「国民が知らない反日の実態」の中国史部分の誤り

松平俊介（東龍） @matu2syun

「中国史に登場する女性 は、 男を凌ぐほど残虐な暴君タイプ か、 男の都合のままに流されて生きる艶女タイプ しかない。」ファッ？！これ、岡田英弘の中国意外史のネタなんだけど、ダメだこれとなるよなあ。女流詩人が０という記述もすげー香ばしい。謝道ウンと李清照の立場は。

松平俊介（東龍） @matu2syun

曹大家班昭とか、魚玄機・朱淑真・薛濤・杜秋娘・花蕊夫人とか、色々おるよ、中国の女流文学家。日本で無名かというと森鴎外とか駒田信二とかが書いているのでそうでもないんですね。

松平俊介（東龍） @matu2syun

あと、例のサイト「菅原「考」標娘」はねえだろう。孝行の孝だがね、更級日記の筆者は。

松平俊介（東龍） @matu2syun

こういう記述を元に「日本や欧州のように女性の感性を核とする柔構造の文化をついぞ生み出し発展させることが出来ず 、それゆえ 弱者への優しさを欠いた跛行的な文明となってしまった」というヘイトスピーチをされてもなあ…日本も弱者への優しさはこれらが謂うほどねえよ

松平俊介（東龍） @matu2syun

ネット右翼に弱者への優しさがあったとは初耳だ。あれら弱い者いじめしかしてないだろう。しばき隊も似たようなものだがね。それとも、あれらみんな中国人かね。

松平俊介（東龍） @matu2syun

あのねえ、中国中世をよくわからないで中国史を語らないでもらえますかねえ。この人の考え方だと、古代からいきなり宋代に移行する模様。すごい。宮崎市定も川勝義雄も無視かよ。

松平俊介（東龍） @matu2syun

「それは、私の見るところ 「任侠道」 である。 楚漢抗争の物語を読んでも、三国史演義を見ても、あるいは後世の水滸伝の世界を観察しても、そこにあるのは義兄弟の誓い等の「任侠道」すなわち 「ヤクザの精神世界」 である。」はいはい横光横光、それしか読んでないんだね、わかります

松平俊介（東龍） @matu2syun

あのねえ、義兄弟の誓いって日本でも普通にあるし、そもそも武士ヤクザ論って西日本の歴史学者の間ではわりと言われるからね。氏家幹人とかね。日本の武士がすごく倫理観が高いというのは新渡戸稲造のフカシが多分にあるからね

松平俊介（東龍） @matu2syun

多くの日本人が持つ疑問 「中国は何故近代に乗り遅れたのか?」 の 答え が、 I.(女性的感性の欠如)、II.(武士道精神の欠落) にある。いやー違うでしょう。デカすぎて変化に対応できなかったからというのが大きいと思いますよ。おまけに位置が悪かった。

松平俊介（東龍） @matu2syun

中国がアヘン戦争でフルボッコにされているのを見た日本人（高杉晋作とか）が「やべえよ…やべえよ」と思って維新をやらねえとダメだわと思ったのも事実ですからね。徳川斉昭の認識とかあの当時の中国の政治家とあんまり変わんないですよ。「ワシら強ええから、西洋人ボッコボコにしたるわ！」とかよ

松平俊介（東龍） @matu2syun

@django88628676 そうですね、横山光輝の描く中国の人物はほぼメンタルは日本人ですね。まあそこがいいんですけどね

松平俊介（東龍） @matu2syun

「南宋初期の武人"精忠報国"岳飛である。 日本で言えば楠木正成に相当する、彼も宮廷に嵌められて一族全て刑死し」楠木正成も坊門清忠に策を退けられて討ち死にしてますけどね。あと、岳飛の一族で刑死したのは養子だけだぞ。

松平俊介（東龍） @matu2syun

「尚、中華民国・中華人民共和国時代は曹操・司馬仲達が中国人に好まれ国の元首から庶民まで生き方の手本となった。」ファッ？！あ、あのお…曹操の人気って大陸で一部地域を除いてかなり低いですよ…司馬懿は日本のほうが人気あるんじゃないかなあ…

松平俊介（東龍） @matu2syun

「劉備が息子の劉禅（阿斗）が無能ならば孔明が政権を奪っていいと言った遺言など中国的な要素が強く」…家康も同じ遺言をしているんですけどねえ。

松平俊介（東龍） @matu2syun

@sanadamasayuki2 これは諸侯全員の前でいってたはずですよ、徳川実記見てみます

松平俊介（東龍） @matu2syun

「このため三国志などと違い、岳飛の物語が日本ではあまり受け入れられない要因となっている。」…近藤勇は尽忠報国の士を募ってたんですけど

松平俊介（東龍） @matu2syun

「外樣の大名をめし出て。わが命旦夕に逼るといへども。　　將軍かくておはせば天下の事心やす し。されどももし　　將軍の政道その理にかなはず。億兆の民艱困することもあらんには。誰にてもその任にかはらるべし。」（徳川実記付録）

松平俊介（東龍） @matu2syun

訳）「徳川家康が死の床についた時に、外様大名たちを召し出して、『ワシはもうすぐ死ぬが、秀忠がいるので何の心配もない。ただ秀忠がおかしな事をして天下の民が苦しんでいるのなら、誰でも代わっていいのだ』といった。）これは劉備の真似でしょうかねえ。駿河土產、續武家閑談。東遷基業の説の由

松平俊介（東龍） @matu2syun

@sanadamasayuki2 意外とマイナーな話なんですよ。私も徳川実記を読みだしてから知ったようなものでして

松平俊介（東龍） @matu2syun

家康はこの後「天下は一人の天下にあらず。天下の 天下なりと聞けば。たとひ他人天下の政務をとりたりとも。四海安穩にして万民その仁恩を蒙らば。これ元より　　　家康が本意にして。いさゝか憾みおもふ事 なし。」と言って前田利常・伊達政宗・島津家久・細川忠興を呼んで後事を託します

松平俊介（東龍） @matu2syun

@nonomaru116 ええ、なぜかDQN四天王のウチ３人呼ぶんですよww

松平俊介（東龍） @matu2syun

…これで鬼武蔵がいればDQN四天王フルコンプだったのですが、前田利常なんですね、この場合。「この後北國筋に騷亂あらんには（前田）筑前守。西國は（島津）薩摩守。奥方は( 伊達）陸奥守にまかせ給へば。いづれも各國を鎭 撫して。天下の靜謐を心がくべし」というんですね。いいのかそれで

松平俊介（東龍） @matu2syun

「細川越中守忠興も同じ仰を蒙りければ。いづれもみな感泣してまかでぬ。」というんですね。ここまで来るとやばそうな武将ばかり呼んでくぎをさしている感じがしますね