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近藤ようこさんの「五色の舟」 とてつもなく不思議な夢を見ても人に伝えるのは難しい。この漫画だとそれが共有できるんですよ。うまいなー。 http://t.co/HFigIRJgF6
2014-03-23 20:06:14近藤ようこさんの漫画『五色の舟』読了。これは凄い。津原泰水氏の原作をただ絵にしたというだけでなく、細部までが埋められている。凄く異様な、それでいて凄く美しい夢みたいな作品。絶対にオススメ。SFファンには特に。
2014-03-23 21:49:12それにしても、原作を読んだ方はお分かりだとおもうけど、あの「五色の舟」ですよ。異形の一家が主人公の。活字になったのでも奇跡的だと思っていたのに、それを絵に描こうと思うなんて。(近藤ようこさんが強く希望しての企画だったとのこと)。
2014-03-23 21:53:41津原泰水の短編を漫画化した近藤ようこ『五色の舟』すごくよかった。原作の改変点というか追加部分も溜息が出るほど素晴らしい。
2014-03-24 11:14:33『五色の舟』漫画版。著者の作品を読んだことがなく、原作のイメージが固定されてしまうのを懸念していたのだが、そんな心配はまったく無用の出来であった。むしろこれ以上のビジュアル化があるのかというほどしっくりくる。欲を言えば最後の舟の絵はカラーで観たかった。
2014-03-24 20:42:56近藤ようこの「五色の舟」を読んでいて、不意に30年くらい前に近藤ようこさんとやまだ紫さんのサイン会に行ったのを思い出した。お二人とも、やたらとキレイでビックリしたなあ。
2014-03-24 22:58:55@suikyokitan 「五色の舟」拝読しました。誰かを離れがたく思うことがもういっぺんくらいあるだろうか、という気持ちになりました。すばらしかったです。
2014-03-25 00:15:02近藤ようこ先生「五色の舟」あいかわらずこんな凄い漫画描いちゃっていいんだなぶったまげ感。原作が小説であるならばヴィジュアル化されることで衝撃と残酷さは大いに増幅された。しかも美しいのでじわっと来ます。デビッド・リンチが映画にしないかな!
2014-03-25 00:37:18現世利益バリバリの労働で帰宅後も頭が割れそうに痛かったんだけど、出がけに届いた『五色の舟』を、朝を待てずに読んだ。ひとりの部屋で頁をめくって行くのはちょっと怖かったが、たゆたう水に自分の船底も触れている気持ちになれた。このまま眠ろう。 http://t.co/ljqs9JhcMZ
2014-03-25 04:05:57『五色の舟』の「くだん」は、山岸涼子さんの『白眼子』さまと似てるね。穏やかな語り口とか、交差する次元の説明の仕方とか。ひとつの世界で肉体的に消滅しても、別のやり方で再会できるんだっていう、せつない嬉しさとか。「お父さん」もどこか白眼子さまに似てる。死んだ父親の和服姿を思い出した。
2014-03-25 04:20:04近藤ようこさんの『五色の舟』。五色の舟や〈小屋のなかでの幻〉、くだんの目の〈小さな水たまりのような一点〉が絵になっている! すごい。原作にはない産業奨励館のエピソードも素晴らしい。昭助のビジュアルが可愛いのもうれしかった。 http://t.co/ngSqiGLsPI
2014-03-25 14:26:08文字だけでなくビジュアルで見せられると見世物モノはぎょっとする迫力がある。残酷さが奇妙に灰汁抜きされた幻想譚で、綺麗な顔で描かれているからそう感じたのかもしれないが、いっそう為していることの異様さが引き立つ。前半で掴まれ過ぎて後半の魔展開についていけなかったふしもある。五色の舟漫
2014-03-25 21:49:49近藤ようこ『五色の舟』(原作:津原泰水)。説経節や安吾作品への取り組みを経たせいか、あれほど強烈なイメージをかさねた原作が、柔らかな筆致のなかで、とても自然な息をしている。
2014-03-25 23:40:42『五色の舟』の原作の中で最もイメージが掴みづらかったのが、見世物一家の優しいながらも、現世的な欲の深さを感じさせるお父さんであったが、ああこんな感じの人なのか!と、漫画版を読んで膝を打つ感じ。絵の印象がさほど強烈に残る作家ではないのだが、要所要所でガツンとくる表現はさすがだなと。
2014-03-26 00:13:28見世物小屋というと最初に思い浮かぶのが丸尾末広なのだが、丸尾末広の見世物小屋はおどろおどろしく強烈な極彩色のペンキで塗られた看板のイメージ。近藤ようこの『五色の舟』の見世物は、所々に岩絵の具で淡い色を配した絵巻物のような静かな印象を与える。
2014-03-26 00:20:55ビーム連載時から買おうと決めていた近藤ようこ「五色の舟」をようやく購入。 見世物小屋の一家が様々なパラレルワールドをめぐる美しくもグロテスクな話。 幸せな夢が夜明けと共に終わり、現実が突き付けられる… それが分かっているのにどうすることもできない愁いを結晶にしたような作品。
2014-03-26 01:34:14「五色の舟」は異形の者のものがたり。 作者が近藤ようこだからだろうか、フリークスに対する下衆な見方や興味本位といった邪な気持ちは湧きようがない。現札にも力があるからだろう。「くだん」に乗って私もどこかに行きたい。と強く思った。
2014-03-26 03:30:23コミックス五色の舟、色とりどりの襤褸をまとった舟の意味がより強く感じるのは絵の力だなあ。そして原作を読み返してまたため息をつく
2014-03-26 04:12:06原作にはない描写も追加されてて面白かった!あとクライマックスで桜ちゃんが自分の口から言ったのがぐっときた。この改変は好き>五色の舟
2014-03-26 04:32:06そうそう、昨日ダンナに借りた近藤ようこさんの『五色の舟』(津原泰水さん原作)すごかった。うまく伝えられないけれど かなしい、安堵、儚い、幻想的、美しい、恐れとかがふわ〜っと襲ってきて頭の中に宇宙が広がっていく状態になってる。今。
2014-03-26 08:51:20近藤ようこさんの「五色の舟」読了。タイトルの美しさで既に泣いてしまいそうだったけれど、中身はもっとせつなくてやりきれなくてあたたかくてこわくて強い。ちゃんと近藤さんが意図したとおりに理解できたか自信がないけど、さっきからずっと胸がつぶれそうなんだから。
2014-03-26 17:19:09