物事を説明するときは、歴史的説明をするのがよい
「物事を説明するときは、(1)原理的説明、(2)教育的説明、(3)歴史的説明の三つの面があり、どれが優れてるわけでもないが、重要なのは、(3)の歴史的説明。書き手は対象がこの世界に現れた過程を理解するといい。(1)原理的な説明はいかにも正しいように見えるが、説明には向かない。」
私もそう思います。高校数学が理解しづらいのは、「なぜ」その概念が必要となったのか?」 がわからないので、「いつ・どこで(どんな状況で)」「どのように」その概念を使うのか、がわからないからだと思います。
「確かにそう決めたならそうなるだろうけど、それがどうしたの?」という話で。
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finalvent
@finalvent
説明文の書き方というのは、慣れた人には教えるのは比較的容易いんだけど、現実では意外と難しい。理由は、書く人が知識をもって指示的に書けば済むように見えるけど、実際は、対象の文脈に置かれた読者がどのように指示を意識するか、そのコアの直感を了解させないとロボットのプログラムになる。
2014-06-07 11:18:00
finalvent
@finalvent
説明文を書くときは、なぜその説明が読者に必要となるのか、実は、その読者と書き手の関係における書き手の責務意識が重要になる。でも、説明文の書き手はしばしば、書く技術論でそこを逃げてしまう。
2014-06-07 11:22:35
finalvent
@finalvent
「説明文の書き方」みたいにをいくら学んでも、それを読んだ読者のリアクションの現場を知らないと、実際にはあまり意味ない。
2014-06-07 11:24:02
finalvent
@finalvent
物事を説明するときは、(1)原理的説明、(2)教育的説明、(3)歴史的説明の三つの面があり、どれが優れてるわけでもないが、重要なのは、(3)の歴史的説明。書き手は対象がこの世界に現れた過程を理解するといい。(1)原理的な説明はいかにも正しいように見えるが、説明には向かない。
2014-06-07 11:27:24
finalvent
@finalvent
なぜ変数を使うのか? というのは、自明すぎる人には説明できないし、そこに潜む問題も理解できない。ちなみに、初等数学におけるxとかは、既知値として等式を成立させるためにある。代入とかできない。
2014-06-07 11:32:51