カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー
重金属酸性雨が降りしきる、ネオサイタマの夜。ただならぬ剣呑アトモスフィアを放ちながら、五台のヤクザリムジンが猥雑なネオンサインの海の中を走り抜ける。 1
2014-04-18 22:06:46ヤクザリムジンのフロントには、威圧的なクロスカタナの紋と、「キリステ」の文字がギラギラと輝く。それはネオサイタマの暗黒社会を支配する邪悪なニンジャ組織、ソウカイ・シンジケートの紋章だ。 2
2014-04-18 22:10:30そして今、高層ビル街をしめやかに跳び渡りながら、ヤクザリムジンの列を追う赤黒い影あり!復讐の戦士、ニンジャスレイヤーである!『オムラ社の要請を受け、ソウカイヤが暗黒ビズを実行に移そうとしているわ』ニンジャスレイヤーのIRC端末に、ナンシー・リーからのミッション情報が届く。 3
2014-04-18 22:14:08『オムラ社の目的は、先日の爆発事故の糾弾を退けること。随分と厳重な警備をつけて、最高級オイランを輸送中』ナンシーの通信は続く。『他の暗黒メガコーポの動きを牽制するため、ソウカイヤは護衛エージェントを配している。その戦力はY-12型クローンヤクザ50以上、そして……』 4
2014-04-18 22:18:01『……シックスゲイツ級のソウカイ・ニンジャ、少なくとも1人以上』ナンシーからの通信終了と同時に、ヤクザリムジンは目的地へと到着する。ニンジャスレイヤーはビルの上から、燃えるような憎悪の眼差しとともに、それを睨んだ。 5
2014-04-18 22:19:51「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーとダークニンジャは、熾烈なカラテを組み交わし、スタジアム会場の外へとイクサの場を移す。その跡に残されるのは、何ダースものクローンヤクザの死体。 24
2014-04-18 22:27:29カタナと鋼鉄のぶつかり合う音が遠ざかる。瀕死のY-12型は、半壊した巨大タコマシンの下でもがき、ステージを見た。「アリガトゴザイマス!」「アリガトゴザイマース!」オイランドロイドが大観衆に手を振る。その電子妖術めいた光景に魅了されながら、クローンヤクザは生命活動を停止した。 25
2014-04-18 22:31:15(ブラッドレー・ボンド&フィリップ・N・モーゼズによる短編「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」に基づく)
2014-04-18 22:36:03(なおこのムービーは、やがて来たるマッポーの一側面とニンジャ真実に警鐘を鳴らすため、また「ピストルカラテ決死拳」のプロモーショオーンのために作製されたものであり、TRIGGER社の制作するアニメイーション本編とは一切関係がない)
2014-04-18 22:38:35http://t.co/LR1gBJipaa Ninja Slayer novel #2 is now available on TOM! ToKyoOtakuModeでマシン・オブ・ヴェンジェンスの #2 が利用可能になりました今!またトップページに様々なニンジャが出て凄い!
2014-04-18 22:45:21◇なお本日は、この後本編更新が予定なので、ムービーを見直したりして備えよう◇そして「ピストルカラテ決死拳」はここからしよう◇http://t.co/f4YU2QRzqy◇
2014-04-18 22:50:41