鍵盤楽器市場をめぐるヤマハのビジネスモデル

MMRC No.337 鍵盤楽器市場をめぐるヤマハのビジネスモデル http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MMRC337_2011.pdf
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H. TSUJI @galois225

ピアノの寿命は50年以上あり、これを普及させてゆけば、国内市場で行き詰まることは既に60年代にヤマハは予見していた。 それに対して、ヤマハがとった戦略は経営の多角化だった しかし…:「鍵盤楽器市場をめぐるヤマハのビジネスモデル」 merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MM…

2014-08-21 11:37:34
HIRANO Naohiko 平野 直彦 @naohiko7

日本のエレクトーンの歴史の資料と分析。面白い。「MMRC DISCUSSION PAPER SERIES」「鍵盤楽器市場をめぐるヤマハのビジネスモデル」東京大学ものづくり経営研究センター田中智晃 merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MM…

2014-08-20 18:19:20
H. TSUJI @galois225

ヤマハは技術革新で買い替えが期待できるエレクトーンの普及を目指したが、それが、廉価なキーボードや、電子ピアノの出現で行き詰まる様子がよくわかる。 ヤマハがカワイをKという隠語で呼び、家電量販店を(次のアルファベットの)L店と呼んで、カワイに次いで怖い存在としていた。

2014-08-21 11:44:16
H. TSUJI @galois225

ヤマハ音楽教室を武器に音楽教育の普及を図り、特約店による、系列の強さを武器にできた時代は良かったが、経営者が一定の先見性を持っていたにも関わらず、技術革新の速さについてゆけず、後発の電子楽器メーカーに侵食されてゆく様子は、日本企業共通の問題を提起しているように思われる。

2014-08-21 11:49:11
リンク 会社四季報オンライン カンパニー | ヤマハ、音への回帰で復活期す | 会社四季報オンライン ヤマハが、不採算事業の縮小、生産の構造改革にメドをつけ、再成長に向けたM&A攻勢に出ている。多角化によるかつての失敗を教訓に、今度は音楽・音源関連に絞った新分野で勝負をかける。
H. TSUJI @galois225

日本企業の「系列」によるピラミッド型の支配体制の構築は、成長期には、圧倒的な強みを発揮するが、成長が止まると、「系列」の維持に奔走することになってしまい、結局は、それが大きな敗因になってしまうということなのだろう。 とても考えさせれる。

2014-08-21 12:00:14
H. TSUJI @galois225

ヤマハの悪口を書いたようですが、ヤマハは現在でも、世界最高水準の技術を持っていますし、グローバル化にも尽力しています。 しかし、世界最高水準の耐久性、品質を持ったピアノに、10年で陳腐化する自動演奏機能を搭載するといった、ちぐはぐなところもあるようです。

2014-08-21 12:10:58
リンク business.nikkeibp.co.jp 【誤算の研究】ヤマハ:日経ビジネスオンライン 多角化がまだ軌道に乗らないため、楽器需要低迷の影響をもろに受け、業績が急速に悪化。社長が強力なリーダーシップを発揮し、ぬるま湯的な楽器事業の体質から脱皮しない限り、前途は多難だ。