福島県川俣町のワタムシを調査した北海道大学の研究と毎日新聞の報道
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発端
相変わらず、対照データも示さずに異常があるとか、毎日新聞大丈夫か?しかも2年前の調査結果を、追跡調査もせず、そのまま垂れ流しとか>ワタムシ:福島第1原発から32キロ 13%に異常 - 毎日新聞 http://t.co/tNZ5QWh62e
2014-03-21 11:14:09これでも放射線とは無関係と言うのだろうね。福島の人々は。正常な判断や思考ができない人々が住み暮らす県になったしまった様だ。 @ワタムシ:福島第1原発から32キロ 13%に異常 - 毎日新聞 http://t.co/870A1omYsQ
2014-03-21 08:17:07福島以外のデータを見ずに言われてもねえ。RT @new_sawa_0345: これでも放射線とは無関係と言うのだろうね。福島の人々は。正常な判断や思考ができない人々が住み暮らす県になったしまった様だ。 @ワタムシ:福島第1原発から32キロ 13%に異常 - 毎日新聞
2014-03-21 11:47:00調査開始
毎日新聞http://t.co/wNFwhxgOkN に出た北大・秋元教授のワタムシの研究のソースは2014年3月20日付けのプレスリリースhttp://t.co/ThPIs5gaLj 実際には2012年と2013年の比較を論文公表済みhttp://t.co/guzEWbaXYO
2014-03-21 12:41:46北大ワタムシ研究のことは北大プレスリリースhttp://t.co/ThPIs5gaLj を読んでね「2013 年には影響を受けた集団がすでに回復しつつある兆しを把握できました。チェルノブイリ事故の悪影響に関する報告は数多くありますが,原発事故後の集団の回復を示唆した結果は初めて」
2014-03-21 12:58:55北大ワタムシ研究、英語が嫌でない方はぜひ原報(無料で読めます)http://t.co/guzEWbaXYO も見て下さい。HTML版の表1を見れば二種のワタムシについて川俣町の調査を2012年と2013年の2度行い、他地域との比較(大半が震災前の結果)も行ったことがわかります。
2014-03-21 13:08:00北大ワタムシ研究、英語原報(無料)http://t.co/guzEWbaXYO の要点は北大プレスリリースhttp://t.co/ThPIs5gaLj のp.2以降に要領よくまとめられており、特にワタムシの生態を示したp.4の図3は今回の結果の意味を理解する上で非常に重要です
2014-03-21 13:24:28ワタムシの生態。ニレの樹皮に産みつけられて越冬した卵から孵化する第1世代の幼虫(英語原報http://t.co/guzEWbaXYO 表1のlarva)が枝をつたって葉まで移動し虫こぶ(英語原報表1のgall)を作り、その中で脱皮後単為生殖により第2世代幼虫をたくさん生みます
2014-03-21 14:10:15(ここから先は英語原報http://t.co/guzEWbaXYO の材料方法の項の記述ですが)虫こぶの中で生まれたワタムシの第2世代幼虫が羽根のある成虫となって虫こぶから出て行くのが6月中旬のこと、その前に虫こぶを集めて中身を調べると第1世代幼虫の死骸または抜け殻が見つかります
2014-03-21 14:27:53北大ワタムシ研究(英語原報http://t.co/guzEWbaXYO )は2012年6月3日と2013年5月21日に福島県川俣町で2種類のワタムシの虫こぶを集め、中に残る第1世代幼虫の死骸(脱皮して成虫になる前に死んだ分)と抜け殻(脱皮して成虫になった分)の形態異常を調べました
2014-03-21 14:39:38その結果が北大プレスリリースhttp://t.co/ThPIs5gaLj 最終ページの図4(英語原報http://t.co/guzEWbaXYO では Fig.7)。2種類のワタムシのどちらについても、2013年には2012年と比べて死亡率、形態異常率とも低下しています。
2014-03-21 14:46:18(それに引き換え毎日新聞の記事http://t.co/wNFwhxgOkN では2012年と2013年の比較については教授談「13年の調査では回復の兆しがみられた。モニタリングを継続したい」で軽くふれただけで、形態異常のある抜け殻の写真つきで2012年の結果だけをクローズアップ)
2014-03-21 14:54:41討論
@parasite2006 「調査地の空間線量は約 4μSv/h」という図で放射線が樹木下部の土壌が飛んできているイメージがなんとも…。 空間と土壌表面線量しか測ってないみたいだけど、樹木の表面線量も計測して欲しかったな、と。 http://t.co/FVF77ya3XD
2014-03-21 14:51:12@kazooooya 樹木の表面線量、ごもっともです。英語原報http://t.co/guzEWbaXYO の材料方法の項をみても地上1 mと地表しか測っていない。虫こぶを作るまで虫は樹皮または葉の裏側表面を移動していたわけですから、ちょっとは考えてほしかった。
2014-03-21 15:06:34@parasite2006 同じ共同通信の配信記事なのに、異常を強調したい毎日新聞(http://t.co/x8UmLRc0sB)と、「回復の兆しも」との47NEWS(http://t.co/xg1ZV2qoM2)の違いはどこにあるのか、@hidetoga さんに訊いてみたい。
2014-03-21 15:07:43@kazooooya 記事本文は全く同じなのに見出しが大違い。47NEWSは「福島のワタムシに形態異常 回復の兆しも、北大調査」http://t.co/f8EjEvJnQS 毎日新聞は「ワタムシ:福島第1原発から32キロ 13%に異常」http://t.co/wNFwhxgOkN
2014-03-21 15:13:07@parasite2006 ワタムシはその種類によって、幹の地際や地中の根に寄生する場合もあるみたいなので、空間線量や地表線量だけではなんとも言えないような。 (樹液摂取による内部被曝検査のためにWBC検査は出来ないのかしらんw)
2014-03-21 15:19:10@kazooooya 種類もさることながら、同じ種でも時期によるようですよ。英語原報http://t.co/guzEWbaXYO によれば、第2世代の幼虫は羽根のある成虫となって6月中旬に虫こぶを飛び出した後、イネ科植物の根に移動して秋になるまで単為生殖で世代を重ね(続く)
2014-03-21 15:28:50@kazooooya (続き)羽根の生えた成虫となって再びニレの木に戻って来ます。そこで羽根のないオスと卵子を持つメスが生じて有性生殖が行われ、メスは卵を1個だけニレの樹皮に産みつけます。ここで親虫は死に絶え、卵は冬を越したあと翌年の春に孵化します。
2014-03-21 15:35:33@kazooooya 2011年の春に孵化したワタムシの卵は2010年の秋に産みつけられたもので、2011年3月の原発事故後に最初に産みつけられた卵が孵化したのは2012年の春だったことになります。2014年の春に孵化した第1世代幼虫を調査した続報をぜひ出してほしいものです。
2014-03-21 15:38:17@parasite2006 奇形の要因は空間線量だけではないはずで、特に小さな昆虫は小動物に比べ、内部被曝や体表面に付着した放射性物質による影響が大きいような気がしますけどね(素人が考えですが…) この後の研究に期待したい!
2014-03-21 15:44:47