【ラブライブ！２期】９話感想まとめ。―not ENDLESS PARADE
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momorin_cloverZ
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momorin
@momorin_cloverZ
それでは第９話の感想をまとめていきたいと思います！ スノハレが描かれた集大成であることは誰の目にも明らかで、何かを語ろうとするのは無粋だとも思いますが、自分は今回は敢えて少しだけメタな視点に立って、感じたことをまとめてみたいと思います！よろしくお願い致します！#lovelive
2014-06-07 19:01:26
momorin
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前回８話は、スノハレを導くまでのプロセスが繊細に、あらゆる文脈を束ねる物語として描かれました。対して第９話は、８話とはまた異なる、実にこの作品らしい、大胆でダイナミックな物語としてスノハレが描き出されたと感じました。#lovelive pic.twitter.com/D1tEyXJq5P
2014-06-07 19:11:55
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2月8日の朝と重なる雪景色
momorin
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前回のラブライブ！はなく、開始数秒で飛び込んでくる雪景色に、きっと多くの人が瞬時に思い出したのではないでしょうか。2014年2月8日、4thライブのあの日の朝。雪穂と同様に「うわぁー！真っ白！」と驚いた朝の光景です。#lovelive pic.twitter.com/q0pCVFI82a
2014-06-07 19:23:54
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第９話の冒頭数秒で当たり前の事実に気付かされます。空から降ってくる雪は、やがて積もるわけです。雪というモチーフがスノハレを導き、やがて雪かきが必要なほどに降り積もれば、4thライブの記憶が呼び起こされていきました。#lovelive pic.twitter.com/eW8TE1hc9H
2014-06-07 19:33:20
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2月8日の朝、降り積もる雪を見て、誰もがスノハレを想った。もちろん第９話の描写と4thライブとの事実関係は分かりません。しかし、降り積もる雪の描写は、あの日を反転するように4thライブの記憶に結びつき、「雪」というモチーフの物語性を一層強めたことは事実でしょう。#lovelive
2014-06-07 19:38:11 【【【補足】】】
このあと、感想をツイートしている最中に放送された「のぞえりRadio Garden」にて、第９話のシナリオが4thライブ以前に完成していた、という事実が明らかになりました。まさに「神様の悪戯」としか思えない運命的な物語性の一致に関しては、このまとめでも後に触れます。
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穂乃果はあの失敗を繰り返さないように、しっかり休んでいました。鼻をすする様子に１期１１話の姿が重なりますが、今回は大丈夫。あのときオーバーヒートを起こしてしまった穂乃果を冷却するかのように、今は寒さが沁みる冬です。#lovelive pic.twitter.com/jJQaE2RNhk
2014-06-07 19:43:08
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雪が降る空を見上げ「神様の悪戯かな…」とつぶやく穂乃果。今日最終予選で披露するのは雪の曲。まさに絶好のスノハレ日和です。4thライブでも誰もが思ったであろう最高の演出は、あの日と同様に、思わぬ形で牙をむいていきます。#lovelive pic.twitter.com/vfWMcZAxrs
2014-06-07 19:47:05
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２人の妹の対照的な感受―雪穂／亜里沙
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冒頭で印象的だったのが、２人の姉を応援する２人の妹の姿。それぞれの妹は、姉の“らしさ”を感受していました。雪穂は姉の“しっかりしてなさ”を感受し、二度寝を察します。家の外から２階の窓に向かって応援の声を掛けます。#lovelive pic.twitter.com/nTpQOZrcu3
2014-06-07 19:56:47
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雪穂は姉の目の前で声を掛けることは少ないと思います。２期１話でも３話でも、正面で向き合ってではなく、少し離れたところから応援する。姉の“しっかりしてなさ”の裏の強さを知り、信じて背中をバシっと叩いて送り出すようです。#lovelive pic.twitter.com/DygJJ2KEPY
2014-06-07 20:05:15
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雪穂とは対照的に、姉を感受するもうひとりの妹、亜里沙。彼女は、姉の一見強そうな“しっかりさ”の裏にある弱さを感受して「緊張してる？」と声を掛けます。バレエのコンクールのときの姉の表情を知っているからこその言葉です。#lovelive pic.twitter.com/377L09zcjU
2014-06-07 20:09:04
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亜里沙は姉の極めて近くに寄り添い、正面から向き合って声を掛けます。離れたところから声を掛ける雪穂の方法論とは対照的だと思います。それは性格の問題以上に、姉の本当の弱さを感受している妹だからこその関係性かもしれません。#lovelive pic.twitter.com/M2jEO06GXw
2014-06-07 20:14:32
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“しっかりさ”の裏の弱さを感受する亜里沙は、姉の手を握り、目の前で「大丈夫、みんなお姉ちゃんの味方だよ！」と声を掛けます。背中を叩いて送り出すのではなく、姉の怯える心を受け止めて抱きしめる。２人の妹の対照的な姿です。#lovelive pic.twitter.com/823ltzeeuc
2014-06-07 20:16:57
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絵里を迎えにきた希が「もしかして…緊張してる？」と、亜里沙と同様に絵里を感受します。前回８話で描かれたように、互いの胸の内を交わし合えるこの２人の関係性。すぐに心情を察し合うことができました。絵里は、もう大丈夫です。#lovelive pic.twitter.com/HYmsdSibBC
2014-06-07 20:28:11
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１年生の絆―接触、近接性、友達の３人
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真姫宅の前。「寒いにゃあー！」と叫ぶ凛ですが、意外にもこの第９話で抵抗感を持って「寒い」と口にするμ’sメンバーは、穂乃果と凛だけです。身体性に特化した直感的な性格として描かれるほのりん姉妹らしさの一片を感じます。#lovelive pic.twitter.com/bClXqG0kJt
2014-06-07 20:34:09
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９人の絡み合う連帯を描いてきた２期ですが、９話の前半では学年ごとの絆が改めて描かれます。１年生の関係性は、接触というモチーフに見られる、近接性の高い友達らしい距離感。背中を押すシーンにもよく象徴されていると思います。#lovelive pic.twitter.com/MoMe195YqO
2014-06-07 20:43:42
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真姫が差し出すのは、お母さんがみんなのために作ったカツサンド。１期最終回のライブにも姿を見せ、ことりママと意味深な対面を果たしていましたが、μ’sを応援してくれている彼女が今後物語に登場することはあるのでしょうか。#lovelive pic.twitter.com/Nu5pgFdTDI
2014-06-07 20:49:18
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それでも残るセンター・にこへの憧憬―「分身」を鎮魂する
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にこ宅。家庭的アイドルらしいエプロン姿で本物のにっこにこにー！を披露し、妹たちの賞賛と声援を受けてご満悦のにこですが、後ろのポスターは２期４話のときのまま残っています。にこの家の中は、スーパーアイドルの頃のままです。#lovelive pic.twitter.com/fEfrzQH36x
2014-06-07 20:53:34
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こころは「お姉さまがいてのμ’s」と語り、ここあは「お姉ちゃんがセンターなんでしょ？」と問いかけます。μ’sと一緒になったことは分かっていても、妹たちは、にこがセンターであることを今も信じ、望み続けているわけです。#lovelive pic.twitter.com/HuUtUnYzVD
2014-06-07 20:55:45
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虎太郎が作ったμ’s雪だるまも、にこがセンター。２期４話、妹たちとは、スーパーアイドル・にこを信じるにこ自身の想いの「分身」であると捉えました。センターへの憧れは、消えない想いとして残っているのではないでしょうか。#lovelive pic.twitter.com/6IgaLMkyo5
2014-06-07 21:01:23
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