電書「黄金町クロニクル」の感想まとめ

「おしゃれな港町」として人気が高い横浜。観光地として知られる桜木町から15分程度歩いた場所が「初黄日ノ出町」地区(黄金町と日ノ出町)である。 京急線の高架下、黄金町駅から日ノ出町駅に至る500mほどの一帯は暗黒街として知る人ぞ知る場所だった。ここで2005年に一斉取り締まりが行われるまで、60年以上にわたって大規模な売春行為が行われていた。また終戦から昭和30年代後半に至るまで、麻薬街としても有名だった。 いくつかの映画や小説の舞台として取り上げられてはいるものの、決して知名度が高いとは言えなかった黄金町界隈。 続きを読む
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2014.05.27
[note]に試し読みページを作りました
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異人娼館の怪異|檀原照和|note
https://note.mu/yanvalou/n/n83213adba0a9

老人たちの社交場はストリップ小屋|檀原照和|note
https://note.mu/yanvalou/n/ndf18b0dcffb3

NPO法人HON.jp(旧:日本独立作家同盟) @aia_jp

檀原照和さんの新作ノンフィクション「異人娼館の怪異」とインタビューが「月刊群雛 (GunSu) 2014年05月号」に掲載! #群雛 :日本独立作家同盟 http://t.co/dkVAOlPPhl @aia_jpさんから

2014-04-25 11:28:11
橋本浩 @hiroshi_hsmt

これから読む。→ 檀原照和さんの新作ノンフィクション「異人娼館の怪異」とインタビューが「月刊群雛 (GunSu) 2014年05月号」に掲載! #群雛 :日本独立作家同盟 http://t.co/yurraFgkHk

2014-04-30 01:48:04
橋本浩 @hiroshi_hsmt

僕は平成17年夏まで伊勢佐木町で暮らしていたから、嘗て黄金町にあったチョンの間解体の様子をリアルタイムで観ていた。警官が24時間黄金町の入り口に立っていて、ひとつの歴史が終わっていくのだなと思っていたものだ。でも当時は興味がなくて檀原さんの著作に触れたのも横浜を離れてからである。

2014-04-30 01:53:55
橋本浩 @hiroshi_hsmt

拙稿『伊勢佐木町ブルース』執筆にあたっては、檀原照和さんの著書「消えた横浜娼婦たち」と映画「ヨコハマメリー」からおおいにインスピレーションを得た。この二つがなければ、僕は伊勢佐木町を振り返って小説を書くことはなかったかもしれない。

2014-04-30 01:57:17
橋本浩 @hiroshi_hsmt

【書評】異人娼館の怪異/檀原照和 - 亜猟社 http://t.co/4K0KPRlHO0 #群雛 @yanvalou @aia_jp

2014-04-30 06:19:00
coco @yococohama

『黄金町クロニクル 檀原照和 (著)』STROLL 2|http://t.co/GtgNqF7HNu

2014-05-06 00:07:33
sttts @s_tomokazu

「黄金町クロニクル」読了。こんなに一気に読めるとは思っても見なかった。Amazonにもレビュー書きました。興味のある方はぜひ。

2014-05-06 06:48:18
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]本でも触れられているけど、あの町の建築物がどうしても残念なのは「なぜか中途半端に新しいこと」なんだと思う。有名な遊郭街はどこも歴史があって、同時の色街の建築様式を色濃く残してあったりするんだけど、黄金町だけは妙に新しい。

2014-05-06 07:06:21
猫綱 @nekotuna

“黄金町クロニクル 檀原照和 (著): STROLL 2” http://t.co/YSZzoKEXnC

2014-05-06 07:06:28
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]特に大岡川に面する方は「バイバイ作戦」以後のものだろうから、その辺のプレハブ住宅を小さくしたようなもので、建築的な価値がほぼないんだよね。じゃああれが50年後には重要な価値を持つかっていうとそうも思えないし(少なくとも今の僕には)

2014-05-06 07:07:50
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]僕は建築側の人間なので、ここでは建築のことのみを書くけれど、どんなボロい建築にも記憶装置としての役割があって、本来建築っていうのは内部のコンテンツと一体となったコンテナとして生み出されるものだけれど、段々とそのコンテンツとコンテナの関係性が薄れてきたと思う。

2014-05-06 07:09:58
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]そして時間が経って、コンテンツと関係のなくなった建築を愛でる文化は確実にあって、例えばそれは「廃墟」であったり「遊郭建築」だったりする訳。廃墟なんかは典型的なそれで、工場のような何か用途(コンテンツ)と一緒に生み出されていながら、ついにはそこから自由になる。

2014-05-06 07:12:35
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]自由になった建築、時間に耐えたからこそ美しい建築の姿を廃墟からは見て取れる。遊郭建築なんかは少し違って、そこでの情念を感じ取れたりするんじゃないかな。建築を通して当時のことを思い、空想する。だから建築は記憶装置だって思うんだけど。

2014-05-06 07:14:41
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]でも、黄金町の建築は、用途からは自由になったけど、それはどっちかと言うと強制退去的なところがあって、何か自由な感じがしない。未だ不在の主を待っているかのような印象すらある。そして同時に、その主は来ず、仮に来たとしても建築自身がその時間を耐えられそうにない不幸。

2014-05-06 07:16:52
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]今の「アートの町」という方向転換。それ自体は結構どこにでもあって、正直「またアートか」的な印象もあるのだけれど、始まっているのだからせっかくなら頑張って成功させてほしい。直島を中心とした瀬戸内のようにアートで成功した事例はたくさんあるのだから。

2014-05-06 07:20:03
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]ただ直島と黄金町の一番の違いって、たぶんその場所がもともと持っていた魅力(それは正の魅力・負の魅力、健全・不健全関係なく)を活かす、もしくは顕在化させられるか、っていうことじゃないかな。直島でのそれは自然であって、黄金町では歴史に当たるんじゃないかな。

2014-05-06 07:22:37
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]まあ広島の原爆ドームや、ホロコーストを展示したいくつかの博物館のように、戦争という負の歴史だからこそ他者化できて、売春・ドラッグのように他者化しづらいものは堂々と歴史を語りにくいのかもしれないけど、それって記録しておけば後年では他者化される気がする。

2014-05-06 07:26:40
sttts @s_tomokazu

[黄金町クロニクル]だからこの本では活字として記録し、僕らのようなクラスタは建築として保存・活用できることを考える。そして評価は後年に委ねる。これの繰り返ししかないような気もしてきた。

2014-05-06 07:28:31
1496326 @Guro326

http://t.co/ngKRLybJWG: 黄金町クロニクル eBook: 檀原照和: Kindleストア” http://t.co/eh9sl5hsJo #横浜

2014-05-06 08:21:14
猫綱 @nekotuna

檀原照和さんの『黄金町クロニクル』を読み終えた。今起こっていることに何かを言えるほど、自分は情報も知見もない。この先もただ見つめていくだけだ。 http://t.co/7eXW7hFFMi

2014-05-06 21:45:44
檀原照和【新著絶賛取材中】 @yanvalou

黄金町、多分このまま検証されずに住宅地になっていくんでしょうね @nekotuna 檀原照和さんの『黄金町クロニクル』を読み終えた。今起こっていることに何かを言えるほど、自分は情報も知見もない。この先もただ見つめていくだけだ。 http://t.co/Q17bMlhBzY

2014-05-06 22:37:28
檀原照和【新著絶賛取材中】 @yanvalou

「黄金町クロニクル」、贈呈版ePubをiOS端末で開くと、一部のページや写真が表示できない現象が報告されてます(デスクトップ端末だときちんと表示可能)。 これはアプリ側の問題です。横書きで作ればきちんと表示できるのですが(実験済み)、それはちょっと。 ご面倒をお掛けしております。

2014-05-07 17:35:34
ただの親父の秋元くん @oyaji1957

@yanvalou  「黄金町クロニクル」読みました。感想は私のブログに書きました。大変興味深く読みました。 http://t.co/7ZSyW0GnvA

2014-05-07 19:54:25
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