物語で重要な主軸の提示とビリーバビリティ

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Tonda @tontontonda

飲み会で語り尽くしたけど、物語を作る時は、読み手に「最終結末」を予測させないと、長いストーリーに付き合って貰えない事。マラソンのゴール地点がわからない状態で、走らせる事は出来ないと思う次第です。嘘でも良いから、後で裏切ってもいいから、ゴールを想像させないと、付き合って貰えません

2014-08-18 00:04:24
Tonda @tontontonda

勝利条件が分からないままにギャンブルにのめり込む人は居ないように、物語を楽しめるかどうかを判断しようとしている読み手に、それを提示しなければ、ハマってくれませんよね

2014-08-18 00:07:47
Tonda @tontontonda

魔王を倒す、ポケモンマスターになる、東大に合格する、そう言った長期的目標、勝利条件を見せつつ、そこに至る紆余曲折でストーリーテリングしてこそだと思います

2014-08-18 00:10:02
Tonda @tontontonda

今どき、推理小説か恋愛小説か日常小説かホラー小説かギャグ小説か、まったく知らずに物語を読み始めることは稀有mなワケでして。なかでも初心者受けの良い「推理小説」は、殺人→犯人究明→真相という流れがわかっているからこそ、受け入れられているんだと思う次第です

2014-08-18 00:29:40
Tonda @tontontonda

つまり何がイイたいかというと、物語の結末を設定してから書き始め、そして結末をしっかり提示すべきだと思うのです。ね?

2014-08-18 00:31:16
Tonda @tontontonda

マッチョ提督で言えば、「この采配で最終的にはハッピーな終わり方をするよね…」ぐらいのふんわりスタートをして、徐々に明らかになった事実から「提督のアレをうまい具合に救ってハッピーエンド?」と目的提示しつつ、そこに至るには…という道程を楽しんで貰えたらと思うのです。

2014-08-18 00:35:59
Tonda @tontontonda

まぁーその道程で天龍が漏らしたり電が漏らしたり不知火が落ち度ったりするだけの日常パートをウッホウッホと描く次第ですがなにか

2014-08-18 00:38:16
Tonda @tontontonda

作品外でこういう事を言い出すとアレだなーとは思いますが(良いが覚めたら恥ずかしくて穴を掘るんですが)まぁなんせコミケ3日めの打ち上げの後ですからね!!!

2014-08-18 00:42:20
Tonda @tontontonda

ドラクエ3とか、FF10は、いいっすねー。ラスボス倒せ!!というのが序盤からあって、その方法や過程が紆余曲折。だから、物語についていける。最終目標がわからないまま、目先のお使い目標だけを与えられると、終わってみても「結局なんだったの?」と思われる主軸になってしまいますし。

2014-08-18 00:49:32
Tonda @tontontonda

復讐者であったガッツ、その目標である超越者を倒せば…?という目標が明確だった初期は、物語を楽しく追いかけてたけど、最近は最終目標がブレてきて、どういう結末を望めばいいのか分からなくなってきてツライ。これが、ゴールの見えないマラソン…

2014-08-18 00:55:49
Tonda @tontontonda

サザエさんとか両さんとかちびまる子ちゃんとか日常系とか、「あぁこの物語は結末が訪れないんだ」と分かってもらっって成立する物語もあるんで、かならずENDがある必要はないと思います。でも、ネバーエンディングストーリーであることは伝えないと。

2014-08-18 01:01:19
Tonda @tontontonda

推理小説はいいすね!「犯人が殺人を犯し」「探偵が推理をかさね」「真実を突き止め解明する」という流れがわかりきっているので、読み手が最終目標を迷わない。これが夏目漱石の「こころ」とかになると、どう終わるのかまったくわからんので、のめり込みにくいのだと思います。

2014-08-18 01:06:21
椎葉 @oxyva

@tontontonda 前提を認めてもらってるからこそ設定が活かせたり、その設定の上でのやりたい放題が許容される部分って大きいですよね。不明瞭だと『こんなのおかしいだろ』って思われて楽しめなくなってしまう事もありそうですし。 興味深いお話でしたので急に割り込みレスすいません。

2014-08-18 01:08:23
Tonda @tontontonda

@oxyva まずは読み進める為の大前提で、「筋を理解できること」が重要だと思います。高尚な作品を思い描くならまぁ勝手にやればいいと思いますが、大勢の読み手に受けたいなら、まずは「理解できる」「想定できる」「そこを裏切る」が必要なのだと思います

2014-08-18 01:10:48
Tonda @tontontonda

メロス氏為政者に特攻!即死刑!でもちょっとまって一回故郷帰る期限までに!期限過ぎたら友人死亡!ガンバル!大変なイベントてんこ盛り!なんとかヤッター間に合った!感動した死刑なしよ(逆転大団円)…わかりやすい…最初から条件提示、紆余曲折、逆転劇…全部入ってますな

2014-08-18 01:14:51
MASATO @masatoff

楽しいお話の中で、特に収穫だと思ったのは「ビリーバビリティー」という言葉。Tondaさんから教えて頂きました。 Tondaさんから教えていただきました(媚びるために二度繰り返した)。

2014-08-18 01:21:27
MASATO @masatoff

簡単に説明するならば「フィクションさの納得できる度」と言えば良いかしら。SFにせよファンタジーにせよ現代劇にせよ「現実では嘘だけど、その世界ではそうなんだろうと納得できる」と、「ビリーバビリティーが高い」言うのだそうです。

2014-08-18 01:25:06
MASATO @masatoff

最近、「あまりにも嘘くさい」とか「アニメにリアルを求めるなよ」などの感想の応酬を観ることがあり、僕の中でモヤモヤしていたのですが、この「ビリーバビリティー」のおかげでそれがスッキリとしました。 つまり、必要なのは「リアリティ」ではなく「ビリーバビリティー」なのです。

2014-08-18 01:28:10
MASATO @masatoff

その世界での法則を説明したうえで、それに則って世界が動いているならば、それは「ビリーバビリティー」が高い。そこに「リアリティ」を持ち込むのは無粋です。逆に、説明されなければ「リアリティ」をもって考察せざるを得ないわけですから「リアリティ」が足りないと評されてもやむ無しと言える。

2014-08-18 01:35:38
MASATO @masatoff

承前あげました、アニメ作品の感想の応酬も、この「ビリーバビリティー」という言葉を使えば、スッキリと論じやすくなるものと思いました。これからは積極的に使っていきたい。 Tondaさん、本当にありがとうございました(媚)

2014-08-18 01:38:59
Tonda @tontontonda

ビリーバビリティの高い設定を考え出したいですよめ

2014-08-18 01:36:20