性労働者運動への評価などごちゃごちゃ。

エミコヤマ @emigrl

売買春の需要抑制を目指した政策が実際には取引量を増やす可能性がある、というわたしの記事が、ノルウェイ最大の日刊紙に載った論説で引用されてる。 aftenposten.no/meninger/debat…

性と自由と暴力について @whatissexxx

また横失です。マクロな需要⇔供給で考える需要抑制政策による従事者の労働の過酷化は　、実際日本の性搾取業態は、挿入（本番）自体禁止されているなかでの、ソープなどで「地下化（脱法化）」しているのが現状で、性搾取業界全体の従事者@emigrl @disca @uncorrelated

性と自由と暴力について @whatissexxx

〈続き〉に与える影響は限定的であり（限定的な部分で過酷化するでしょう）、日本の需要自体全体として挿入行為（本番）が目的ではないのが現状（ヘルス、デリヘル、エステ、セクキャバ、ビデオチャットなど）で、需要の内実も様々であり@emigrl @disca @uncorrelated

性と自由と暴力について @whatissexxx

需要の質の違いとサービスの提供の多様さという不確定要素抜きでは、単価が下がることも取引量増大による過酷化も言えないし、結論づけるのも早急かと。日本の性搾取業態とその市場は、すでに地下化（脱法化）と警察の気ままな弾圧がある中@emigrl @disca @uncorrelated

uncorrelated @uncorrelated

@nosexwork 力説されていますが、もともとは米国のストリートのお話でして・・・。@emigrl @disca

性と自由と暴力について @whatissexxx

さらには日本の女性の労働疎外、貧困が続く中での、マフィアによる様々な性搾取誘引（借金取立てやそれを含むホストクラブでの借金を負わせる手法、騙し、たかり、さらにはスカウトによる詐欺、甘言、無効な契約被害）の被害も多い中で。@emigrl @disca @uncorrelated

性と自由と暴力について @whatissexxx

求められる政策は、単純な需要抑制政策ではなく、それとセットでの公的な社会復帰プログラムの充実、DV被害や虐待による家出少女などのシェルターの充実、さらには生活保護を含めたセフティネットの充実が必要であると強く思います。@emigrl @disca @uncorrelated

性と自由と暴力について @whatissexxx

連続でのリプ飛ばしと私見、たいへん失礼しました。以上です。@emigrl @disca @uncorrelated

性と自由と暴力について @whatissexxx

確かに元はアメリカの性搾取市場の問題だというのもよく理解してます。そして自己責任という自由の国、新自由主義のくされ帝国のアメリカで、生活保護を含めたセフティネットという福祉政策推進が難しく、需要厳罰化のみになりがちなのも　@uncorrelated @emigrl @disca

性と自由と暴力について @whatissexxx

たとえば、需要抑制政策が、限定的な部分で過酷化する意味で、限定的にというのはすでに脱法化、地下化しているソープや無届営業、斡旋においては、離職できない理由は単純な貧困と脱スティグマの問題では語れない。さらに、過酷化する中で、離職できるなら、ヘルス、デリヘル、エステなどに移動する。

性と自由と暴力について @whatissexxx

そして、実質的な需要抑制政策が意味をなさないほど性搾取従事者を、性搾取業とその市場から離れること自体困難をともなうくらい、日本のそれは、サービス（女性をモノ化して支配と屈辱を与えることのできる商品）の多様化で従事者の補完がなされている。

性と自由と暴力について @whatissexxx

店はすぐに辞められても、ますますその業界から離れられないように張り巡らされているのは、現代日本の性搾取業態とそれを是とする権力の要請と女性をモノ化して消費し尽くす、性搾取文化。もはや新自由主義の搾取・管理テクノロジーの高度化と同じ流れ。求められるのはプロ根性＝奴隷根性。

エミコヤマ @emigrl

@nosexwork @disca @uncorrelated その社会福祉的プログラムがほんとうに充実すれば、需要抑制策なんていらないでしょ。勝手に値段が上がって需要が減るはず。

エミコヤマ @emigrl

@nosexwork @disca @uncorrelated そして仮に代替選択肢が十分用意されるようになり、売春を望まない人はみんな足を洗えるようになった状況で、それでもいまよりずっと高収入となった売春業を選ぶ人がいたとして、それを抑制する社会的必要性は薄いでしょう。

性と自由と暴力について @whatissexxx

返信感謝します。しかし小山氏の主張は「セックスワーク論」の肯定がどうも優先されている気がしてならないです。アメリカの「人身取引」反対運動が保守的道徳価値観中心で従事者のためにならないのは理解しますが、無責任な肯定論もまた松沢・宮台の主張に帰結します。@emigrl @disca

性と自由と暴力について @whatissexxx

誤読・偏見でしたら申し訳ない。しかし、日本の性搾取従事者、肯定論の人にとっての「セックスワーク」支援者たちの運動の現状は脱スティグマと言いながら、SWASHやGAPのようなAV業界との連携や性搾取業界全体のイメージ浄化などです。結果的に、労働状況の改善@emigrl @disca

性と自由と暴力について @whatissexxx

に繋がらないだけでなく、私は新自由主義的な労働に強く反対し、批判していた人間ですが、そのさいあくな形態として、日本の現在の性搾取業の様相があると強く思います。搾取という労働運動とは反動的な、「セックスワーク論」肯定の流れが左翼にも強くあるので憂慮してる@emigrl @disca

性と自由と暴力について @whatissexxx

のが現状であり、日本での脱スティグマの支援運動の限界とその問題点を強く感じている次第です。だから、優先されるべき問題は「脱スティグマ運動」ではなく、社会化と質的調査であると強く感じながら、福祉プログラムの充実だけでなく、抜け出せない現状の問題の追及です@emigrl @disca

エミコヤマ @emigrl

主張のこの部分に疑問があるとか納得いかないというのでなく、〜という気がしてならない、という印象論では、どう応答すれば良いのか困ってしまいます。 @nosexwork @disca

エミコヤマ @emigrl

わたしがわからないのは、あなたが「セックスワーク論」と呼ぶものが、どういう内容なのかということです。セックスワークという言葉は、性産業で働く人たちが、自分たちの労働環境を改善するために使い始めた言葉ですよね。 @nosexwork @disca

エミコヤマ @emigrl

わたしが何度も示した通り、性産業や買春者を取り締まれば、いま性産業に従事している人たちは確実に困ります。失われる収入やバーゲニングパワーを補うほど大規模な社会的補償や支援が可能なら話は別ですが、いまの政治状況でそれはありえないでしょう。 @nosexwork @disca

エミコヤマ @emigrl

では、なぜフェミニストの中にまで取り締まりを求める人がいるのか。少し前ブレイクしたマイケル・サンデルや、フェミニスト倫理学者デブラ・サッツらは、父権制社会における性の市場化が社会規範に与える影響、すなわち女性差別の深刻化を挙げています。 @nosexwork @disca

エミコヤマ @emigrl

サッツは、現実社会における性産業のあり方が、女性差別の結果であるだけでなく、それを再生産する要素になっていると指摘します。その意味で、彼女は単純な自由意志論に基づく売買春肯定論を否定します。 @nosexwork @disca

エミコヤマ @emigrl

そのうえでサッツが問うのは、法律で売買春を取り締まることが、売買春を悪たらしめている要因にどう働くか、ということです。結論を言うと、売買春の取り締まりは、売買春を悪たらしめている要因をさらに悪化させてしまうと。 @nosexwork @disca

エミコヤマ @emigrl

nosexworkさんが性労働者運動に抱く不信感は、性労働者運動は労働者の脱スティグマ化だけでなく、性産業を悪とみなす社会規範の撤廃まで目指しているのではないか、ということだと思うんですね。対立は、社会規範がどうあるべきかというレベルにある。 @nosexwork @disca