ブラジル日記12 弓場農場編

佐藤純也 @indiana1974

カンポ・グランジに到着。ホドビアリア(長距離バス乗り場)までタクって、そこから先はバス移動。アンドラジーナという街を目指します。約8時間のバス移動。 pic.twitter.com/wsx3pwmyLz

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ところがですよ、クイアバとサンパウロは時差があるのを知らず、降りる時間を1時間間違え一つ先の街アラサトゥーバまで行ってしまった。。戻りのバスもなく仕方なくタクシーで80km走った。260レアル(約12,000円)とられた。はぁ。。 pic.twitter.com/iZzHn2OqOX

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疲労困憊で辿り着いた僕を迎えてくれたのは暖かいうどんとユバの人達。うどん！激ウマ。神代さんの導きでユバまで来たものの、何の下調べもしてなかったため全く状況飲み込めず。。日本人が拓いた農場なのは知ってるけど何でこんなに旅行者が多いのー？ pic.twitter.com/np60Vjlq5B

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ユバのみなさんにフィギュアのお土産を渡した後は神代さんの話で大盛り上がり。目的の一つが果たせて良かったです。けれど明日から俺どうなるの？流れが全くわからない。。働かないと食えないとは聞いたけど何すんの？ゆっくり絵日記描きたいんだけど。 pic.twitter.com/pTFBCgtXMa

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しばらくいろいろな人達と話をしてわかって来たこと。①弓場農場には弓場さんが30人位いる。②大正の終わりに4家族位が兵庫からやって来てこの農場を拓いた。③主な作物はオクラや果物。④敷地面積は約60ha。⑤今は農場の人が60人+旅行者が20人。最大時で300人位が農業に従事していた。

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⑥6:00から朝ごはん。⑤7:00〜11:00は農作業。⑥11:00に昼飯。⑦12:30〜16:00は午後の作業。⑦6:15から夕ごはん。ん？これは全く絵日記とかが描ける感じではない。サッカー部の合宿とかの感じ。農作業はやったことがないけれどやるしかない感じですね、これは。。。

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虫捕りとか絵日記したかった。。どこで時間を作るか。。。

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さぁユバ一日目！朝御飯は卵ごはん。ブラジルでは生卵が食べれるとこはほぼないので貴重な貴重な生卵!!!!ウマイです。朝日を浴びながらトラクターに揺られ(何やるか全くわからないので超不安)オクラ畑に到着。午前中はオクラを摘むみたいです。 pic.twitter.com/oJuxo3eG4U

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摘み方を教えてもらって収穫開始。20人位が畑に散らばり育ったオクラは全て摘み取りました。虫食いや固くてスジばるオクラは豚の餌に、形が綺麗でないものはレストランに回されます。新鮮なオクラは粘りが強くて物凄く美味しいです。ネバッネバ！！ pic.twitter.com/WZeU37Y2Bq

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収穫後はそのまま作業場にオクラごと移動しすぐにパッキング開始。200gと300gのオクラパックを作って行きます。どんどんパック詰めするぜ！農家の人はすごいなぁ。しばらく作業したらこれでやっとお昼ごはんの時間なのです。 pic.twitter.com/K1FVXFq18S

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食堂。食事はご飯や豆と好きなおかずを選んで食べるスタイル。ふりかけや肉味噌、卵、漬物。置いてあるフルーツは食べ放題。野菜や果物はほぼ自家製なので当然美味い！大家族感半端ない。最大300人分作ってたので厨房も広いのです。楽しくなってきた pic.twitter.com/AIUSImu7un

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農場内の建物はユバの人達が苦労しながら建て増していったのだと思われます。素朴でかわいい建物ばかり。深さ80mの井戸があり、飲み水や風呂水はそこから供給されてます。井戸が枯れてきているので、そろそろ新しい井戸を掘りたいと言っていました。 pic.twitter.com/imxIlsvtjR

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1枚目の素敵な建物はユバの記念館。ユバの歴史の全てが収められています。2枚目は僕が泊まっている図書館。※通常旅行者は農業部の棟で寝泊りするのですが現在は満員のため図書館になったようです。そして図書館に迷い込んできた綺麗な色の鳥！ pic.twitter.com/D6ftHgV1O3

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農場の中はワクワクする場所だらけ。ここは台所の隣の部屋。大きな鍋がたくさんあって4つも竈がありました。ユバでは石鹸を手作りしていてその原料は豚の油。豚の石鹸を温めて溶かすと洗濯用の洗剤に。豚油は脂身をくつくつ火にかけ作るのだそうです。 pic.twitter.com/QLGBg3ooC6

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出来上がった洗剤を持って洗濯室へ。洗濯室も何人も一緒に洗濯するので広いのね。2枚目が洗濯機。3枚目がゆすぐ水槽。4枚目真ん中の銀色いやつが脱水機。ガタがきてるので13秒以上回しちゃ駄目だと言われた。ショートしてしまうから。 pic.twitter.com/qnbtXlDb0J

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午後の作業は小豆の脱穀。刈り取ってしばらく乾燥させた小豆をどんどん脱穀機に入れていきます。白い帽子を被っているのが頭領のツネさん。お酒が大好きな素敵な方です。初日の晩からお世話になりっぱなしです。 pic.twitter.com/KuINgTg74f

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シートに残った小豆もちゃんと集めてより分けます。草きれが混ざった小豆はザルで振るうと軽い草が飛んでいき重い小豆だけが下に落ちるのです。なるほどー。小豆は餡にしたり善哉にしたりするんだって。僕も小豆振りをやりました。 pic.twitter.com/c1WvylZKKR

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脱穀した小豆を広場まで持ち帰り天日干ししながら草を飛ばします。さっきツネさんが振り分けした小豆はタネにする分なんだって。こっちの方が色が濃くてよく出来てる。ここまでの作業で一旦午後の作業は終了。中休みに入ります。 pic.twitter.com/zWvtbPo7Bz

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中休みなので食堂の周りを探検してたら珈琲のいい香りが。ちょうど豆を煎り終えたとこでした。珈琲飲みたい！というわけで珈琲を探しに行くと、このポットに常に珈琲が入っているとのことでした。右の二つは甘いやつ。左のポットはブラックです。 pic.twitter.com/mqSprYUH7e

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男は力仕事と農作業。女は料理や掃除洗濯、袋詰め作業。といった具合に完全分業されているようです。台所ではご飯の準備中でした。この前死んだ農耕牛をもらったので捌いたところなんだと言っていました。見たかったー。日本祭の準備も進んでいました。 pic.twitter.com/C6EOKs1LH9

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ジッコさんにいろいろ教えてもらいながら布団を干したり洗濯物を干したりしていたらあっという間に中休みは終了。中休み後はみんなで赤唐辛子のパック詰め。かじってみたらものすごく辛くて参った。。17時前くらいに完全終了。いやー。疲れたー。 pic.twitter.com/4b1W15djNI

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晩飯前に寸暇を惜しんで農場探検。広大な敷地内に池が三つあるのを見つけた。ただ水の流れているところは見つけられず、蝶の気配も感じられなかった。ブラジルが冬だからだろうか、虫があまりいない。途中で鮮やかな色のカワセミみたいな鳥を見つけた。 pic.twitter.com/JHKx53HRKu

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夕食後は野菜や果物の積み込みです。ルートに沿ってロスなく配れるように(取り出しやすいように)逆算して奥から商品を詰め込んでいきます。明日が出荷日みたい。しかし農家の人たちのお仕事本当にすごい。きめ細かい。 pic.twitter.com/utFcg20wvM

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夜の時間それぞれ。髪を切ってもらうヒョウさん。仕込み中のお母さん。川魚を釣って刺身で食べる子供たち。美味かった。ナメロウとあら汁も出てきた。あら汁は人参と大根を入れるともっと美味くなるよと教えたら、野菜が勿体無いからと叱られた。 pic.twitter.com/peUDYkKg4U

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さすがに南十字星はすぐわかるようになりました。そして南十字星の隣にはハエ座があるのです。その下にはカメレオン座。さらに下にはトビウオ座が。南の空はわけわからなくて面白い。南の三角座くらいは覚えて帰ろうと誓うユバの夜。おやすみなさい。 pic.twitter.com/n6fGfh22Iv

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