バーチャロンコラボ直前妄想まとめ
- yonokiticw
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絶対令の行使に端を発する一連の大事件は多大な混乱と今まで隠蔽されていた膨大な情報、技術の流出をもたらす事となった。事態の沈静化と共に情報の解析、技術の応用も盛んに行われ始めている。 その中には我々アークスが有する物とは全く異なった技術体系に基づく物も存在する。
2014-07-29 22:41:15それは失われた古代の遺産なのか、或いは未知の知的生命体によるものなのか調査が進めばいずれ解る日が来るのだろう。そんな技術の一つに、エネルギーの結晶化とでも言うべきものが存在した。
2014-07-29 22:42:17しかしこの未知の技術はフォトンに依らずエネルギーの結晶化を可能とするものであり 尚且造られた結晶に特定の指向性をもった情報、或いは一種の精神波を付随することでエネルギーを指向性にあった構造物へと変化させる事も可能とする素晴らしい技術であることが解明されていった。
2014-07-29 22:43:48実用化に際して数多くの難題が待ち受けていた。 致命的だったのは結晶化に必要な触媒となる物質がアークスの調査星系で採取不可能である事。 類似する既存の物質ではエネルギーの結晶化現象は想定の数百分の一にも満たなかった。
2014-07-29 22:44:35だが、既存の技術と組み合わせる事でエネルギーの結晶化の効率は従来の3倍超を可能とし それはダーカーの侵食が激しく支援兵装の安定した転送に必要となるエネルギーの正結晶化を 従来の3倍以上の効率で発生させる事を可能としたのである。
2014-07-29 22:45:21結晶の構造物への変化は更に困難な問題であった。 幸いな事に構造物への変化に関するプログラムは断片的ではあるが存在した。 しかしそのプログラムを使い安定した構造物の形成を促し維持するためのハードに関する情報は殆ど残されていなかった。
2014-07-29 22:46:29我々はハードの開発を諦めフォトン技術による再現を試みた。 残されたプログラムをベースに結晶の構造物への変化を安定して行うため ハードの代わりに繊細なフォトンの供給が可能であるアークスそのものを核とし技術の応用を試みた。
2014-07-29 22:47:26本来必須であるはずのハードをアークスとフォトンで代用するためプログラムに規定されていた人型機動兵器とでも言うべき構造物への変化は不可能であったがアークスの戦闘服程度の構造物は安定して維持することに成功したのである。
2014-07-29 22:48:10この新たな戦闘服は従来の物と比べ強度や出力の面では大差がないもののダーカーの侵食著しい空間においてアークスへの精神や肉体への負荷を軽減する効果が確認されている。
2014-07-29 22:49:06これはこの技術に依って構成された兵器や構造物が未知の異空間での行動を前提としているのではないかとも 考えられているが、現在解明された情報だけでは推論の域を出ない。
2014-07-29 22:49:32我々はこの技術を産みだした人達への敬意の証として運用プログラムを遺されたプログラムの「新型」として表記する事とした。 「M.S.B.S.Ver.ARKS」と。
2014-07-29 22:50:15