渡邊芳之先生ynabe39の「ある能力を持っていることで食っていけるのは他の大多数の人がその能力を持っていない「おかげ」だというのはシンプルな事実。」
千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
「目的や結果より手続きや手段のほうが大切になる」というのはある種の疎外なんだけど芸事でも趣味でも長くやってるとそうなることが多い。科学もそれなりに長くやってるということだろう。
2014-04-30 06:37:06能力がない人が能力のある人にお金を払って使うわけだから,能力のない人のほうが雇用主で能力のある人が被雇用者である。そういう意味では能力のない人のほうが「上の立場」。
2014-04-30 07:37:38だったら能力のある人はお客様である能力のない人に感謝と尊敬の念を持ってしかるべきだし,世の中のかなり多くの「お仕事」ではそのようになっている。
2014-04-30 07:39:04なかには自分を食わせてくれるお客さんをバカにして食っていける仕事もあって,たとえば学問,たとえば語学であるが,こういったものは「能力のない人」が劣等感を持ってくれないと商売にならないようになっている。
2014-04-30 07:41:49@ynabe39 おはようございます。 面白い話ですね。 優位性といいますかね。 自分のことと照らして考えてしまいますが、ある能力は誰かからあるいはどこかから受け取ったものでしょうから 返す方向に使うのが必然だろうと想います。シンプルに。 まさにおかげさまですね。
2014-04-30 07:44:48@ynabe39 赤ちゃんのころはウンコをしただけで誉めてもらえたのに、大人になると誉めてもらえないので、自分で価値を完結させる必要に迫られています。立派なのがでるとひとに見せて誉めてもらいたくなりますが、たぶん誉めてはもらえないので我慢しています。
2014-04-30 07:52:22@ynabe39 職場の偉い人が「(業務とは本当は関係ない)僕の講演会の資料パワポで作って〜。急ぐねん」とお菓子を持ってきました。断るわけにもいかないという点では私は結局弱い立場ですが、お菓子に私の優位性が象徴されているとも考えられるわけですね…。
2014-04-30 07:52:23「手段の目的化」を純化したものが「科学の精神」であるという主張と考えればいいのだろうか。なくはないと思う。手段の目的化というのは近代の精神そのものだし。
2014-04-30 07:53:17「科学とは目的や結果よりも手続きなんだ」というのは事実としてまったくそのとおりだしそれでいいと思うんだけど,それを「だから正しいんだ」的にいわれるとやはり「そうなった歴史は見ないとねえ」と言いたくなるのが文系。
2014-04-30 08:01:35いま「科学」と呼ばれているような営みが最初から「結果より手続き」だったわけではなくて,それは19世紀に科学が制度化されて「特権的な天才の営み」から「学校で訓練されれば基本的に誰でもできる民主的なもの」に変化するとともにそうなったのだと思う。
2014-04-30 08:10:26手段の目的化と民主主義もそういう意味では関係の深いものだ。「誰でも平等に参加できる」ようにするにはある程度手段を目的化する必要がある。
2014-04-30 08:12:46@ynabe39 それで食っている訳ではありませんが、弾き語りが少々できて唄うときの声がでかいため、職場の余興でたまに披露するとインパクトあるようで、通常業務における低成果をフォローできているのを実感しております。みんな弾き語りとかできなくてありがとう、って思います。。
2014-04-30 08:13:49