【実況】ネオサイタマ・イン・フレイム(2):ダークニンジャ・リターンズ #3 (発掘)
- shallecobe88
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第一巻「ネオサイタマ炎上」 最終エピソード「ネオサイタマ・イン・フレイム」 #2 「ダークニンジャ・リターンズ」#3
2011-05-14 15:30:20タタミに這いつくばり、致死性の麻痺毒に耐えるニンジャスレイヤー。彼のことなどもはや眼中にないかのように会話を続けるダークニンジャ、マスター・クレイン、マスター・トータス。その声が断片となって聞こえてくる……。
2011-05-14 15:43:52「三種の神器を探すのです、ダークニンジャ=サン。ひとつでも手に出来れば」……「私は過去を見ました。それにはベッピンと同じ金属が」……「三種の神器?ソード、ジュエル、ミラーか?」……「いいえ、それは捏造された歴史」……「真の三種の神器とは」……「メンポ、ヌンチャク、ブレーサー」……
2011-05-14 15:54:45「キョート」……「ザイバツ」………………「サンダーフォージ=サン」……「ベッピン」………………「ショーグン・オーヴァーロード」………………「カツ・ワンソー」……「ハイク」………………「ガイオン」……「カマユデ」…………
2011-05-14 15:57:17平安時代から伝わるニンジャの伝統的装備であるメンポとブレーサー、そしてヌンチャク。ブッダ! これではまるでミヤモトマサシが認めた「三人集まるとおしくら饅頭とか出来る」というハイクそのままではないか! #njslyr
2011-05-14 16:00:01#NJSLYR 真の三種の神器とはメンポ、ヌンチャク、ブレーサーwwwwwwww /しかし一気にベッピンが神話級の武具に……(まあベッピンには莫耶宝剣的な空気を感じなくはなかったが……
2011-05-14 16:01:21ニンジャスレイヤーの意識が薄らいでゆく……視界の先に、うっすらとサンズ・リヴァーが見え始める。サンズ・リヴァーの船を待つ川原では、ホタルじみた青い光を放つススキが揺れていた。うつぶせに倒れるニンジャスレイヤーは、ススキの穂がメンポをくすぐるのを微かに感じた。
2011-05-14 16:08:54チリン、チリンと鈴の音。どこからかネンブツの声。舟が近いのか。異様なほど大きな満月から、心地良い光が注がれる。ああ、まるでフートンの中にいるようだ。
2011-05-14 16:10:21第2巻では真の三種の神器を巡ってニンジャスレイヤー=サン、ダークニンジャ=サン、ザイバツの三つ巴か!?マスタークレインたちの勢力がいまだ謎だが #NJSLYR
2011-05-14 16:10:49#NJSLYR 【「三種の神器?ソード、ジュエル、ミラーか?」……「いいえ、それは捏造された歴史」……「真の三種の神器とは」……「メンポ、ヌンチャク、ブレーサー」……】 ワロタ
2011-05-14 16:13:05「ニンジャスレイヤー=サン、今はまだその時ではない」不意に、編み笠を被り、真っ白なハカマとジュー・ウェアを身に付けた老人が現れ、這いつくばるフジキドの前にアグラをかいた。笠の陰になり、老人の顔は判別しがたい。だが、その声には懐かしさがあった。
2011-05-14 16:13:23ああ、もしかしてダークニンジャ=サンが裏切ってラオモト=サンを殺して三種の神器のメンポを奪うとか…妄想が膨らむなぁ #NJSLYR
2011-05-14 16:15:58「ドラゴン=センセイ……」フジキドは血の涙を流した。同時に、自分の慢心を呪った。己は孤立無援だなどと、どの口が言ったのか。何たる未熟か。 「言葉は要らぬ。フーリンカザン。チャドー。そしてフーリンカザン」それだけ言い残し、老人の亡霊……あるいはニューロンの残留ノイズ……は消失した。
2011-05-14 16:21:46フジキドは、今何をなすべきなのか、全てを悟った。彼は静かに目を閉じ、空気を吸った。全身がただ、呼吸と化学反応のためだけに存在するマシナリーのように純化されてゆく。オーガニック・タタミの香りが鼻腔に忍び込む。完全なるチャドーの呼吸だ。「……スゥーッ!ハァーッ!スゥーッ!ハァーッ!」
2011-05-14 16:29:39