行頭一字下げ、するかしないか?

雑誌・書籍の「行頭一字下げ」に関する議論です。 話の最初に批判的に言及された美術批評誌「組立-転回」を作った者が纏めました。 ※「組立-転回」誌デザイナーの中山雄一朗さんのツイート追加しました。お考えを述べてらっしゃるので、一度読まれた方も是非再読を。 美術批評誌「組立-転回」についてはこちら。 続きを読む
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okumura yūki @oqoom

ブリュッセルのカフェで「組立 - 転回」を少し読む。段落の頭を一文字落とさない(専門用語で何と言うのかな)という編集方針はなぜだろうと思ったけど段落の切れ目を分かりにくくすることで飛ばし読みを防ぐためかしら。

2014-04-05 00:40:19
森功次/MORI Norihide @conchucame

@oqoom 最近アート関係の本でその版組よく見る気がするんですけど、あれなんなんでしょうね。読みにくいっす。

2014-04-05 02:07:36
森功次/MORI Norihide @conchucame

@oqoom 『コンテンポラリー・アート・セオリー』とかそうですね。ブリオーのL’esthétique relationnelleもそうです。英訳も。(『質問する』も字下げ無いですが、これは字下げのかわりに一行空けてますし、元がweb上の記事であることを意図してるのかも)

2014-04-05 11:11:57
森功次/MORI Norihide @conchucame

@oqoom 読みにくいというのの他に、なんというか、雑誌とかムック本っぽい感じになるんですよね。それが好きな人もいるのかもしれません。

2014-04-05 11:15:41
森功次/MORI Norihide @conchucame

「私は個人的に昔から「1字下げ」はやりません。  理由はきちんと揃っている方がきれいだからです。」 http://t.co/qZdcOJSVx5

2014-04-05 11:24:01
森功次/MORI Norihide @conchucame

“Web サイトにおける一字下げについての考察 | comemo” http://t.co/pYRvUH3ZH4

2014-04-05 11:38:58
森功次/MORI Norihide @conchucame

色々考えた結果、「一行の文字数が少ないのに行も開けずにインデントも無し、ってのが一番見にくい」という結論になった。 揃ってるから美しいとかはあまり思わんですね。

2014-04-05 11:42:26
森功次/MORI Norihide @conchucame

すらすら読めてなんぼだろーが

2014-04-05 11:42:47
森功次/MORI Norihide @conchucame

@MasahiroKitano お久しぶりです。この人の他の記事は字下げしてないので、ここではあえてやってるだけのようですね。 まぁそれはいいとして、僕が気になってるのは、最近よく字下げなしの本(アート関係の本に多い印象)を見かけるので、なんでだろうな、というところです。

2014-04-05 21:11:39
okumura yūki @oqoom

@conchucame 和洋問わずそんなに流行ってるのですね。うーむ。

2014-04-06 04:24:01
okumura yūki @oqoom

そっか、字下げ/インデントと言うのか。

2014-04-06 04:42:38
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

@oqoom @conchucame 編集というより、デザイン的な方針である場合が多い気がします。編集者は基本的に分節化をクリアにすべく字下げしたい場合が多い印象があります。段落頭の1字下げをしなければ行頭のラインが綺麗に出る、さらにある種の密度の印象が生まれる、ということかと。

2014-04-06 10:57:28
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

@oqoom @conchucame 字下げしないと、特に前の段落の最終行が長い場合など、段落の切れ目が不明瞭になるので、読みにくいですよね…ただ、下げ幅を変えたり行をアケる、あるいは別なグラフィカルな処理で分節化することもできると思うので、個人的にはそちらを考えたいですが。

2014-04-06 11:02:47
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

前の段落の最終行が長くて段落の切れ目がわかりにくい場合に、字間調整で行を増やして解決するという処理があるけど、そうではなく漢字をかなに開いたりして字数を増やして解決するような処理は、自分の身近だけかもしれないけど、最近あまり聞かない。

2014-04-06 11:10:43
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

そういう調整も、行がズレてページをまたいだ修正が入ることが即組み直し=組版コストを意味した活版の時代に形成された技術なのかな。上の世代の編集者からは聞いたことがあるけど。

2014-04-06 11:13:10
森功次/MORI Norihide @conchucame

@sakurai1031 編集者の方ですか。情報提供ありがとうございます。美的な好みはいろいろあっていいと思うのですが、気になっているのは「この版組だと、段落の文末が行末に来たときに、段落がの切れ目が判別不可能になるのではないか」という点です。@oqoom

2014-04-06 13:30:16
森功次/MORI Norihide @conchucame

@sakurai1031 その後のツイートを読むと、漢字をかなに開いて文字数調整をするという対処法もあるようですが、これは結局、デザイン上の体裁のために文章を変更する、ということになるのでしょうか?(念のため言いいますが、それを非難しようという意図はありません。) @oqoom

2014-04-06 13:36:00
森功次/MORI Norihide @conchucame

@oqoom 「アート系の本に多い」という印象を僕が持ってるのは、展覧会カタログでいくつかそういう版組を見てたからかもしれません。「風桶展」のカタログもインデントなしでしたね。

2014-04-06 13:40:43
森功次/MORI Norihide @conchucame

「段落末尾処理」という編集用語があるのか。 http://t.co/hxPa7ST1cp

2014-04-06 13:51:39
森功次/MORI Norihide @conchucame

そういえば昔「版組の哲学」で論文を書こうとしていた先輩がいたな・・・

2014-04-06 13:54:53
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

@conchucame ご返信ありがとうございます。「この版組だと、段落の文末が行末に来たときに、段落の切れ目が判別不可能になるのではないか」というのは、おっしゃる通りだと思います。僕も個人的にはそれが嫌なので、字下げするほうが多いです。@oqoom

2014-04-06 14:10:42
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

@conchucame @oqoom 漢字をかなに開いて字数調整するというのは、さしあたり、段落頭を下げないデザインとは別の問題です。組版、あるいはそのコストの問題で、字数調整をせざるをえない場合が昔はあったと聞きました。その場合たしかに外的な理由で文章を変更することになります。

2014-04-06 14:16:28
櫻井 拓 Hiroshi Sakurai @sakurai1031

@conchucame @oqoom ただ、今はDTPですし、行が増えたり減ったりしてページをまたいだ組版上の修正が出てきたとしても修正は容易なので、そういう調整はあまり聞かなくなりました。字数制限が厳格な出版物などでは、今でもそういう調整をしているのではないかとは思います。

2014-04-06 14:20:13
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