ほんやく文法(或いはマンゴーとかの考察)
ネットミームの広告活用
ニンジャスレイヤー、「ニンジャ」っていうフックも「サイバーパンク」っていうフックもそこまで広くないと思うんですよ。それでも流行ったってのは、「アイエエエエ!」の力なのかもなぁ、などと。
2014-04-17 19:38:52ネットミームとして拡散することの広告効果、と云いますか。情報の拡散が高速になれば、多くの人に届く……正確には、多くの人を「通過」する。そのうち元ネタを気にする人は僅かな割合でも、塵も積もれば山となる。
2014-04-17 19:41:22だから、これは逆に、一握りのヘッズ層を生み出すためには、その何倍もの「アイエエエ!」層が必要ということでもある訳です。つまり、ヘッズというのはネット畑から生えてきたマンゴーのような物ということだ。土壌無くして、マンゴーは実らない。
2014-04-17 19:47:27翻訳チームがニュービーを大切に大切に、と言ってるのは、コミュニティの雰囲気を悪くしない以上に、そういう土壌を痛める事をしてはならん、という意図もあのではないかと。
2014-04-17 19:49:05ただ、コミュニティというかヘッズという集合が一度形成され、ある程度の規模になってしまえば、あとは自力で膨張を続けます。ヘッズのピラミッドは勝手に巨大化を続ける訳です。ニンジャスレイヤーの層を見ていて面白いのは、この膨張にある程度の周期が見られることですかね。
2014-04-17 19:54:23昨日も言ったけどニンジャスレイヤーはある意味ネットミームを商売に繋げる事に成功しちゃったんで、これこそ真にインターネットを活用したマーケティングとも言える。
2014-04-18 18:04:07補足。「通過」による広告効果?
最近、「ニンジャスレイヤー?コミカライズなら読んだよ!!」という人が増えている(検証中)のも、「アイエエエ!!」によってすでにニンジャスレイヤーに『接触』していた効果なのではないかなぁ、と思う。多くの人の『気になる』カテゴリに居座っていたからというか。 #njslyr
2014-07-30 00:08:47だって書籍版ヘッズは今まで翻訳チームの存在すら知らなかったわけで、ニンジャのムーブメントを維持するにはアニメ化前に一発ガツンとやっておく必要はある。そう考えるとAnime Expoは絶好の舞台なわけで #だからってほんとにやるなよ。
2014-07-04 18:29:00ニンジャスレイヤーがネットスラングを広報手段として活用した、という話は今まで何度かしたけど、本当はこれだけでは完全じゃなく、「集めた読者を選別する」機構と揃って初めて機能するんだよな。前者はある程度ノウハウが溜まれば模倣できるが、こっちは自分の作品に狂信的な自信が無いと難しい。
2014-07-04 18:38:08確かなのは、翻訳チームが今までTwitterやネット空間で実験していたことを、現実世界で、世界中に解き放ちはじめたことだ。
2014-07-04 18:39:55(コンテンツの側が『対象でない』読者を弾いてくれるから)
ほんやく文法(意外と便利なのでこの呼称採用しよう)の利点として、コミュニティの自浄機能と適度な圧力によってヨタモノが生まれ辛くなり、コンテンツの寿命が伸びることが予測される(まだ要検証だけど)
2014-07-04 18:58:57これは、今のコンテンツのビジネスサイクルとは微妙に反りあわないけど、まぁ、そのへんはなんとかなっていくでしょう。細く長くもうける方向というか
2014-07-04 18:59:58「ほんやく文法」の中身(そのうち追記するかも)
ほんやく文法の肝の一つは、「ファンコミュの治安維持自体をコンテンツ化する」ことなのではないかなぁ、と。最初は、ケジメされたり研修施設に送られたりする担当者。やがてボブとエルフのせんしや、ザザ、ドリンクウォーターおじいさん、マディソンおばあちゃん、海の男などが……
2014-07-04 20:33:36そしてある意味、予感は現実になった
ニンジャスレイヤー、コワすぎ、シンフォギア、実在性あたりの共通点って、意図するしてないに関わらず「(少なくとも初期段階では)コンテンツ側がファンをふるいにかけている」という点だと思うのよな。前にもこの辺、考察したけど。そうやってある意味寄りすぐったファン集団が形成されてる。
2015-08-08 14:11:02