WF終了から2週間、仕事もひと段落したので、 展示品であまり出来が良くなかったルカ・コンフリを再作成したいと思います。 ツイートでフィニッシュの過程を説明していきますので、作成の参考にでもしてもらえればと思います。
2014-08-10 09:22:24今回のキットは業者抜きカラーレジンですので、一部の塗装でのある程度再現出来ますが、今回は展示品ですので下処理から全面塗装までの行程になります。 pic.twitter.com/WcCODnJnIC
2014-08-10 11:21:47ガレキは成型上、離型剤(油)が付いているので落とさないといけません。 超音波洗浄機が無ければ、中性洗剤・歯ブラシで洗い落とします。 入れ歯洗浄剤でも落とせます。 pic.twitter.com/CKlneV4yCP
2014-08-10 11:28:40キットには顔パーツ・ジョイントパーツが入っていないため、調達して下さい。ジョイントだとリボルテックのジョイント(単品売り)等も使えます。 pic.twitter.com/TTYSmqs82p
2014-08-10 11:49:37キットは業者抜きで、気泡は少ないと思いますが、あった場合は処理します。ペンなどで印を付けておくとわかりやすいです。 処理にはポリパテや瞬間接着剤・硬化剤が便利です。 pic.twitter.com/1WYlltUqrL
2014-08-10 12:07:09気泡は、表面の穴の内側に大きな空洞になっている場合があるので、先に表面の穴を削り、大きくして空洞全体にパテを塗れるようにします。また、パテを付けたくない場所はマスキングテープで保護します。 pic.twitter.com/JlPEARpugO
2014-08-10 12:24:52パテの硬化後、ナイフやペーパー・スポンジヤスリ等で削り、形を整えます。番手は240〜400位、状況によっては荒い物も使います。 pic.twitter.com/p7Oc0lNg0f
2014-08-10 15:01:38表面処理を行います。この辺りから普通のプラモデルと同じですね。 ナイフ・ペーパーでゲート・パーティングラインを削っていきます。 写真の黒塗りがパーティングラインです。 pic.twitter.com/gIBsRgtsAg
2014-08-10 15:18:25パーティングラインを処理した際、モールド(みぞ)が消えてしまうこともあるので掘り直す必要があります。表面処理には彫刻刀やルーター、ニードル(針)があると便利ですね。 pic.twitter.com/1HgwQMFLD9
2014-08-10 15:54:37各パーツの穴開けを行います。 中心を決めニードルでマークを入れ、小さい口径のドリルから順に使用し穴を大きくしていきます。角度には注意してください。失敗した場合はポリパテで修正します。 pic.twitter.com/OqyNwBmiNb
2014-08-24 10:05:37ジョイントパーツですが軸の口径が、ねんどろのジョイントだと4mm、リボルテックだと3mmなので加工が必要です。4mmプラパイプかプラ棒に3mmの穴を開けて接続し、口径を大きくして使用します。 pic.twitter.com/iCOHt03JJf
2014-08-24 10:12:10仮組を行い、パーツが噛み合うか確認します。表面は綺麗な状態でも塗料の食いつきを良くするため、#600位のスポンジヤスリ等で磨いています。個人的な加減はツヤが消える位です。 pic.twitter.com/KSos5yMyMv
2014-08-24 10:24:47サフ吹きを行います。今回は表面が綺麗なので#1000のサフから吹きます。修正箇所が少かったのでグレー色で下地の色を整える必要がなく、最初からベースホワイト1000を使用しました。 pic.twitter.com/D0o0lHX2iw
2014-08-25 16:25:52塗装ブース等があると便利です。塗装の際は湿度に注意し、湿度50以下の数値が理想です。 また、夏場は、厚吹きができるタイプのサフは乾燥が早いので注意が必要です。塗ってる最中に乾燥します。 pic.twitter.com/TWQuxhdyJ5
2014-08-25 16:36:38塗装を行います!エアブラシ等の使い方は説明すると終わらないので省略します。ホビー誌等を参考にして下さい! 制作で気をつけている事について説明していければと思います。 pic.twitter.com/wcLHx9lxqB
2014-08-29 16:07:09ホコリの除去には歯ブラシなどが便利です。塗膜に着かないように乾燥ブース等あるといいですね。食器乾燥機でも代用可能です。 パーツの接続面は塗料を重ねると、ハマらなくなるのでマスキングします。 pic.twitter.com/EpNZCFZoAK
2014-08-29 16:11:44イラスト同様、基本薄い色から順に重ねていきます。 う、やらかした…orz pic.twitter.com/RnzSoJnZIM
2014-08-29 16:13:31単色の塗装が終了、今回のツヤによる質感表現は全て、最後につや消しで統一しますので、最初に塗る塗料は光沢でも半光沢でも構いません。ちなみに現地点で髪は光沢です。 pic.twitter.com/ccIhgZJ4VS
2014-08-30 18:01:42ねんどろいどを持っている方は確認してみるといいのですが、基本的に髪・肌はつや消し(フラット)で仕上げられています。 衣装等のパーツも多くが、つや消し・半光沢(セミグロス)、たまにビニール等の表現は光沢(グロス)を用いている物もあります。
2014-08-30 18:09:31髪にハイライトのグラデーションをかけます。手持ちのねんどろを見るとわかるように色の薄い部分がありますね。先に塗った塗料をホワイトで薄めたものを使用、ハンドピースを細吹きにします。写真はグラデ前と後のものです。 pic.twitter.com/IqsfnIJusb
2014-08-30 18:20:48マスキングをします。テープをカッター板に貼り、貼る形にカットして使っています。 pic.twitter.com/Zc9n3D47ma
2014-08-31 09:52:31まずテープを貼り、溝を爪楊枝でなぞり、その後カッターで溝に合わせてカットしてます。 力を入れすぎるとパーツにキズ、塗膜が剥げるので力加減が少し難しいかもしれませんね。他にもやり方はあるので参考までに! pic.twitter.com/pDEii3kQuh
2014-08-31 11:56:41貼ったテープの重なっている部分にマスキングゾルを塗り、隙間から塗料が侵入するのを防ぎます。 pic.twitter.com/dkKtjrK5Bw
2014-08-31 11:59:47