CGアニメ監督・峯沢琢也氏のデジタル化でタイムシートを使わないアニメ制作は今後増えるかも

CGアニメ『はっぴ~カッピ』の監督・絵コンテ、CGアニメ『ペンギンの問題』助監督・絵コンテ、『ドキドキプリキュアEDパート』ディレクター、『プリキュアオールスターズnewstage2EDパート』ディレクターなどをされているCGアニメ監督・峯沢琢也さんがデジタル化によってタイムシートのないアニメ制作が増える可能性を示唆したつぶやきをまとめさせていただきました。
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ミネタク(アカウント移行中) @minetaku_old18_

https://t.co/7psMjl4NFJ にアカウントを移行しました。 なぜかアカウントの調子が悪いので…新規に取りました。 いずれ近い内にこのアカウントは消去します…。

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ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

アニメーションにおけるシートって素晴らしくシステム的に完成簡潔なんだけど、今後はシート無しの作品増えるだろうなと思う。 一つは演出的な手間の問題、一つは予算的なフローとしての問題。 現にシート無しで幾つか作品経験したけど、必須ではないと感じた。

2014-06-27 14:12:56
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

デジタルになると垣根がなくなって分業からの回帰がチラホラ出ていて、スケジュールとやり方次第で工程を省けるようになってる気がする。 それが作品にとって良いか悪いかは別。 ただし、ノンリニア編集がノートパソコンで出来るようになった時の構造の変化に似てる気がする。

2014-06-27 14:15:39
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

マシンのスペックが上がってノンリニア機材が安くなる、デジタルになってデータの取り回しがラクになる、編集ソフトも簡単になり出来る事も多くなった。 とすると、編集のハードルは低くなる。

2014-06-27 14:18:05
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

編集は編集で専門なのは変わらないと思うけど、関わり方が違ってくると思う。 シート無しでも編集段階を上手くやればコスト、スケジュールの効率化になると思う。 もちろん、今までの当たり前のフローを変えるリスクも有るけど、まだ、過渡期かも。

2014-06-27 14:21:50
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

今まではタイミングは、シートで指定だったしそれが確実だった。 でも、作り方次第では音声や動画を各作業者が再生しながら その上から映像を重ねて合わせるような作り方も可能な訳で。 これは、デジタル以前では技術的に不可能だったはず。 だた、そうするにはフローは再設計になるけど。

2014-06-27 14:26:20
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

「コンテ?シート?有りませんよ、ヨッコイショ」って、いきなり動画を作り始めた人を見てから価値観が変わった。 得手不得手はあったとしても今まででのワークフローに乗らない作り方もあるんだな、と。

2014-06-27 14:30:39
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

あとは、最近のカットアウトと言うアニメーション方法。 これも、作画と動きと撮影がセットなっていて今までのフローには乗らない。 そもそも、コマドリではないフルCGとかフラッシュとかカットアウトをアニメーションと呼ぶべきか再定義が必要だとは思うけど。

2014-06-27 14:35:00
ミネタク(峯沢琢也)@CG&映像ディレクター @mi_ne_ta_ku

デジタルの撮影から入って既に15年デジタルまみれだけれど(Flashが登場してからも同じ位かな)描きのアニメのワークフローがデジタルに置き換わってもスケジュールがキュっと短くなって撮影処理が広がっても、そんなにフロー自体は変わっていない感じがする。(良し悪しの話ではなく)

2014-06-27 16:01:23