これが藤本吉利さんの大太鼓

kuuさんの素敵なつぶやきをまとめました
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kuu @kuu_sora_ame

鼓童さん公式の各プレイヤー紹介にフォトギャラリーが出来てました。個人的に超・リスペクトしてるベテラン大太鼓打ち・藤本吉利さんのページも。 kodo.or.jp/blog/photos_yo… 「鬼剣舞」の扮装がまた胸を打つのです。 

2014-08-13 00:45:23
kuu @kuu_sora_ame

幾つか前にツイートした、鼓童の藤本さんの写真。「響鬼」組の皆さんが参考にとご覧になった公演で、冒頭の鬼剣舞を披露された方ですが、藤本さんの大太鼓も凄まじい。(あの時の大太鼓は誰だったかしら。)いや、鼓童の「大太鼓」自体、1人で20分以上打ち続ける凄まじい演目なのだけれど、→

2014-08-13 02:16:17
kuu @kuu_sora_ame

→下帯1枚の逃げも隠れもしない姿で巨大な太鼓を打ち続ける背中は、次第に盛上がる筋肉や増えて行くのだろう乳酸や噴出す汗などで、それが過酷な仕業であることを目にも焼き付けるのだけれど、同時にそこから発せられた音は空間揺るがし、観客の身体の中まで振動させ、心に刺さり浄化させる→

2014-08-13 02:22:31
kuu @kuu_sora_ame

→弾む息を共有する想いで、こちらも無心に拍手を送るような空間、けれど演奏はそこで終わりではなくて。演目直後、太鼓の櫓(やぐら)から「ひらり」と飛び降り床に置かれた宮太鼓に飛びつくと、そのまま長座の姿勢で太鼓を打ち始め、と切れ目なく演奏が続くのだ。→

2014-08-13 02:26:00
kuu @kuu_sora_ame

その演奏は文字通り命を削るよう。感激と恐怖のギリギリのところで、観ているこちらは息を呑み、その演奏に身を委ねるのだけれど、次第に心の底から歓喜が湧き上るような、その超絶の向こうに生命の輝きを視るような、くらりとした体験を何度もさせて頂いた。→

2014-08-13 02:31:31
kuu @kuu_sora_ame

→思えばそれは、ある種の残酷なのかも知れない。「鎧武」の中で(舞台俳優でもある)メタルさんに振り分けられた台詞に「プロの世界のエンターテイメントは残酷」と言うのがある。その後の台詞はもっと生々しい表現を使っているのだけれど、その『ぎりぎり』を見守り共有する面がエンタメにはある→

2014-08-13 02:37:21
kuu @kuu_sora_ame

→もちろん、そこはプロとして「制御」を保ちつつ「楽しむ・楽しめる」ものに作って行くのだろうけれど、観客として、その『ぎりぎり』に付き合い、ある意味でそれを『楽しんでいる』ことにも目を向けていたいと思う。だからこそ、その『ぎりぎり』を、覚悟して『楽しく』受け止める所存。→

2014-08-13 02:42:20
kuu @kuu_sora_ame

→ところで藤本さん、普段は柔らかな感じでニコニコしておられるし、小編成公演など近くで拝見するとオープンマインドな方なのも知れて。過酷なのだろう演奏中も、同時に無心に楽しんでいる感じがあって。見えないところで厳しくてもしんどくても、笑顔でいられるのってカッコイイなと思う人の1人。→

2014-08-13 02:55:41
kuu @kuu_sora_ame

→既に還暦を幾つか過ぎた方だけれど、そうやってずっと舞台に立ち続けておられる方を知っているから、他の人のこともちゃんと見守って行こうと思ってます。(締めの部分で曖昧表現て^^;)

2014-08-13 02:58:15