エイプリルフール直前特別企画『若手研究者に聞く!』

若手研究者の毒舌な妹botちゃん(@pdsister)のエイプリルフール直前特別企画。ゲストは亦野誠子ちゃん(@matanoseiko)って、ふたりともいったい何なんだよ!?
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若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

3,2,1…どっか~ん!わ~い! エイプリルフール直前、緊急コラボレーション企画『若手研究者に聞く!』が始まるよ、お兄ちゃん、お姉ちゃん。 今回のゲストは白糸台のフィッシャーとして名高い亦野誠子(@matanoseiko)ちゃんです。 #pd_aprl

2014-03-31 21:24:27
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko Q:それではご紹介がてら質問させて下さい。まずご専門は? #pd_aprl

2014-03-31 21:26:02
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister A:情報系です。詳しくは麻雀の副露における意思決定と組み合わせ最適化。ビッグデータなんかも扱う分野です。打ち筋のオカルトで片付けられている部分も、個人の嗜好解析で説明がついて面白いんですよ。まぁ大星や尭深のアレはまだ説明付きませんけど(笑)。 #pd_aprl

2014-03-31 21:27:14
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko Q:それではあなたが研究者の道に進んだきっかけは? #pd_aprl

2014-03-31 21:29:48
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister A:私が麻雀が弱かったからですかね(笑)。白糸台のナンバー5はそこらの県代表エースをしのぎます。でもチームメイトの圧倒的な火力にはどうしても及ばない。そこでもともと得意だった鳴き麻雀をシステマティックに強化していけないかと。#pd_aprl

2014-03-31 21:31:29
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister 麻雀のシャンテン数を数えるアルゴリズムを考えた時に、七対子のシャンテン数を数えるのって比較的簡単なんですね。 対子を数えるだけですから。これを軸に自分の鳴き麻雀の効率化ができないかと考えたことがきっかけでした。 #pd_aprl

2014-03-31 21:33:14
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister A: 痛いところを(笑)。宮永先輩も大星もプロで活躍してますけど、私は研究者ですからね。麻雀とてつもなく深く広い。「オカルト」の部分はまだまだ解明できていないことの方が多いですよ。 #pd_aprl

2014-03-31 21:39:05
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko コンピュータと人の脳の関係と似ていますね。#pd_aprl

2014-03-31 21:43:05
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister そうですね。コンピュータがまだ届いていない領域。その領域をどこまで潰せるか。将棋、チェス、囲碁と比べると、麻雀は運の要素が強いですから、その分より面白い分野だと思います。#pd_aprl

2014-03-31 21:51:46
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko これからの分野ということですね。 話は変わりますが、今回は「若手研究者の毒舌な妹bot」エイプリルフール直前企画ということで、研究者を目指す方々に向けたお話を聞かせて下さい。 Q: まず最初に、研究者になるのに苦労はありますか? #pd_aprl

2014-03-31 21:57:15
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister A: 今どき苦労なく研究者になれる若い人なんて皆無でしょう。特に生活面で。 大学院生だと、かつての仲間が企業やプロで活躍している横で給料もらうどころか金を払って研究している。 生活の安定を求めたらアカデミックに残れないのが現実ですね。 #pd_aprl

2014-03-31 22:00:45
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister でも研究者ってのは職業じゃないと思っています。どちらかというと生き方。ロック・ミュージシャンと同じような。科学の進歩、人類の発展のために研究しているんだっていう誇りと夢があれば、生計が不安定でも踏ん張れる。それでいい部分もあると思っています。 #pd_aprl

2014-03-31 22:01:26
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko 研究者には安定はいらないということですか? #pd_aprl

2014-03-31 22:08:45
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister いらない訳ではないです。むしろ、あった方が嬉しいです(笑)。ただ私にとって研究にはハングリーさが必要で、満たされない心を埋めるために研究で自分を表現する。心が満たされてしまうと、その分だけ自分を表現しようとする部分が減ってしまう気がして。 #pd_aprl

2014-03-31 22:13:16
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko 生活が安定してハングリーさが欠けるとモチベーションが落ちてしまう。麻雀と似てますね(笑) #pd_aprl

2014-03-31 22:18:01
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister たしかに(笑)でもこれって、凡人の発想なんですよね。 本当にすごい人はそんなもの関係なしに淡々とすごい仕事を成していく。憧れますが、自分はそのタイプではなかったようです(苦笑)。#pd_aprl

2014-03-31 22:20:43
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko 今の、「淡々」と「あわあわ」でかけてるんですか? #pd_aprl

2014-03-31 22:23:37
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister そこ突っ込むんですか!? まあそれは置いといて、正直、お金がついてきた方がありがたいですし、その方が日本の科学業界は発展するでしょう。でも残念ながら、もうしばらくは今みたいな状況が続くでしょうね。 #pd_aprl

2014-03-31 22:26:06
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko (ワハハー それは置いとかれたしー)。先行き暗い話でしたが、では次は明るい話題に移りましょう。 Q: 研究者として喜びを感じるときはどんなときですか? #pd_aprl

2014-03-31 22:30:46
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister 学生の頃は、助教や准教授になったら嬉しいのかなって思ってました。でも実際なってみると安堵の気持ちはあるけど、それほどでもない。それよりも「はじめて」なにかしたときの方が圧倒的に嬉しい。はじめての国際会議、はじめて論文採録、はじめての予算獲得。 #pd_aprl

2014-03-31 22:39:00
若手研究者の毒舌な妹bot @pdsister

@matanoseiko そういう意味では、大学院生ぐらいで研究者としての喜びを知ることができるわけですね。#pd_aprl

2014-03-31 22:45:48
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister そのとおりですね。自分の信じる仕事をしていて、それが世の中に広がっていくのを実感できる「はじめての何か」を経験するときに喜び感じるんだと思いっています。これは学生でも教員でも変わらないでしょう。 #pd_aprl

2014-03-31 22:47:40
亦野誠子 @matanoseiko

@pdsister ただ学生さんが一緒だと、喜びは増しますね。はじめての学生さんが卒業したとき、はじめて学生さんが賞を採ったとき、はじめて卒業生が遊びに来てくれたとき。 それに毎年、学生自身が「はじめての何か」を経験する瞬間に立ち会えるのも、この職の醍醐味です。#pd_aprl

2014-03-31 22:52:41