架空の対話

0
seki_yo @seki_yo

架空の 対話 ぼく「街を 走ってる 右翼の 街宣車、あれ どう 思う」 右翼の ひと「にがにがしいね、金を 渡して 若い 連中を 集めてるだけだ」 ぼく「天皇主義者は 一人一党だからな」 右「 ... 」

2014-06-18 20:12:41
seki_yo @seki_yo

右「天皇を どう 見てる」 ぼく「ドアの 前で いつまでも 開けてくれるのを 待つ 少年が 思い浮かぶ」 ぼく「家庭教師として 招かれた 英国人女性の 記述だけどね」 ぼく「彼女は その時 思ったそうだよ、この子は まちがった 育て方を されてるって」

2014-06-18 20:15:59
seki_yo @seki_yo

右「いまの 天皇は しかし、いや その前に 昭和天皇について 聞こうか」 ぼく「ボルサリーノかな」 右「それだけかい」 ぼく「彼が 死んだとき、天皇制って つくづく 残酷だと 思った」

2014-06-18 20:19:10
seki_yo @seki_yo

ぼく「国家によって まるで なぶりもののごとき 扱いを 受けたよね、連日の 下血報道を 覚えてるだろ」 右「 ... 」

2014-06-18 20:20:59
seki_yo @seki_yo

ぼく「ぼくの 母は 子供のとき、御真影の 写真を 見て『お父さんは 天皇陛下の 次に 賢いひと、お母さんは 皇后さまの 次に 美しいひと』って 思ったそうだ」 ぼく「その母も 敗戦後 どうして 退位されないのか 不思議に 感じたけどね」

2014-06-18 20:26:02
seki_yo @seki_yo

右「父の 死を 天皇は どう 考えたんだろうか」 ぼく「エセ学者 坂本太郎の 指図のもと、儀式と 称して 昭和天皇の 遺骸と 同衾 (どうきん) させられたんだ、彼は このことを けっして 忘れないと 思うよ」

2014-06-18 20:29:08
seki_yo @seki_yo

右「天皇は 象徴に ふさわしい、リベラルな 考えの もちぬしだとは 思わないか」 ぼく「彼は 今でも ドアの 前で 開けてくれるのを 待っていた 少年のままだよ」

2014-06-18 20:46:40
seki_yo @seki_yo

右「仲むつまじい 夫婦じゃないか」 ぼく「美智子さん、何度も 大阪の 実家に 逃げ帰ってるんだよ」 右「知らなかった ... 」 ぼく「皇太后も だいぶ前に 亡くなったしね」

2014-06-18 20:49:12
seki_yo @seki_yo

右「では 聞くけど、天皇を 支えてる ものは 何だと 思う」 ぼく「常備軍だよ、ゴーレムのように 泥の 足を もった」 ぼく「しかし 帝国軍隊の からくりを 語るのは、きっと ぼくじゃない、役不足だしね」

2014-06-18 20:53:43
seki_yo @seki_yo

井上一夫「軍隊と下士官」(1972年) d.hatena.ne.jp/sekiyo/2014061… (はてなに 投稿するのは 久しぶり ... )

2014-06-19 15:08:21