λカ娘 #C84 #C85 のmaster_q記事の興醒めな解説

λカ娘 #C84 #C85 のmaster_q記事の興醒めな解説
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なんとなくストーリーの解説をした方がいい気がしているので、書いてみようと思います。 #λカ娘 #Metasepi paraiso-lang.org/ikmsm/books/in…

2014-07-22 17:37:00
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まず #C84 の「めたせぴ☆ふぁうんでーしょん」 から #Metasepi / 簡約!? λカ娘 Go! - 参照透明な海を守る会 paraiso-lang.org/ikmsm/books/c8…

2014-07-22 17:38:14
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#C84 "1.1 はじまり" ぼくは不整合な世界に絶望しています。そこに「めたせぴ」と名乗る娘が突然現われ「予言」をします。このシーンはアシモフのファウンデーションへのオマージュです / amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%8…

2014-07-22 17:41:49
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#C84 めたせぴという娘は真理歴史学によって未来を完全に見通しているのです。しかしぼくのいる集団がその解を得ることができるのか、はたまた単に試行として捨てられる世界に住んでいるのかは、原理的に主人公には知覚できません。つまり運命はめたせぴには知覚できてもぼくには見えないのです

2014-07-22 17:43:40
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#C84 "1.2 レストランにて" ここはぼくの中にある葛藤が会話形式で語られます。誰が「ぼく」で誰が「ぼく」の友達なのかはわかりません。この章では「ぼくら」というぼんやりとした集合が提示されています。この「ぼくら」を単数とするか複数とするかは読者の解釈にゆだねられています

2014-07-22 17:45:21
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#C84 "1.3 砂の中" この章で主人公は夕闇の暗がりにいます。この闇の中でぼくは進む方向を決断します。ぼくはその決断を何も調べないままに決定することを怖がっています。めたせぴは主人公にその決断を未来に捨てる可能性があることを受け入れるのだ、とアドバイスします。

2014-07-22 17:47:21
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#C84 "1.5 冷たい壁" ぼくは意思が伝達できないということに再び絶望します。そこでめたせぴは「途中だったとしても意思と持った死は次の有意義な生をはぐくむのだ」とさとします。ぼくはJへ感謝し、Jと決別します。

2014-07-22 17:49:57
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#C84 "1.7 あこがれ" Jの作った精巧な組み木細工にぼくは感嘆します。Jの才能と意思がなぜ実を結ばなかったのか。再びぼくは絶望します。めたせぴはJの延長線上での開発から独り立ちすることをすすめます。

2014-07-22 17:52:29
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#C84 "1.9 突然の連絡" Jからの連絡にぼくはJとの間が冷えきってはいなかったことに安堵します。ここまででぼくは一時解を得て、さらにJの心を得ることができました。分離した不安定な個は消えさり、正常な個を取り戻します。

2014-07-22 17:56:01
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#C84 "1.10 これからのこと" めたせぴの予言(糸)がぼくにもはっきりと見えるようになります。最終的な解にこの糸がつながっているのかは分かりませんが、とにかくぼくはこの糸をたぐりよせ続けるしかないのです。運命は注入されたのです。

2014-07-22 17:57:55
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#C84 「僕のカノジョはスナッチャー」 を #Metasepi / 簡約!? λカ娘 Rock! - 参照透明な海を守る会 paraiso-lang.org/ikmsm/books/c8…

2014-07-22 17:59:18
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#C85 "2.1 川のほとり" フリクリ Vol.1の冒頭のパクりです。主人公は彼女が異星人であることを正常だと思いこもうとしていいます。一方彼女の中にも葛藤がありそれは「こうしてないと溢れちゃう」という表現に凝縮されています ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95…

2014-07-22 18:02:08
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#C85 "2.2 カノジョのこと" 異星人は地球人を食べるという事実が語られます。主人公は彼女に食べられてしまうかもしれない危険性と一緒に日々をおくっています。

2014-07-22 18:04:00
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#C85 "2.11 プレゼントを作ろう" 主人公ははじめて積極的に彼女にかかわろうとしてプレゼントを完成させました。さめた主人公はその積極的な選択から生まれてはじめて"当たり前じゃない週末"に期待するようになりました。

2014-07-22 18:06:29
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#C85 "2.12 お互いを理解することは小さく傷付け会うこと" 愛情と破壊が表裏一体であることに主人公は気付きます。彼女が自分を破壊したくなる衝動にかられる理由を少し理解したのです。

2014-07-22 18:08:17
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#C85 "2.13 それでも明日はやって来る" 彼女が主人公の一部を食べてしまうことは日常茶飯事のようです。彼女はもちろんそのことを後悔しています。主人公は機嫌をなおすのにかかる時間を短縮できたようです。しかしこの狂った愛は明日どちらかが完全に破壊される可能性を常に含んでいます

2014-07-22 18:10:22