アニメーター・本田敬一氏の作画を描く上での癖について

本田 敬一 @KeiichiHonda

説明しますね。“@yura8391: @KeiichiHonda 疑問に思ったのですが、アニメーターをされていらっしゃる場合、個人のクセが出やすい場合はやはり作業がしにくいなどはあるのでしょうか？もしくはアニメーション作業の場合はクセが消えるとかはあるのですか？

本田 敬一 @KeiichiHonda

まず癖についてですが、基本的にあまりない方が良いとは思います。 しかし重要かと言うと、そうではありません。 アニメーターも色んなタイプがいて、①なんでも似せるのが得意なタイプ ②演技や芝居が得意なタイプ ③アクションが得意なタイプ ④演出、表現が得意なタイプ 続きます

本田 敬一 @KeiichiHonda

もっと複雑ですがタイプ分けすると色々なアニメーターがいます。 ちなみに私は器用貧乏、描くスピードに特化したタイプだと思います。 なので何かに特化する形でも損はしないと思います。 これも最近の傾向として【自分の悪い所を改善する事ばかりを考えてしまう】人をよく見ました。続きます

本田 敬一 @KeiichiHonda

大事なのは自分の得意分野を伸ばす事です。 得意分野を伸ばす事で他の部分も釣り上がるように引っ張られます。 私で例を上げると、手は速いけど他が駄目としても【人より描く量が多い事】と【人より空いた時間を作れる】という利点が挙げられます。 結果仕事に困る事はなくなります。 続きます

本田 敬一 @KeiichiHonda

なのでご自身の【得意な物】を見つけて下さい。 自分の【駄目な所】は、ある程度の結果がでるまで無駄なので考えず、ポジティブな思考で自分を高めていって下さい。

本田 敬一 @KeiichiHonda

半分寝てたから回答もらしてた(^_^;) 絵のクセが消えるかの質問てすが、消せると思います。 ただクセを消す作業は【画力が上がる行程で変化するもの】なので自然に無くなるのではと思います。 無くならない場合は【自分が無意識に必要とするもの】なのかなと思います。

本田 敬一 @KeiichiHonda

すみません、もう少し補足します。 クセについての自論ですが【本人の骨格、体型に似る傾向】があると思います。 手が丸い人は、キャラの手も丸いと思います。（全てが当てはまるわけではないです） なので最初はクセがあって当然だと思います。 安心して良いという事です。