ニュースを読む「2014.4.19 毎日新聞 被ばく調査:「目的果たせず」削除 7カ月経て最終報告書(日野行介氏署名記事)」

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リンク mainichi.jp 被ばく調査:「目的果たせず」削除 7カ月経て最終報告書 - 毎日新聞 東京電力福島第1原発事故に絡んで実施された個人線量計による被ばく量調査の未公表問題で、内閣府原子力...
パグさん♪ (🌴公式アプリ至極不便🏖) @fvjmac

毎日◆被ばく調査:「目的果たせず」削除 7カ月経て最終報告書 http://t.co/bm4HCGtbAB 「研究機関は3月下旬、支援チームに宛てた「最終報告書」と題する文書で、支援チームの当初の調査目的を果たせなかったと報告していたが、この記載は丸々なくなっていた。」18日

2014-04-19 02:59:45
パグさん♪ (🌴公式アプリ至極不便🏖) @fvjmac

① 最終報告書「帰還後に想定される被ばく量が、航空機モニタリングからの推計値に比べ一定の低い割合になることを実証するのが支援チームの「モチベーション」…「実証はできず「事業の主な目的から外された」  関係者「支援チームはこの「実証」結果を公表して住民の帰還促進につなげる狙いだった

2014-04-19 03:03:38
パグさん♪ (🌴公式アプリ至極不便🏖) @fvjmac

② 支援チーム「記載が消えたことについて「そうした議論をした時期はあった」 質疑「目的が書かれておらず不自然」「経緯を明らかにすべきではないか」 戸高秀史参事官「個人被ばく線量の推計手法を確立することが調査の目的だった」(公表しなかった理由)「分析作業が済んでいなかった」

2014-04-19 03:08:04
パグさん♪ (🌴公式アプリ至極不便🏖) @fvjmac

③「関係者によると、この調査では当初、農業や林業の従事者について生活パターンを「屋外滞在8時間」として年間被ばく量を推計。  農業で4.5mSv、林業で6.6mSvという川内村の数値について「かなり高い」との意見が関係者間で出され、昨年秋を予定していた公表が見送られた。

2014-04-19 03:09:39
パグさん♪ (🌴公式アプリ至極不便🏖) @fvjmac

④「その後、推計のやり直しを重ね、発表された最終報告書では、農業や林業が屋外約6時間とされ、農業で1.3〜3.5mSv、林業で4.8〜5.5mSvとなった。」  https://t.co/9DDCZBIjEZ ( 作業時間以外は全員、自宅・屋内に「引き蘢り」らしいw・・ orz 

2014-04-19 03:16:10
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水無月 @minadukiG

【被ばく調査:「目的果たせず」削除 7カ月経て最終報告書】 http://t.co/QbKaigYYVS 「3月下旬の『最終報告書』は…航空機モニタリングからの推計値に比べ一定の低い割合になることを実証するのが支援チームの『モチベーション(動機)』だったと記載」

2014-04-19 11:28:19
水無月 @minadukiG

「だが実証はできず『事業の主な目的から外された』としていた。関係者によると、支援チームはこの『実証』結果を公表して住民の帰還促進につなげる狙いだったという」「18日…支援チーム側はこの記載が消えたことについて『そうした議論をした時期はあった』と説明」 @minadukiG

2014-04-19 11:30:27
水無月 @minadukiG

「会見では『目的が書かれておらず不自然』『経緯を明らかに…』などの指摘が相次いだが、戸高参事官は『個人被ばく線量の推計手法を確立することが調査の目的だった』と科学的な目的だけを強調。約7カ月…公表しなかった理由…は『分析作業が済んでいなかった』」←嘘つき。 @minadukiG

2014-04-19 11:34:25
水無月 @minadukiG

https://t.co/bHcHeZF8QF 田舎に住む健康なお年寄りが一日のうち23時間も自宅にいるって現実的じゃないよね…。連れ合いを介護してるとかの事情があれば別だろうけど、お年寄りって時間があると庭を手入れしたり散歩に出かけたりするよ。

2014-04-19 20:28:44
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木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

4月18日に原子力被災者生活支援チームは経産省の会見室で、新聞報道のあった「調査隠し」について釈明会見。隠す意図はなかったと説明。ただし公表された最終報告書に書かれた目的が当初のものとは考えられないことなどから、会見では疑問噴出。この件については毎日新聞が今日付で続報。

2014-04-19 11:29:30
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

2)支援チームは調査目的について、個人の被曝線量推計手法を確立するためだったなど、科学的な目的を強調するも、今日、本来の目的部分を削除して公表したと批判された。→被ばく調査:「目的果たせず」削除 7カ月経て最終報告書 - 毎日新聞 http://t.co/hLNzjZqREs

2014-04-19 11:35:29
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

3)支援チームの公表した報告書の目的部分を見ると、奇妙な点があることがわかる。冒頭には「避難指示解除に向けて、原子力規制委員会は線量水準に応じた防護措 置の在り方に関して、同年 11 月に取りまとめを行い、「帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方を提言した」とある。

2014-04-19 11:41:57
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

5)毎日新聞報道は、独自入手した「最終報告書」から本来の目的を果たせなかったとする部分などを削除したと指摘。目的の「住民の帰還後に想定される被ばく量が、航空機モニタリングからの推計値に比べ一定の低い割合になることを実証するのが支援チームの「モチベーション(動機)」だった部分もだ。

2014-04-19 11:46:24
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

6)毎日新聞の指摘のとおりなら、整合性のとれない公式発表の「目的」より、最終報告書の「目的」のほうが腑に落ちる。また昨日の会見で毎日記者は、公表された報告書には「理論的背景」「政策的背景」「地理的背景」が抜けていると指摘。もしこの内容があるのなら、これもまた腑に落ちる。

2014-04-19 11:51:53
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

7)そもそも支援チームが科学的な被曝量推計手法を確立するだけという目的で調査をするのは奇妙。しかもこの被曝量の推計手法を含め、規制委の「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」は昨年9〜11月に議論をしていたのだ。支援チームは検討会に参加していたのに、調査を知らせなかった。

2014-04-19 11:56:05
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

8)支援チームの田村厚雄参事官は、知らせなかったのは調査途上だったからだと説明するが、調査をしていることすら知らせないのは同考えても奇妙なこと。会見ではこうした点について、記者が納得できる説明はなく、疑問だけが大きくなっていった。

2014-04-19 11:59:58
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

9)このため会見最後に朝日記者は「先ほどから目的がはっきりしないとか、政策的目的がないという疑念があるのが印象。隠すつもりないというのなら、途中段階の資料を洗いざらい公開してほしい。第三者から見て評価できない」と要望。支援チームの戸高秀史参事官は「出すことで混乱招く」と回答。

2014-04-19 12:02:08
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

10)いずれにしろ、支援チームがまだ公表していない情報を持っているのは明らか。だいたい調査から7か月も経って、しかも開示請求や取材を受けたから公表するという順番がおかしい。福島民友の記者は、「この調査結果をいちばん知りたかったのは誰か」とも聞いていた。もちろん、地元の人たちだ。

2014-04-19 12:05:53
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

11)民友記者はこの点について会見で、「言い訳を聞いたが、都路は帰っている。いちばん知りたい人に情報が行かなかった事実は曲げられない」と批判。しかし戸高参事官は、「都路の説明会では空間線量のデータを知らせた」と反論。昨日の会見では、支援チームに反省の色はなかった。

2014-04-19 12:09:05
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

.@study2007 さんの「20140418帰還後の個人被ばく推定-内閣府支援チーム、資料の顛末と内容」をお気に入りにしました。 http://t.co/QzUwEqdp4L

2014-04-19 12:11:25
まとめ 20140418帰還後の個人被ばく推定-内閣府支援チーム、資料の顛末と内容 概要をまとめておきました。 資料については精査が必要だと思いますし、子供用ファントムによる追加実験はやって欲しいところです。 6168 pv 242 6 users 14
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

↓ このまとめを読むと、最終報告書には科学的にも、また政策的にも公表をためらう理由があったことがわかります。しかも内閣府原子力被災者生活支援チーム(≒経産省)は、わざわざ内容を削除して報告書を公表した可能性が高く、今でも被害者に情報提供するつもりはほとんどないように感じます。

2014-04-19 12:14:44
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

前にも書きましたが、原子力被災者生活支援チームは内閣府に属していますが、現在の人員のほとんどは経産省との併任者です。2012年に同チームがチェルノブイリ原発事故の調査をした際は、原子力安全・保安院(エネ庁)が出張費を決済していました。この関係は今でも変わりません。

2014-04-19 12:17:07
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

承前)支援チームは震災後の発足時は、モニタリング担当が文科省から、避難指示区域の設定など政策面を経産省からきた官僚が担当していました。この状態は2012年夏まで続いた後、規制庁が発足してモニタリングを所管したのと同時期に文科省の人が抜けて、ほぼ経産省になりました。

2014-04-19 12:19:44