第８回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 議事録

島薗進 @Shimazono

環境省原発事故に伴う住民の健康管理専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD 「津田氏　はい。3県4,365人に1人ですよね。そこは年齢層は全然違うんです」「鈴木委員　オッズ比はむしろ小さくなりますね」

島薗進 @Shimazono

環境省原発事故に伴う住民の健康管理専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD　「津田氏　違いますよ。大きくなりますよ、オッズ比は」「鈴木委員　オッズ比は3県をベースにすると、福島のほうが甲状腺がんはオッズ比は小さくなりますね」

島薗進 @Shimazono

環境省…専門家会議第8回… ow.ly/AzkPD　 「津田氏　いや、福島のほうが高くなるんです」「鈴木委員　いや、私のは小さくなりました」「津田氏　先生、4,365人に1人見つかっているんで、一番高いところは1,633人に1人見つかっているんですよ」

島薗進 @Shimazono

環境省原発…専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD　「津田氏　私が一番強調したかったのは、あまり線量評価にこだわられますと、単に判断を先延ばしするだけでありまして。患者さんがたくさん見つかってきている状態においては、もう病因物質の同定なり」

島薗進 @Shimazono

環境省原発…専門家会議第8回…7/16 ow.ly/AzkPD　津田氏「定量にこだわり過ぎては対策を先延ばしして被害を広げるだけでありまして、これがまあ人間を相手にしたフィールド疫学の原則です。ですから丁寧にやろうと考えておられるお気持ちはわかりますが」

島薗進 @Shimazono

環境省原発…専門家…8回…7/16 ow.ly/AzkPD　「線量がわかるということは因果関係判断の必要条件ではないんです。これはもう基本なんです。歴史上もそうだし、今、みんなが国際的にこういうことをやっている公衆衛生関係者が勉強していることでもあります」

島薗進 @Shimazono

環境省原発事故に伴う住民の健康管理専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD　「長瀧座長　わかりました。我々はやはり国際的な感覚でものを進めていかなければいけないと思っていますので、ここで非常にユニークな方がおられてもですね……」

島薗進 @Shimazono

環境省原発…8回 ow.ly/AzkPD　 「津田氏　私は教科書に基づいて言っています。Oxford University Pressから出ている「field epidemiology」という教科書に基づいて言っておりますので、先生のほうがユニークですね」

島薗進 @Shimazono

環境省原発…専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD　 要するに長瀧氏は放射線健康影響学という閉ざされた専門領域の教科書的方法論にのっとって話している。しかし、それは一般の疫学の方法論に合致しない。加害者による原爆被害という特殊領域。

島薗進 @Shimazono

環境省原発事故…住民の健康管理専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD　原因が作用する水準かどうかばかりにエネルギーを注いで調査する。現代疫学ではまずは症状を統計的に調べ、それをもとに考えられる対策を策定する。そこを理解しない特殊な「方法論」

島薗進 @Shimazono

環境省原発事…住民の健康管理専門家会議第8回議事録7/16 ow.ly/AzkPD　甲状腺がんの評価に関わって。長瀧氏や鈴木氏や明石氏は狭い放射線ムラの住人だが、疫学分野から諸委員会に招かれている祖父江氏、渋谷氏、津金氏らはそれが理解できないのだろうか。