地図の読めない人VS情報の伝え方が下手な地図、ファィッ!

萩原 出羽守 佐知子(@hugujo)さんのホームTLからまとめさせていただきました。
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はぎわら ふぐ @hugujo

地図が読める人と読めない人の空間認識の違い(一例)。読める人の空間認識方法はだいたい共通してるけど、読めない人に関しては、このパターンに限らずいろいろな方法で自分の生活空間を把握してる。 pic.twitter.com/dX1HSvB4L0

2014-08-28 09:32:16
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はぎわら ふぐ @hugujo

@Pteromys_ いえ、違います。たとえて言えば、読めない人は特定の式しか解けない状態(このケースでは)。

2014-08-28 10:27:54
はぎわら ふぐ @hugujo

地図の読める人は道中目標の固有名詞にあまり関心がなく「ホームセンター」「コンビニ」程度に記憶する場合が多いけど、読めない人は「コメリハード館」「旧道のセブンイレブン」という感じで固有名詞や属性をよく覚えてる人が多い。

2014-08-28 09:38:06
はぎわら ふぐ @hugujo

わたしが作る一般向け地質図に学校名や目立つ施設の名前を入れるのはそれが理由なのです。できればスーパーとかコンビニとか生活関連スポットも入れたいんだけど、入れ過ぎると地質情報が見えなくなるという問題があって、今のところ入れていません。

2014-08-28 09:40:50
はぎわら ふぐ @hugujo

(コンビニについては、同一フランチャイズの店がありすぎて逆に混乱を招く www)

2014-08-28 09:42:53
はぎわら ふぐ @hugujo

しかし、簡単に読める地図を作る上での最大の問題は「地図読めない人の空間認識方法がバラエティ富みすぎ」だと思う www。全員がいくつかのパターンに収まるんだったら簡単なんだけど。

2014-08-28 09:50:12
はぎわら ふぐ @hugujo

カーナビやすまほで使う各種ナビ類というのは、さっきの図で示した「読めない人」思考パターンに優しいつくりになっているのよね。

2014-08-28 09:52:37
はぎわら ふぐ @hugujo

(一方でその種のナビは「読める人」に優しくないつくりとも言える。地図読み自慢の人がナビ画面に対して突然呪詛のことばを浴びせたりしてませんか? www)

2014-08-28 09:55:19
Morimoto/森本 @tmrmt

@hugujo 浴びせまくりです.こちらとしては頭の中に空間の見取り図を作ってそのなかで動いていくイメージを作りたい欲求がありますが,たいていのカーナビではいまひとつですね.

2014-08-28 10:13:00
はぎわら ふぐ @hugujo

@tmrmt お友達!(笑) 空間の中で動いていくイメージのナビは理想のひとつですけれど、現実世界でそれを用いて移動するには・・・と突き詰めて考えて行くと、実はかなりSF的な世界のような気がします。もっとも、航空分野では既に実用の世界なのかしらん。

2014-08-28 10:20:36
はぎわら ふぐ @hugujo

(主要道の交差点には交差する道路の素性を必ず表示して欲しいです。「ここで左折していいのか?これ国道か?ホントに国道なのか?えええこんなに細くなっちゃったどうしよう!あ、これホントに国道だった」とかありがち)

2014-08-28 10:13:12
渡邉博之(魯) @litulon

@hugujo 米国みたいに全ての道に名前を付けて標識を立てて欲しいものです。カーナビがなくても地図さえあればどこへでも行ける環境は驚きでした。ヨーロッパもですよね。

2014-08-28 12:05:19
はぎわら ふぐ @hugujo

@litulon ですです。地図があれば本当にどこでも行けるんです。

2014-08-28 13:00:22
化雲岳-1954m @Kaun1954

@hugujo カーナビでノースアップにしているかヘッドアップにしているかである程度読めるか読めないかは判断出来そうな気がしますがどんなもんでしょう。

2014-08-28 10:34:10
はぎわら ふぐ @hugujo

@Kaun1954 同業者を見ていても、普通にどちらでも読める人もいるので、のーみその柔軟性や運動神経(?)なども関係していると思います。

2014-08-28 10:39:06
化雲岳-1954m @Kaun1954

@hugujo なるほど。一概には言えないのですね。ノースアップにすると脳内座標系への変換が必要は私は柔軟性が低下しているということか・・・。歳のせいかな。

2014-08-28 10:48:01
はぎわら ふぐ @hugujo

@Kaun1954 年齢は関係ないと思います。オンチとそうでない人の違いに近い世界ではないでしょうか。ちなみに私はノースアップでないと駄目です。

2014-08-28 10:55:41
はぎわら ふぐ @hugujo

あと、読めないパターンの中でも更に、目的地に至る経路情報が大きな目標物以外すっぽり欠落している例。「アンタなんでこんな大雨の日にわざわざ用水のそば通って帰ってきたの!」とかいうパターンになりがち。 pic.twitter.com/k7vBd0M4Ru

2014-08-28 10:52:45
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化雲岳-1954m @Kaun1954

ちなみに。私は”地図を読める”側の人間かどうかは疑わしい。例えば山に登ってたとき、周囲の風景は地図を見て想像したそれと違う事が多い。これじゃ”読める”なんて言えないよな。

2014-08-28 10:53:45
はぎわら ふぐ @hugujo

@Kaun1954 (こっそり)実際の風景が地図を見て想像したものに近いか否かって、図葉によって結構差がでます。製図技術に左右される場合もかなりあると思います。

2014-08-28 10:58:09
はぎわら ふぐ @hugujo

(スイス国土地理院の地図は凄いよ。慣れると風景をほぼ完璧に脳内描画できるもんね)

2014-08-28 10:59:26
はぎわら ふぐ @hugujo

ただ、地図は訓練でだいたい誰でも読めるようになっちゃうものなのよね。やっぱり学校で国土地理院の地形図を使った基本的な読図の練習をするのが一番だと思う。(地理院地形図が読めればほとんどの地図を読める)

2014-08-28 11:05:09
はぎわら ふぐ @hugujo

「地図が読めない」と「方向オンチ」は別物(じつわね〜、わたし方向オンチ)。方向オンチは地図を読むことでじゅうぶんカバーできる。

2014-08-28 11:06:01
はぎわら ふぐ @hugujo

で、学校での地図読み学習でいつも思うのは、記号類の暗記に重点を置きすぎないで欲しいということ。記号なんてホントの基本的なものだけでいい。むしろ凡例を見る習慣をつけて欲しい。

2014-08-28 11:08:43