ねこくん作「キャンディ記念日」

ちまたで話題の3D小説のSSです。
0
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 とりあえず、キャンディ記念日で創作出来たんだけど。見る? あと、くさがみさんごめんなさい。先に謝ります。

2014-08-18 02:14:41
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 という事で、次から二次創作「キャンディ記念日」 始めて行きたいと思います。 私、書くのは苦手です。 意味が分からない部分もあるかと思いますが、ご容赦を。

2014-08-18 02:23:56

以下より、ねこくん作「キャンディ記念日」のはじまりはじまり( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ

ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 これは二次創作です。小説とも実際の人物とも何も関係がありません。 4月8日。 今日は高校の入学式だ。

2014-08-18 02:24:54
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 俺は、机の上にメロン味の飴を置いて座っていた。 まわりの女子達の「一緒のクラスだね!」等という雑談をBGMにしながら、 「うぅ・・・緊張するな~」とも「どんな学校生活を送るんだろうなー」とも考えることもなく。

2014-08-18 02:26:00
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 俺はここの近くに一人で引っ越してきていた。 というのも、自分の故郷には俺の目指した「プログラマー」という夢に進む為の学科を持つ高校がなかった。 そして、俺は「情報学科」を持つここに推薦で入学してきた。

2014-08-18 02:26:58
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 別に一人には十分慣れている。 「今更友人を求めて何になろうか。」と考えていた。 「夢さえ叶えられれば。」 それでいいのだ。

2014-08-18 02:28:10
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 しかし、この「4月8日」という一日は奇妙な出来事から始まった。

2014-08-18 02:28:48
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 普通の「生徒A」として。 いわゆる「アニメで灰色に塗られる学生」として校門をくぐろうとした時の事だ。

2014-08-18 02:29:42
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「・・・・・。」 俺は答えない。 いきなり目の前に少女が立っていた。 制服からして、ここの生徒なんだろう。それは一瞬にして理解していた。

2014-08-18 02:30:07
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 でも、少女は飴をこちらに差し出していた。 「・・・何で?」と俺は率直な疑問を述べる。 「今日は、キャンディ記念日なんだよ!」と少女は言う。

2014-08-18 02:30:29
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 それはない。 のど飴の日は11月15日だ。 少なくとも半年も先の事を「先取り」というのはやりすぎだろう。

2014-08-18 02:30:50
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 しかし、彼女は「今日は、キャンディ記念日だから飴を送りあうべきなんだよ!」という。 改めて校門のあたりを見ると、校門の周りには14、5人くらいの様々な恰好をした男女が少女と同じように飴を配っていた。

2014-08-18 02:31:52
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 赤い服を着た男の人が「・・・どうぞ。」といきなり飴を差し出して女生徒を驚かしたり、 「キャンディ記念日でーす!」とノリノリの人がいたり、 「私たちは彼女に協力をするソルです。今日はキャンディ記念日です。受け取ってください。」 といちいち説明をしてから手渡す人。

2014-08-18 02:32:23
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 と思えば2人組で「キャンディ記念日でーす。ハイどうぞ。」 と男の人が袋を持って、女の人が手渡すという分業を行っていたりしていた。

2014-08-18 02:32:44
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 俺は仕方なくその飴を受け取る。 すると彼女は満足そうに笑みを浮かべて、 手に持っていた季節外れのサンタを思わせる袋から飴を取り出して 俺の後ろからやって来る生徒に同じように飴を手渡す準備をしていた。

2014-08-18 02:33:49
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「あれは何だったのだろうか。」 以前まで始業式に飴を配るなんてイベントがあったとは聞いていない。 ということは「今年から始まったイベントなのだろう。」 そう結論付けていた。

2014-08-18 02:34:48
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 俺は、机の上の飴玉を見た。 緑色したメロン味と書かれた飴だった。 俺はメロン味の飴が苦手だった。 飴は嫌いではない。でもメロン味だけは苦手な部類だった。

2014-08-18 02:35:56
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 「ねえねえねえ、何味の飴をもらった?」 「いちご―!」 「あはは、一緒じゃーん!」 「ソルって人からさっき飴もらったんだけど、ソルって何なんだろうね~?」 「塩?」 「それはソルトじゃん!」 「「あはははは」」 やはり、飴をもらった人物は他にもいるようだ。

2014-08-18 02:36:41
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 飴には手を付けずにそのまま椅子に座っていた。 しばらくすると目の前に少し背の低い女子生徒が現れて「飴食べないの? 普通においしいよ?」と言ってきた。 俺は質問に答える。「俺は食べない。メロン味は嫌いだ。」 「へぇー?」

2014-08-18 02:37:36
ねこくん @kun_inu

#3D小説閑話 そこで少女との会話は終わると思った。 少女は続ける。「じゃあ交換する?」

2014-08-18 02:37:58