『ウェブ記事はタイトルが9割』に対する現役記者の抗い方 #JCEJ

「ウェブ記事はタイトルが9割」という情報環境のなかで、現役記者は何を考えてタイトルをつけ、「そんなんじゃ読まれない」と言われてしまったのか。武井さん(朝日新聞)と苅田さん(Yahoo!ニュース)を中心としたまとめ。 ※ ジャーナリストキャンプ2014高知(http://jcej.info/jc2014)と「【藤代裕之×西田亮介】ジャーナリズムに『釣り』タイトルは必要か?」(http://togetter.com/li/672321)に関連しています。
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まずは、朝日新聞の武井さんの意見。
武井さんは、ジャーナリストキャンプ2014高知(http://jcej.info/jc2014)の参加者です。

リンク twitter.com 武井宏之 (97hiro1024) on Twitter The latest from 武井宏之 (@97hiro1024). 朝日新聞記者・東京本社写真部デスク/関心があること:これからの日本と世界、都市政策・まちづくり、東京・首都圏、グローバル経済、ネット社会など/データジャーナリズムを試行錯誤中(つぶやきは私個人の意見です。リンクやリツイートは賛意とは限りません)
武井宏之 @97hiro1024

GWに高知で取材したことが、ハフポに掲載されました。消滅の危機にある山村を、どうすれば維持できるのか? そんなことを意識しながら書いた記事です。ぜひ読んでください。⇒「消える集落」を救う夢のエネルギー 岐路に立つ「ゆずの村」の決断は? huff.to/1lHVaQP

2014-05-20 14:11:33
武井宏之 @97hiro1024

Web向けに初めて記事を書いてみましたが、ハフィントンポストの使い勝手のいいUIや、ソーシャル活用の工夫を実感します。やはり試してみないとわからないものですね。→「消える集落」を救う夢のエネルギー 岐路に立つ「ゆずの村」の決断は? huff.to/1lHVaQP

2014-05-21 11:53:01
リンク ハフィントンポスト 「消える集落」を救う夢のエネルギー 岐路に立つ「ゆずの村」の決断は? ふるさとの集落が次々と消える――。人口減少と高齢化がいっそう進む日本の山村で、もはや避けられないシナリオだ。歴史と文化が息づく里山をなんとか次の世代につなげられないか? 緑豊かな山々がもたらす「水力」に、地域再生の芽を託す人たちがいた。高知県にある二つの「ゆずの村」を訪ねた。

まとめ人もジャーナリストキャンプ2014高知の参加者です。

工藤郁子 Fumiko Kudo @inflorescencia

遅れていて、すみません! RT @fujisiro: あのチームは連載なので、原稿が揃うのを待っております!RT @akio999: そういえば、#JCEJ ジャーナリストキャンプでまだ記事が1本も出てないチームがあるような。huffingtonpost.jp/news/janarisut…

2014-05-24 23:19:41
工藤郁子 Fumiko Kudo @inflorescencia

自分の記事タイトルを付けた後、水島先生の作品を改めて見る。「トリッキー」で「際どい釣り」は、ウェブという環境で記事を読ませるために、どの程度なら許容されるか:「アンパンマンミュージアム」近くで聞こえた「助けて」という悲鳴【動画あり】 huff.to/1lhnXf4

2014-05-25 01:17:36
リンク ハフィントンポスト 「アンパンマンミュージアム」近くで聞こえた「助けて」という悲鳴【動画あり】 アンパンマンミュージアムの周囲には田んぼなども広がっている。風景を眺めながらさらに車を走らせていく。そこで僕の耳に突然、声が聞こえてきた。子どもの声だ。「助けて!アンマンマン」という悲鳴に似た声。空見だろうか?確かに聞こえた気がする。確か山の方から聞こえてきたような・・・・
工藤郁子 Fumiko Kudo @inflorescencia

「ウェブ記事はタイトルが9割」と藤代先生が強調されていたが、新聞記者の方たちが特に苦戦していたように見受けられる。新聞紙面の見出しとウェブ記事のタイトルは構造からして異なり(新聞は基本的に届くものだがウェブはクリックするもの)、新聞記者は本人があまり見出しをつけないからだろうか

2014-05-25 01:29:50
工藤郁子 Fumiko Kudo @inflorescencia

合宿・ワークショップでもご一緒した武井さんの記事も公開されていた。武井さんもタイトルや小見出しなど、ウェブという環境への対応に苦慮していた様子でした:「消える集落」を救う夢のエネルギー 岐路に立つ「ゆずの村」の決断は? huff.to/1lHVaQP #JCEJ

2014-05-25 01:41:04
工藤郁子 Fumiko Kudo @inflorescencia

ちなみにワークショップってこれです:「問題意識がクリアに伝わる記事を」 ジャーナリストキャンプ後も続く、記事を磨くための試行錯誤 - 日本ジャーナリスト教育センター d.hatena.ne.jp/jcej/20140515/…

2014-05-25 01:42:04
リンク はてなダイアリー 「問題意識がクリアに伝わる記事を」 ジャーナリストキャンプ後も続く、記事を磨くための試行錯誤 - 日本ジャーナリスト教育センター / Japan Center of Education for Journalist 日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)が5月10日に開催した、ジャーナリストキャンプ高知の未公開記事を..
武井宏之 @97hiro1024

@inflorescencia 「苦慮」しましたねえ。昨春まで、デジタル編集部でデスクをしていたんだけど、全く学習していませんでしたね。やれやれ。でも、記事自体は読む価値があると思っています。この際、タイトルには目をつぶっていただき、一人でも多くの方に読んでほしいです。#JCEJ

2014-05-25 02:18:35
工藤郁子 Fumiko Kudo @inflorescencia

@97hiro1024 新聞社とハフィントンポストでは、同じデジタルコンテンツでも違っていますから「苦慮」されたのではと推察します。そして内容が素晴らしくても「ウェブ記事はタイトルが9割」と言われるとおり、クリックされなければ始まらないですよね。でもタイトル付けるの難しくて…!

2014-05-25 02:28:17

次は、Yahoo!ニュースの苅田さんの意見。苅田さんも、同じくジャーナリストキャンプ2014高知の参加者です。

リンク twitter.com Nobuhiro Karita (lovebeer_55) on Twitter The latest from Nobuhiro Karita (@lovebeer_55). Yahoo!ニュース編集毎日新聞社。ツイートは会社の見解ではなく個人の見解です。
Nobuhiro Karita @lovebeer_55

①何だろうと思われるタイトルをつけても、必ずしもクリックされるわけじゃないのが難しいところかなと。水島さんのタイトルは思い切ったタイトルでもクリックされる範囲に収める点で、さじ加減が計算されているなと感じます。@inflorescencia @97hiro1024 #JCEJ

2014-05-25 10:21:11
Nobuhiro Karita @lovebeer_55

②タイトルに主題を書かないデメリットは、そのテーマに関心のある人に直接響かないことか。1本目なら環境保護、2本目なら弁護士に関心のある人に響かない。逆に1本目はアンパンマンでクリックした人には落差がありそうです。@inflorescencia @97hiro1024 #JCEJ

2014-05-25 10:23:01
Nobuhiro Karita @lovebeer_55

③2本目では、主題がわからないタイトルでも、面白そうな人物についての記事だと伝えることには成功している。いずれもコアな層向けの専門記事ではないから、主題を削ってもクリックしてもらうことを優先する、ということか。@inflorescencia @97hiro1024 #JCEJ

2014-05-25 10:24:03
Nobuhiro Karita @lovebeer_55

④「弁護士に興味のある人」よりも「面白そうな人物の記事を読みたい人」のほうが広い。読み手の数を考えても、この場合は弁護士に興味のある人に絞ってタイトルをつけたら失敗かもですね。主題を意識しすぎてやりがちな気が… @inflorescencia @97hiro1024 #JCEJ

2014-05-25 10:33:04
Nobuhiro Karita @lovebeer_55

⑤自分の記事ならやはり子育てに関心のある人に確実に届けたかったです。保育や子育てという言葉を削って広い範囲を意識したらどうなったか。水島さんが各タイトルをつける際にどんなことを考えたか聞いてみたいですね。(了)@inflorescencia @97hiro1024 #JCEJ

2014-05-25 10:34:55
リンク ハフィントンポスト 「自治体消滅」時代が来る 子育て満足度1%の「元・保育王国」で見えた再生のヒント 少子高齢化と首都圏への人口集中に歯止めがかからない。住居や子育ての環境が悪い首都圏では一般的に出生率が低いとされる。人口減は経済成長や社会保障制度の維持に支障をきたすことから、地方の子育て環境の充実は、地域社会の維持に加えて国全体にとっても重要だ。かつて「保育王国」と呼ばれた高知で、子育て世帯に実情を聞いてみた。「女性の活躍」時代を先取りするかのように働く女性たちの存在、そして待機児童数には表れない地方ならではの課題が見えてきた。
Nobuhiro Karita @lovebeer_55

改めてツイート。水島さん1本目。#JCEJ 「アンパンマンミュージアム」近くで聞こえた「助けて」という悲鳴【動画あり】bit.ly/1vYU7Ty

2014-05-25 11:25:24