬ」とニンジャスレイヤー。「ナンデ!?」とガンドー。 12
2011-11-16 21:51:02#NJSLYR お、忍殺きた。セキバハラ!Wasshoi!…しかし作業の追い込みが実際厳しく追いかけるのは困難。ムネン!爆発四散。
2011-11-16 21:59:00「シシオ=サンを倒さねば日本はジリー・プアー…」「これからナムサンする人には無用な心配ですよ」颯爽たる声!「ナンデ!?刺客ナンデ!?」怪力めいた腕で口を塞ぐ!「シシオ=サンからの伝言です。『この国は俺が頂く』だそうです。ナムアミダブツ!」「アバーッ!」 #NJSLYR
2011-11-16 22:00:42「ウミノ=サンを助け出さねばならぬ。私はスシを食えたが、今こうしている間にも、ウミノ=サンはどんな拷問を受けているか……」「帰り道に助けりゃいいだろ。俺はナンシー=サンとの約束どおり、あんたをガイオンまで連れ帰る」「ウミノ=サンの囚われているアジトの場所が、不明なのだ」 13
2011-11-16 22:01:15「どうやって助け出す算段だ?」ガンドーが問う。「アジトはこの荒野のどこかにある。奴らは明日の朝もここへ来るはずだ。私はニンジャを殺してサイバー馬を奪い、アジトへ案内させる」「オイオイ、俺はどうなる?」「先に帰っていてくれ」「帰れねえ」「オヌシ、そもそもどうやってここへ?」 14
2011-11-16 22:11:07明朝。黄土色の砂煙を巻き上げながら無慈悲にセキバハラ荒野を渡る、13人の乗り手。鋭い日差しが、サイバー馬のサイバーサングラスに反射していた。 16
2011-11-16 22:26:10隊列の中央付近には、赤橙のニンジャ装束を纏うイグゾーション。その横には、黒いニンジャ装束に黒い処刑人頭巾、そして上半身裸のエクスキューショナー。後ろにいる2人の側近クローンヤクザは「イグゾーション」と細くミンチョ書きされた旗を力の象徴として背負い、威圧的にはためかせていた。 17
2011-11-16 22:31:17ニンジャスレイヤーで絵的に何がやばいってカタカナがやばい。刀身にルーンめいた書体で禍々しく彫り込まれた「カタナブレードツルギ」に匹敵するやばさだぞ「イグゾーション」 #njslyr
2011-11-16 22:36:51馬上のイグゾーションは終始無言であった。計算高い彼のニューロンには今、昨日のキョート城でのミーティング光景が反復再生されている。狡猾なる彼は、セキバハラでの秘密行動をパラゴンやダークニンジャに察知されぬよう、連日キョート城の黄金茶室と秘密アジトを涼しい顔で往復していたのだ。 18
2011-11-16 22:37:15