ポケットモンスターspecialの脚本家が1話ずつ回想する企画まとめ 2巻・赤緑青編(ブルー登場)
第15話 VS カメール。 ブルーを15話から出すことは少し前から決めていた。シオン編で「小五」にグリーンが登場し、「小四」「小五」「小六」3誌すべてで「主人公・ライバル」という要素をおさえることができたので…その後すぐに。というシリーズ構成だったように思う。
2010-11-08 22:51:10担当氏や真斗先生には「峰不二子こども版」みたいな新キャラで、と説明した。キャラクターのバックボーンなどをあれこれ考え、とにかく書き出して動かすのが楽しみだった。「小学四年生」 97年度 8月号
2010-11-08 23:00:21昨日のツイートにちょっこり補足。 VSカメールの掲載号。初出は「小四」97年度 8月号でしたが、のった雑誌をすべて書くと「小四」8月号、「小五」9月号、「小六」9月号です。
2010-11-09 22:37:43「1巻を出しましょう」、「てんコミスペシャルで出しましょう」「お尻にSPECIALとつけて改題しましょう」という話になったのが、5月半ばあたり。その段階で1巻発売は8月と決まったが…
2010-11-09 22:43:40同時に、8月頭売り9月号で、小五と小六に64ページの別冊付録をつける。ということも決まっていた。他の漫画や企画は入らず、この漫画だけで64ページ、…という別冊です
2010-11-09 22:49:53別冊ふろくの中身を全部ポケSPで埋めるには少なくとも4話は、いる。五年・六年の読者に読ますのだから、彼らが読んでいない四年の分を再録して読ませるのかと思っていた。ところが…
2010-11-09 22:53:58「それだと、同じ月に出る単行本1巻の足をひっぱることになる(別冊で1巻収録の話の多くを読んでしまうと、コミックス買わなくていいんじゃね?となってしまう)」と担当が言い、別冊付録とコミックス1巻は「内容のかぶりなしでね!!!」という地獄のオーダーが言い渡された…!
2010-11-09 22:59:06そんなわけで9月号別冊付録に載せる4つの話という想定で VS カメール、VS ケンタロス、VS ルージュラ、VS ブーバーという4本のシナリオを一気書きした。で、別冊がつかない四年にはそのうちのブルー登場編となる3本を、8月号、9月号、10月号にわけ1本ずつ載せていったというわけ
2010-11-09 23:04:22まあ、もし当時の別冊とか、まだとってあるという奇特な人がいたらツイートと見比べて あ~そういうことか~…とか、感じてください。
2010-11-09 23:07:20予定を聞いた時には「そんなことできる~?」と思ったが、当時の担当の神技的・進行管理と仕事の仕切りにより、スマートに毎月の原稿も1巻の入稿も別冊の入稿もなされていきましたww
2010-11-09 23:17:12こういうところで編集者の能力やセンスが出る。商業的にも完全に正しいし、僕らふたりへのケアも完璧だった。分量的にはきつかったが一気書きした3誌の内容を重複させるというマジックにより、そのあとはまとまった夏休みがとれたりもしたのです。
2010-11-09 23:26:20第16話 VS ケンタロス ブルー登場編の2本目。ブルーの性格とか戦闘法など、うまく出たように思い気にいっている。あとカツラの話の構想などもすでにたっていたので 、小さなシーンだが、含めてもらった。中隊長のケンも初登場…かな?
2010-11-09 23:36:49ハチミツっていっちゃってるwずっとあれはどうなんだろと心配もあったけど、後年ゲーム本編に「あまいミツ」なるものが登場したりビークインの図鑑文にもミツという言葉が含まれたりして、幾分ほっとした RT @kapi1205 @k_hidenori_ 懐かしいですo(^-^)oハチミツw
2010-11-10 00:00:15昨日ながなが書いたとおり第16話~第18話の3本~ブルー登場編は「小四」「小五」「小六」3学年全部に掲載した。一気書きは大変だったが、その分良いこともあり…。それはブルーのキャラ説明をすべての学年に見せれたということだ
2010-11-11 00:11:37