【就活】エントリーシート書き方講座

江下先生(@massa27)によるエントリーシートの書き方について、一連のツイートをまとめてみました。 自己分析、企業研究についてもふれられております。
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ESHITA Masayuki @massa27

あわてて就活、ゆっくり後悔。就活業者丸儲け、というわけだよ。焦るな学生、まだ力を蓄える時期だ。就活情報通になったからといって採用されるわけじゃない。企業がほしいのは「就職してからの人」、「就活までの人」は不要。 http://bit.ly/bx3qnY

2010-11-06 22:12:19
ESHITA Masayuki @massa27

合同説明会で何時間も待ち行列をつくるくらいなら、大学の図書館に行って、日経産業新聞や日経MJを熟読したほうがよほど業界研究に役立つ……ていうか、そういうことやって企業や業界の基礎知識を付けてなければ、企業の人に会ってもロクな質問もできないだろ?

2010-11-06 22:22:51
ESHITA Masayuki @massa27

ハッキリ言って、なにか質問をできるぐらいの状態になっていなければ、説明会など行くだけ時間の無駄。たとえ質問の時間がなくても、「これは話を直接聞かないとわからない」というぐらいの予備知識があってはじめて、生の情報が効果的になる。

2010-11-06 22:24:37
ESHITA Masayuki @massa27

せっせと説明会に足を運ぶことで、「就活頑張ってやってるぜ」という気分になってしまう。でもそれは本当に気分だけだよ。自分たちの血にも肉にもなってくれない。そのあたりのことは、就活を終えている4年生によーっく聞いてみればいい。

2010-11-06 22:27:01
ESHITA Masayuki @massa27

過去のES添削で気づいたこと。だいたいみんな抽象的すぎる。協調性がある・積極的・社交的・忍耐強い等々のキャッチが並ぶ。わかんねーよ、それじゃあ、会ったことなんだしさー……と思われるだけ。「協調性がある」と書くなら、それを実感させるエピソードを連ねてくれ。三連発ぐらい。

2010-11-09 00:03:48
ESHITA Masayuki @massa27

相手はとにかく自分のことを知らないんだという前提に立て。自分のキャラを象徴するエピソードを自問しろ。かならずなにかある。ドラマのない人生などありえない。忘れているだけだ。ESを書くのって、自問自答ゲームだよ。

2010-11-09 00:05:33
ESHITA Masayuki @massa27

書き連ねるエピソード自体は平凡な経験でも結構。だいたい劇的な経験を普通の人は積んでませんって。誰にでもある平凡なエピソードでも、かならず人となりを伝えてくれるものがある。

2010-11-09 00:07:32
ESHITA Masayuki @massa27

あと、やってみたい仕事で「企画」とか書かないでくれよw 新人に企画職をやらせる会社なんかないって。文系なら、営業、事務、SEの三つのなかから選ぶのが普通ですって。じつは、多くの学生がイメージする「やりたい仕事」のほとんどは、敬遠されがちな「営業」だよ。

2010-11-09 00:09:37
ESHITA Masayuki @massa27

たとえばマーケティングとかやりたい学生多いだろ? 市場の流れを分析して顧客を見つけるって、営業の仕事じゃん。ドブ板営業のイメージに引きずられてはダメだよ。大学教員だって営業の仕事をずいぶんやってる。OCの模擬授業やガイダンス、課外での学生の個別指導など、みんな営業活動です。

2010-11-09 00:12:02
ESHITA Masayuki @massa27

「営業をやりたい」と企業の人に言うと、営業の厳しさをわかっているのかと聞き返される。たしかに営業の仕事はしんどい。多くの人と関わらないといけないから。段取りだってあれこれ考えないといけない。でも、しんどくない仕事なんかないんだよ。人によって向き不向きはあるけどね。

2010-11-09 00:14:29
ESHITA Masayuki @massa27

それを踏まえたうえで、堂々と「営業をやりたい」と主張すればいい。若いうちに営業を経験することで、その業界の仕事の流れをいち早く把握できる。これはキャリア形成の財産になるよ。で、その上で「将来的には商品企画をやりたい/宣伝をやりたい」などと述べればいいんだよ。

2010-11-09 00:16:37
ESHITA Masayuki @massa27

もちろん、どんな営業をやるか/やりたいかは具体的に書く必要がある。そのために業界研究や企業研究をやるわけじゃん。どういう客がいて、どういう商品があって、どういう強みがあって、どういうプランがあるのか。それを具体的にイメージできるまで調べる。わからなければ説明会で質問する。

2010-11-09 00:18:27
ESHITA Masayuki @massa27

「成長したい」というのもやめたほうがいい。一般職や事務系総合職ならいいんだけど(真面目でコツコツやる人材がほしいから)、営業とかならダメ。「社会貢献に寄与したい」もダメ。企業は売上を伸ばし利益をあげてなんぼだろ? それに貢献するんだというスタンスをハッキリさせなきゃね。

2010-11-09 00:21:52
ESHITA Masayuki @massa27

結局、成長したいのなら留学すれば、社会貢献をしたいのならボランティアをやれよ、と突っ込まれるわけだよ。考えるべきことは、相手の企業活動に自分がどれだけ寄与できるのか、寄与したいのか。どういう寄与ができるのかを考えるのも、企業研究・業界研究の大きな課題です。

2010-11-09 00:23:59
ESHITA Masayuki @massa27

自己分析をやっている人、その切り口を教えるから、それに沿って自分が強いと思うところ、弱いと思うところを考えてみるといい。

2010-11-09 00:36:45
ESHITA Masayuki @massa27

仕事をするうえでの基礎力は、対人能力、対自己能力、対課題能力の三つに分けられる。そして対人能力はさらに、親和力(気配り上手とか人脈上手など)・協働力(自分の役割の理解力、人の相談に乗って励ます力など)・統率力(リーダーシップや説得力)で構成される。

2010-11-09 00:39:14
ESHITA Masayuki @massa27

次に対自己能力、これも三つある。感情制御力(ストレス耐性、感情の起伏が少ないなど)、自信創出力(楽観的だとか前向きであるなど)、そして行動持続力(主体性がある、粘り強いとか)が該当する。みんなどれかにヒットしているでしょ?

2010-11-09 00:41:43
ESHITA Masayuki @massa27

そして最後は対課題能力で、これも三つから構成。課題発見力(情報収集上手、原因追求にこだわるとか)、計画立案力(目標を設定できるとか、解決までのシナリオを描ける、リスク分析ができるなど)、実践力(行動力だけでなく、軌道修正できる柔軟さがある、結果を受けとめて反省できるなど)など。

2010-11-09 00:44:06
ESHITA Masayuki @massa27

以上に示した3×3の力に対し、自分はどれに強みがあるのかを考え、続いてそれを裏付けるエピソードを描いてごらん。自己分析などあっというまに終わるぜ

2010-11-09 00:44:56
Takayuki Matsui @moomin44111

@massa27 それらの構成にベストな組み合わせはないですよね。どの能力を持っていてもベター止まり。だからこそチームが必要であるはず。「早く行きたいなら1人で、遠くに行きたいならみんなで行け」とはまさにその事。

2010-11-09 00:48:34
ESHITA Masayuki @massa27

@mumin44111 そういうこと。万能のスーパーマンなどほとんどいない。だかーム自分いう献ができるのかを考え企業側は、自分の能力に自覚的な人材をほしがる。もちろん弱みを放置していいわけではないが、人は強みを活かすことで伸びるものだものな。

2010-11-09 00:53:33
ESHITA Masayuki @massa27

業界研究をするときは、「へぇー、おもしろそう」と感じる自分の感性にしたがってみてください。間違って人気業種だからとか、っている有名企業ある業界だから、なんて色気を出さないこと。おもしろそうだ、ぜひ関わってみたいという気持ちに委ねること。

2010-11-09 00:49:09
ESHITA Masayuki @massa27

世の中、本当に栄枯盛衰だよ。オレが学生時代、山一証券が消滅するとか、長銀が破綻するとか、日本の半導体生産がボロボロになるなんて、誰一人として想像すらできなかった。逆に、三菱重工とかIHIなどは重厚長大の時代遅れ企業として見向きもされなかった。それが今はどうだ?

2010-11-09 00:50:56
ESHITA Masayuki @massa27

てか、楽しいと思えないと、継続的に頑張ることは困難だと思うんだがな。わしは基本、ラテン気質が好きなので、苦痛なことはやりたくないのだよ。

2010-11-09 00:59:57
ESHITA Masayuki @massa27

さきほどと少々矛盾することを一つ書きます。自分の長所・短所をうまく発見できない人も多いと思うんだけど、長所と短所はかならず裏表の関係にあります。すべては状況次第。短所を裏返せば長所に、長所を裏返せば短所になる。なので、まずは長所短所のどちらでもいいから列記してみん。

2010-11-09 01:08:24