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山豪太
@sango_ta
ただし、相手は心の中では決まってる。 そう、るなさんだ。 しかしるなさんは女子高生が好きだからどうしようもできない。 その葛藤により今まさに物語は新展開を迎える わたりでの山豪太先生新連載 僕の名前はしょぼんぬです。 乞うご期待
2014-08-23 22:50:34
山豪太
@sango_ta
キーンコーンカーンコーン あれは僕がまだ高校三年生になりたての頃だった。 僕は三年生になって同じクラスの紫苑ことしーたんと仲良くなっていた。 ただ休み時間にはあいつが来るんだけど ？「ゆいさん！ゆいさんゆいさん！」 しょぼんぬ「はぁ…またきたの？」
2014-08-23 22:59:46
山豪太
@sango_ta
？「いや！休み時間になるたびゆいさんからはよこいはよこいテレパシーもらってるから来てるんですよ！？」 しょぼんぬ「送ってない！」 紫苑「分かったお前ら結婚しろ」 しょぼんぬ「しーたん！？なんで！？」 この子は倉田。頭のネジをどこかに置いてきたような感じの子。
2014-08-23 23:02:05
山豪太
@sango_ta
倉田「紫苑さん……ありがとうございます、さあ、ゆいさん、結婚しましょう」 ？「待たれよ！！！勝手に結婚を進めるだなんてずるい！仲間に入れろ！」 また厄介なのが増えた…… あとからきたこの子はいっちー。いっちーは倉田のこと好きなんだしここでくっつきゃいいのに。
2014-08-23 23:05:09
山豪太
@sango_ta
まあこんな感じであの頃は高校三年生の四月を終えようとしていたんだ。 そんなある日転校生がやってくる。 あれはゴールデンウィーク明けの日。こんな時期に転校生ってのも不思議だけどそれより好奇心の方が強かった。 担任「あー、今日から転校生がきてる。よし、入りたまえ」
2014-08-23 23:08:10
山豪太
@sango_ta
？「失礼します」 僕はいまだに覚えている。その転校生はなんだか不思議な感じがした。不思議といえば僕の周りには変なのとか(主に倉田といっちー)いて、慣れてるつもりだったんだけど。 その時の転校生はなんだかさみしくて、冷たくて。それでも、あの人と仲良くなりたい。そう僕は思っていた。
2014-08-23 23:12:55
山豪太
@sango_ta
？「あー、転校生のるなです。よろしくお願いします」 担任「それじゃあ席は……あ、しょぼんぬ、お前の隣でいいな」 え！？まって？？？話したいとは思ったけどこんなすぐに機会が！？ るな「しょぼんぬさん、よろしくね」 しょぼんぬ「ふえい！！！」 るな「…ん？」
2014-08-23 23:15:16
山豪太
@sango_ta
紫苑「あー、この人頭おかしいから気にしないで？あ、俺は紫苑。よろしくイケメンさん」 るな「え？なにその声、大丈夫？え？それ地声？」 紫苑「じ、地声だしぃ」 るな「それが地声なんだへぇ」 しょぼんぬ「じ、自己紹介する！僕の名前は はしょぼんぬです。よろしくお願いします！
2014-08-23 23:17:52
山豪太
@sango_ta
るな「え、えーっと、しょぼんぬさんね？よろしく！」 しょぼんぬ「は、はい！よろしくお願いします！」 とまあこんな感じで初対面は終わったと思う。 それからはるなさんと普通に喋るようになったんだけど、なんだかしーたんからの視線が痛かった。 #bokusyobo
2014-08-25 00:49:41
山豪太
@sango_ta
そうやって五月の終盤にさしかかったくらいした時に事件は起きた。 その日は球技大会でどの種目にでるかというのを決める日だった。 ？1「ふっふっふっ、とうとう俺の力を見せる時がきたようだ」 ？2「あおとうるさい」 あおと「う、うるさくねーし！」 #bokusyobo
2014-08-25 00:52:12
山豪太
@sango_ta
あおと「う、うるさいっていうゆうたがうるさいんだし！」 ゆうた「あー、うん、わかった。そうだねー」 あおと「やめて！流さないで！さみしいから！」 廊下を歩いているとそんな一年生の会話が聞こえてきた。 今年の一年生に元気な子がいるみたいだ。 #bokusyobo
2014-08-25 00:54:04
山豪太
@sango_ta
しょぼんぬ「僕は何にでよっかな」 そんなことを考えながら教室に戻ると怒鳴り声が聞こえてきた。 るな「もう俺に構うな！」 紫苑「ちょ、ちょっと、やめなよ」 るな「あー、もういい。帰る」 二人の声が聞こえてきたと思ったらるなさんが飛び出してきた。 #bokusyobo
2014-08-25 00:57:47