ポポビッチ将軍の言葉①(解釈含む) ・コンテステッドショット(≒邪魔されたショット)はほぼ例外なく20%確率が落ちる ・従ってボールは動かさなければならない ・チーム全体にその認識を持たせることが重要 ・するとドライブ一つとっても自分のためではなく、チームのための動きになる
2014-03-06 07:26:10ポポビッチ将軍の言葉②(解釈含む) ・毎回選手に指示は出せないし、選手がコーチとは別のことに気づくかもしれない ・つまり選手達が自分でプレーを決めなければならない ・なので選手同士がコンスタントに話し合わなければならない ・それができる選手はいちいち指示をされることを望まない
2014-03-06 09:17:51スパーズの「アンセルフィッシュ」はあくまで「グッドショットをグレートショット」にするためのもので、精神面よりもそういうことができる個人とチームの能力を掘り下げるべきだと思う。 expressnews.com/sports/spurs/a…
2014-06-04 22:53:22注:スパーズはレギュラーシーズンでもプレーオフでも、ジャンパーの75%前後が邪魔されない(アンコンテステッド)ジャンパーになっている。
http://hangtime.blogs.nba.com/2014/05/01/credit-grizzlies-for-contesting-thunder/
オフェンスばかりが注目されるスパーズについて、オフェンス、ディフェンスのランキング推移を見てみると、ダンカン・ロビンソン時代から比較して低迷していたディフェンスをここ2年で強化したことがわかる。(赤がオフェンス、青がディフェンス) pic.twitter.com/qRGdWEa1ce
2014-04-23 21:46:49注:オフェンスとディフェンスの順位は、NBA.comより。オフェンスレーティングとディフェンスレーティングを確認。
2010年にサンズに4タテされてオフェンスが恐ろしく変わった(むしろサンズ化した)ように見えたスパーズ。 しかしR.C. ビュフォードは、同様の質問に、さらに前の05年~07年ごろから改革には着手したと話していた。 grantland.com/the-triangle/t…
2014-04-23 21:50:59だとすると、着手が遅かったように見えるディフェンスこそスパーズを理解するポイントなのではないか。 ダンカン、ボウエンのストッパーに頼るやり方では、現行ルールの制約からジリ貧(グラフより)となり、今のスタイルが築かれたように見える。 こう見ると、苦労しているようにしか思えない。
2014-04-23 21:56:41注:スパーズのディフェンスランク推移と最終順位は他所でも見られる。
http://hangtime.blogs.nba.com/2014/06/16/spurs-and-heat-help-prove-that-defense-wins-championships/
スパーズのオフェンスは、①トランジションで点を取ることを常に狙い、②ドリブラーのピック&ロールをメインに③モーションオフェンスも混ぜる。 ③ではドリブラーは②やハンドオフ、ウィングはカットとピンダウン、ビッグマンはポストアップによる得点を常に狙い続ける。 ああ、おそろしい。
2014-04-22 06:58:48スパーズのモーションオフェンスはビッグマン2人とその他3人はいつでもその役割が交換できる。 また基本動作やディナイされたときの対応は定められているものの、プレーの決定権は選手にある。 これはトライアングルオフェンスと似ている!!(こちらは全ポジション交換可能)
2014-04-11 14:20:39@ma_sa_san スパーズのプレイブックの動画探してたら以前こんなの見つけましたyoutu.be/-x4pQPpBd28
2014-04-01 10:45:48スパーズのモーションオフェンスはここの解説が正しい。 spursmotionoffense.blogspot.jp Strong、Weak、LoopやGaggleはポポビッチが使う言葉と同じ。 06年のビデオから11年のプレーを解説する秀逸さchampionshipproductions.com/cgi-bin/champ/…
2014-05-02 18:28:03Strongはボールハンドラーがトレイラーにパスして、ストロングサイドに残るプレー Weakはボールハンドラーがストロングサイドのウィングにパスしてウィークサイドに移動するプレー Loopはトップにカットしたウィングにウィングのいたサイドからパスするプレー(ループに見える)
2014-05-02 18:33:50注:説明が短いので簡単に例を挙げて補足
右か左かに特に意味は無い。
ストロング
始動
・パーカーが右サイドをドリブル
・リバウンドを取ったスプリッターがトレイラーとしてトップまで来る
・パーカーがスプリッターにパス
オプション例
・スプリッターからインサイドのダンカン、または左→中にカットしたレナードにパス
・スプリッターがドリブルしながら近づいてきたパーカーにパス
ウィーク
始動
・パーカーが右サイドをドリブル
・パーカーが右サイドにいたレナードにパス
・その後、パーカーが左サイドに移動
オプション例
・パーカーがそこからパスを受けて、トレイラーのスプリッターとピック&ロール
・レナードがインサイドでポストアップするダンカンにパスを入れて、左コーナーに移動
ループ
始動
・パーカーが右サイドをドリブル
・グリーンが右コーナーからダンカンのスクリーンを使いトップに移動
・パーカーがグリーンにパス
オプション例
・パーカーがそのまま右サイドでボールをもらう
・パーカーがグリーン以外の3人のスクリーンを使いゴール下を通り左サイドまで移動し、グリーンにボールをもらう
Strongはいろいろ探したが、紹介した解説ブログが最も詳しい。 spursmotionoffense.blogspot.jp/2012/04/strong… たとえばスプリッターがボールを持つと、基本的にはカット、ダンカンのダックイン狙い。 それが出来ない場合はレナードがピンダウンで上がる、パーカーにDHOを行う
2014-05-02 18:37:26注:DHOとはドリブル・ハンド・オフの略でスプリッターやダンカンがボールをつきながら、外回りで近づいてきたパーカーやジノビリにボールを渡すプレイ。さらに下のDHOが紹介されている動画ではドリブルピッチとなっている。
ポポビッチがDHOという言葉を多用するのでその言葉を使った。
Weakはピック&ロールが良く見られる。ここがわかりやすい。 sbnation.com/2013/4/19/4240… ウィークサイドに流れたパーカーがそこからスプリッターやダンカンとサイドピックし、そこからカバーが入れば、さらにコーナーのシューターも狙う
2014-05-02 18:40:19Loopはパーカーがコートをぐるっと半周しますでお馴染みのこの動画が詳しい。 sbnation.com/nba/2013/9/25/… 裏の選択肢もあり、最初のプレーでディナイしてきた場合には、そのままウィングがカットまで行う。 パーカーが半周しないオプションもある。
2014-05-02 18:42:32パーカーがぐるっとコートを半周するプレイを「ループ」と呼んでいたが、ループになっているのは、ストロングサイドのウィングがビッグマンの位置するトップにジッパーカットで入る行為のことだった。(プレイ始動の名称) パーカーがそこから半周しなくてもループと呼ぶ。
2014-04-09 08:33:17ポポビッチのビデオを見るとわかるが、各プレーについてボールの受け手がディナイされたときのカットの選択肢が強いので、ディナイし辛い。 またオプションのスリーポイントが06年に比べると多くなっていると想像する(スタッツ上では増えている)
2014-05-02 18:44:35ポポビッチはビデオでとにかく判断して動くことを叫び続けていた。 ディナイされたりスクリーンがうまくいかなければ、他の選手がどんどん動いて次のプレイに移ることを要求していた。 昨日のスプリッターを見ていて、それが叩き込まれている選手はこうなるのか、と思った。 そう思っただけ。
2014-05-02 19:15:53マブスとのシリーズでは2マンが主体になっているものの、合間にこの3つを挟んでくる印象が強い。 以前サンズ戦を確認したところ、こんな感じで、スパーズの攻撃起点は半分以上がピック&ロールなのだ。(1戦しか数えてないけど)twitter.com/ma_sa_san/stat…
2014-05-02 18:48:59スパーズのモーションオフェンスは3種類の始動がある。 1.ストロング 2.ウィーク 3.ループ しかし、今日の試合ではそれぞれハーフコートオフェンスの19%、10%、4%を占める程度で、半数以上がパーカーやミルズのピック&ロール始動。 ここにスパーズを理解するポイントがあるのかも
2014-04-12 15:40:32