人類の「美意識」を更新する/猪子寿之氏「じゃあ、アートとは何かというと・・・」
- mihatsuikutoshi
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『静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話』 amazon.co.jp/dp/4309246613 を買ってきた。後で読む。
2014-07-16 18:05:10さっき買ってきた『静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話』 amazon.co.jp/dp/4309246613 をぱらぱらとめくってみたのだけど、猪子寿之氏がすごい素敵なことを語っている。後でじっくり読もうー(^-^)
2014-07-16 21:07:45宇野常寛編集『静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話』 amazon.co.jp/dp/4309246613 「…行きづまりを見せるこの社会に突破口を開く7人のイノベーターと、若者のオピニオンリーダーによる対話集。」 pic.twitter.com/jrTmSaXhLw
2014-08-23 08:55:16そう言えば、昨日買った『静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話』 amazon.co.jp/dp/4309246613 の4つ目の対談「2020年・東京デュアルシティ化計画」で建築学者の門脇耕三氏が新国立競技場の騒動についてアツく語っていた。興味がある方はぜひ。
2014-07-17 20:17:22ちなみに、この本の中で門脇耕三氏は新国立競技場の騒動について「この問題は、建築界ではほとんど踏み絵のようになっています。あの建物を否定しないと、建築家とは呼ばせないぞという雰囲気。こうしたクリエイティブとは呼びがたい議論には、強烈な違和感を持っています。」と語っていますが、(続く
2014-07-17 20:32:45続き)まだこの本が発売されたばかりなので、引用はここまでにしておきますw。ま、大体、そういう論調です。終わり。 amazon.co.jp/dp/4309246613
2014-07-17 20:36:10【インタビュー】『静かなる革命へのブループリント』を刊行した宇野常寛さん - 8000字インタビューで生活への関心と最近の変化を聞いた j.mp/1Aee9M9
2014-07-25 12:00:14「香港の社会学者…彼が外国人にとっての東京は東側だと言っていたんですね。東京の人は西側に文化があると思っているんだけど、外国から見たら西側の文化に価値はないと。言ってしまえば、上野と浅草と銀座と秋葉原とビックサイトだと」、東京の西側は「ヨーロッパの劣化コピーであまり意味がない」
2014-07-25 13:06:48「僕は新しい日本人に対して"こんな未来が面白い"とか"こんな未来が住みよいんじゃないか"というようなイメージを提案できるようなメディアを作っていきたい」「理想とか、何かこうポジティブな未来像を示すような仕事をやっていきたい」「そのときに中心にならなきゃいけないのは生活のビジョン」
2014-07-25 13:16:33以上、『静かなる革命へのブループリント』を刊行した宇野常寛さん - 8000字インタビューで生活への関心と最近の変化を聞いた - マイナビニュース news.mynavi.jp/articles/2014/… からの引用でした。ま、この本は僕はもう既に読んだのだけど、とても面白かったです。ぜひ
2014-07-25 13:18:11『静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話』 amazon.co.jp/dp/4309246613 は必読ですね。空気感がいい。美(アート)とは何か、に対してこれほど明快は答えはない。
2014-07-26 13:38:11↓5つ目の対談の「【アートとサブカルチャー】人類の「美意識」を更新する――日本画とスーパーマリオをつなぐ美の逆転」(猪子寿之)です。
2014-07-26 13:40:02本題
猪子寿之「じゃあ、アートとは何かというと、未来の何らかのヒントになるようなものというか……」「言葉では説明がつきにくいけれど、なぜか感動してしまうような領域を担っているもの」「これまで美の価値とされてきたものに対して、別の「カッコいい」という価値観を、世界に認めさせるような行為」
2014-08-22 09:37:48猪子寿之「20世紀までは、世界の価値観を司っていたのは欧米でしたよね。けれど今、アジアが台頭したことで、従来の欧米の基準にはなかったような「美」の概念がカッコいいとされはじめているわけです。これによって、派生的に影響を受けるはずなんですよ。」(P134)
2014-08-22 09:39:00猪子寿之「アートによって「カッコいい」という概念をバージョンアップさせることがレバレッジとなって、ゆくゆくは社会全体の価値観が変わっていくことになる。もちろん、社会を変えるのはアートだけではなくて、思想を使う人もいれば、政治を使う人もいる。(続く
2014-08-22 09:41:50続き)僕の場合はアートを通して「カッコいい」の概念を変えることで、人々がなんとなく直感的に新しい社会の価値観に向かう、みたいな役回りなのかなと思っているんだよね。」(P135)
2014-08-22 09:42:32猪子寿之「じゃあ、これから僕らがどういった美の価値を押し出したいかというと、一つはアジア的な概念です。アジア的なカッコよさこそが、今後やってくる社会の解答になると僕は思っていて。」(P135)
2014-08-22 09:43:40宇野常寛「重要なのが文化なのだと僕は思うんだよ」「単にコストカットと最適化だけが追求される社会なんて、憧れの対象になるわけがない。そうではなくて、理想的な世界のイメージを提出するには文化の力が絶対に必要なんです。文化の領域でビジョンを出していかないと、ひとを動かすことはできない」
2014-08-22 09:49:01宇野常寛「大事なのはむしろ、欧米とは違った新しいカッコよさの基準を日本から発信することじゃないかと思うんだよね。」(P136-137)
2014-08-22 09:49:56猪子寿之「アートを大事にするエラい人はたくさんいるけれど、それは、アートというジャンルを大事にすること自体が上品な行為だからやっている、みたいな感じでしかなくて。(続く
2014-08-22 09:51:02続き)でも、アートって、自分たちが欲する社会を実現するために、一見間接的だけど、きれいごとでは済まないような大きな武器の一つであって、つまり「戦い」のために必要な、もっとえげつないものであるはずなんだよね。」(P138)
2014-08-22 09:53:13猪子寿之「お金を持ったエラい人がアートを大事にするなんて言ってさ、クラシックのコンサートを開いたりマネとかモネとか買ってる場合じゃねえだろ」「何を支持して、何を達成したいのか。そのビジョンのために美の基準をバージョンアップすべきなんだよ。」(P138)
2014-08-22 09:54:23猪子寿之「「美」をどのようにバージョンアップしたら、自分たちが達成したい社会により近づけるのか、それは人それぞれによって考えが違うだろうけど、それ以前に「達成したい社会と『美』がつながっている」という見方をしている人がそもそも少ない気がします。」(P139)
2014-08-22 09:57:01