2014年6月20日、旧警戒区域で飼われてきた白班牛1頭が東京に連れ出された件をめぐって

希望の牧場の牛は2013年10月10日に農研機構 動物衛生研究所と畜産草地研究所による血液検査を受けた結果、重度の銅欠乏症であることが判明しています。 検査結果を紹介したブログ記事(2013年11月21日付) http://blog.goo.ne.jp/kibouno-bokujyou/e/c855df4a2a2e30f0f9681b86005f1c1 この記事に1ページずつリンクされた検査結果報告書 http://web.archive.org/web/20131213062509/http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/blog/files/001.pdf 続きを読む
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まとめ 斑点牛福島から東京へ。。「だったら、鼻血どころじゃない、この斑点牛をちゃんと調査してデータを公表して見せろ」希望の牧.. RT @craft_box渡部真 吉沢さんが、牛を連れ出すことを決めたのは、「美味しんぼ」騒動の後だ。福島の人間が風評被害と批判するのは理解できるが、政府や自民党の政治家まで「美味しんぼ」を批判するのを見てて、腹が立ったと憤る。「だったら、鼻血どろろじゃない、この斑点牛をちゃんと調査してデータを公表して見せろ」 45688 pv 778 3 users 267

牛を旧警戒区域外に連れ出した農家の要求はこういうことだったそうですが…

山本宗補 @asama888

二人の農水大臣への要望書3要点。1:旧警戒区域内に生き残った牛の殺処分の中止。2: 汚染牧草を被ばく牛の餌として早急に認めること ※搬送費など一切の費用は農水省が負担すること。3:白斑症状の原因の徹底究明(被ばくの影響可能性を排除せず、染色体や遺伝子への影響調査を含める)。

2014-06-20 16:55:47

旧警戒区域外への家畜の移動は継続飼養の条件に反することになります↓

原田 英男 @hideoharada

【新たな避難指示区域設定後の家畜の取扱いについてのQ&A】農水省HP→maff.go.jp/j/chikusan/sin… 「継続飼養の条件について」はQ17〜。(ア)当該家畜を20km圏外に移動させない、(略)(キ)飼料の暫定許容値以下の清浄な飼料を与える等

2014-06-20 22:59:28
端野洋子_単行本発売中 @hnyk0720

(注目度低下と近隣農家との連携減少、資金目減りと維持管理の限界でここらで花火打ち上げて終わろう的な算段でしょうか。仲間内にしか通じない「正義」を最優先する方針を採った時点で袋小路ルートだったんだと思います。)

2014-06-20 16:47:20
端野洋子_単行本発売中 @hnyk0720

(大型動物を管理していこうという話で行政や地元との連携が無くてやっていける訳ないです。)

2014-06-20 16:49:32

希望の牧場のブログ記事から第1回の牛の検査結果を探し当てて読んでみました

nao @parasite2006

希望の牧場の牛は2013年10月10日に農研機構 唐物衛生研究所と畜産草地研究所による血液検査を受けた結果、重度の銅欠乏症であることが判明しています。約1カ月後に結果が届いた時のブログ記事bit.ly/TgrOkj には全6ページの報告書がページ単位でリンク

2014-06-21 15:58:18

引用したブログ記事は現在こちらの移転先で読むことができます。
http://blog.goo.ne.jp/kibouno-bokujyou/e/c855df4a2a2e30f0f9681b86005f1c1f

nao @parasite2006

白班のある牛5頭とない牛5頭を検査。血液検査だけでなく、毛の真菌検査も行われています(1ページ目)。牛では血液中の銅濃度が50 μg/dL以下を銅欠乏症と診断しますが、白班のある牛(5頭平均10 μg/dL)もない牛(5頭平均11 μg/dL)も重度の銅欠乏症と判明(2ページ目)

2014-06-21 16:05:29
nao @parasite2006

検査の結果、検査した10頭全頭について1)皮膚病変を起こす程度の有意な病原菌なし、2)血液検査では銅の欠乏以外は正常範囲、3)外部寄生虫(ダニ)や外傷、臨床的な真菌症は認められない。この結果をもとに1)餌に希釈した硫酸銅水溶液を散布、2)血中銅濃度の定期測定の対策が決まりました

2014-06-21 16:27:12

(↑牛の白班を引き起こす感染症としては、真菌の感染症である皮膚糸状菌症のほかに寄生虫の沖縄糸状虫(Stephanofilaria okinawaensis)の寄生による「鼻鏡白斑症」があります。http://bit.ly/1qsBPqx この寄生虫感染症は本来沖縄や奄美大島など南西諸島に多かったものの、駆虫薬(=イベルメクチン。ヒト用医薬品としても腸管糞線虫症、および疥癬=かいせんの治療用として承認されています)の普及によりあまり見られなくなっているとのことです。第1回検査の報告書4ページ目http://web.archive.org/web/20141013122050/http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/blog/files/004.pdf には、希望の牧場の牛たちのうち「痩せている牛や子牛には、駆虫対策としてイベルメクチン投与を行っている。」とあります)

nao @parasite2006

2014年1月9日に農水省チームによる牛の再検査が行われることになりましたがbit.ly/1lURj1d (このブログ記事のコメントで「草だけでは栄養が不十分で配合飼料が必要」という指摘あり)検査当日の様子も、検査の結果も以後のブログ記事には全く出てきません

2014-06-21 16:41:05

引用したブログ記事は現在こちらの移転先で読めます。
http://blog.goo.ne.jp/kibouno-bokujyou/e/024d7f9b7a6ec2729de39d8a96c3ddba

(↑日本の牧草で欠乏しやすい微量金属元素はコバルト、銅、セレン、亜鉛。逆にモリブデンは過剰摂取による中毒が発生しやすく、中毒発生限界量は10 ppm/飼料乾物kgだそうです)

まとめ主のツイートをご覧になった@KGN_works さんのツイート

KGN @KGN_works

件のブログでは「経済価値のない被ばく牛に、人間でさえあまり気にすることのない微量元素を与えることの意味を問う」とありますが、何点か間違いがありますね。 1.人間では微量元素の欠乏に 大いに 気を使います。 2.経済的価値が無いから病気にしていいと思うなら、飼うな。 (続く

2014-06-22 05:33:28

これは2013年11月21日付けの希望の牧場のブログ記事の冒頭にある以下のような追記部分のことです。
「微量元素各種なかでも銅含有率の高い混合飼料を購入
これを一頭10g/1日を一ヶ月投与し続けた後に
血中銅濃度の再検査を行う。

費用は、予定3ヶ月で約30万円 経済価値のない被ばく牛に、人間でさえあまり気にすることのない微量元素を与えることの意味を問う そもそもここの牧場にも銅は含まれているはず、、 根本原因は何か、それが大事だ。」

KGN @KGN_works

続き) 3.そもそもその牛、本当に経済的価値は無いのか? 肉にして計測してみないと断言できないぞ 似非酪農家、偽善者と罵られてもこれじゃ文句言えないレベルです。

2014-06-22 05:36:42

(↑今は肉にしなくても肉の放射性セシウム濃度を推定できる牛用のホールボディカウンターを福島県の農業総合センター(郡山市)その他が開発し、本宮市の家畜市場で運用中です。魚拓http://bit.ly/1qsB2pz では画像がつぶれていますが、実際には牛の左右にバックグラウンド放射線を遮蔽するためのカーテンが設置され、牛の後ろに立つ検査員が牛の後ろ足の付け根に測定器を当てています。こういうのをもう1台、コンテナ付きのトラックの荷台にでも設置した移動検査カーを作れば、旧警戒区域の牛たちの巡回検査ができるでしょう)

KGN @KGN_works

配合飼料やってなかった時点で、異常が出てもそれ既知の問題(微量元素欠乏症)が現れただけ、ってことですよ。

2014-06-22 05:38:28
KGN @KGN_works

健康なヒトは銅欠乏症をあまり気にしなくてよいとされますが、これあくまでも色々なものを食べる事が出来る立場の人の話。 摂取量が絶対的に不足してしまえば、補充せざるを得ません。

2014-06-22 05:43:50
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