[MP考察] 未定さんの【エラーを生み出す社会的装置について】

｢未定｣ @ikisakihumei

【エラーを生み出す社会的装置について】エラーと言うのは、生き延びるために自分を過小評価する感情のこととする。病的な謙遜、自分に自信が持てない、けど自分の能力は把握している。そんな状態の事をおいさんは想定している。エラーを生み出す方法は簡単だ。生命の危機を→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

実感すればいい。なんとかして生き延びるために、自動的に自分を小さく見せる動きが起きてくる。そしてそれが習慣化されれば、つまり、つねに命の危機を感じていれば、エラーはその人の性格になってくる。命の危険を感じるには外部要素と内部要素が必要だ。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

まず、わかりやすい内部要素。これは感受性の豊かさだ。想像力と言い換えてもいい。ぬーべーの「ブキミちゃん」を見ても平気な子もいれば、1週間眠れなかった子もいるように、同じものから着想してどこまで想像するか。これは命の危機を感じるのに大事なファクターだ。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

内部要素は実感しやすい。だから理解しやすい。そのため、命の危機を感じることは全てが内部要素が原因だと思われがちである。だが、内部要素は、変えることのできないもって生まれた性質によるところが多いので、そこに問題点を設定すると一定数の人間を殺すことになる。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

現在、学校の「いじめ」問題で言われているのがこれである。「キミにもいじめられる要因がある」というのは往々にして感受性…内部要素である。おかげ様で日本は治外法権である未成年暴行・暴言による人格破壊が絶えない素晴らしい国になった。おめでとう。内部要素に問題点を→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

設定することの難しさは、すでに実験済みなのだ。そうすると、命の危機を感じないようにするには、外部要素を考えねばなるまい。外部要素は内部要素に比べて選択肢が沢山ある。要は「死の危険」を常に感じられればいいからだ。あまりに広いから、一度「死の危険」について→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

分解して考えてみよう。というのも、サメに食われて死んでしまうような孤島に住んでいても「死の危険」を感じなくなっていくケースがある。これは人間の「慣れ」というありがたい機能があるからだ。（だからと言って看過されてはいけないのだが） → #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

だから、物理環境については一旦置いておこう。次に、納得感のある「死の危険」だ。ハイワイヤー（綱渡り）、冒険家、投資家…みな死の危険と隣り合わせだ。だが、これは本人が納得した上で受けている「死の危険」だ。これに対してエラーは発生しない。むしろ誇りが生まれる。 → #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

では、エラーが発生するような「死の危険」を実感させるもの。それも長期にわたって人を蝕むものはなにか？これは対象者の納得感のないまま押し付けられた精神的・肉体的どちらへもの暴力だ。精神には謂れのない蔑み、侮蔑、存在の無視。肉体的には暴力。そして自由を奪うこと。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

しかも誇りをもったり慣れることのできる「仲間」のいないものだ。つまり、一人孤独にさせられた上で、長期にわたって周囲の環境から自動的にこれらを受けた時、人は「死の危険」を感じてエラーを発症し、長期に渡った場合は性質自体をエラー化して命を守るようになる。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

「仲間がいない」これが重要だ。集団生活を営む猿を祖先にもつ人間にとって、仲間のあるなしは重要な精神的安定装置となる。（墓守や灯台守など、他に人間のいない環境では事物を擬人化して寂しさを紛らわす行動をとる）とすると、反論されることの多い非差別部落や、 → #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

ヤクザはこれに値しない。なぜなら、仲間がいるからだ。「同じ」である存在がいれば、基本的に納得の行かない精神を脅かす攻撃はある程度防御できる。ナチスの強制収容所にいた人の中で、生き残ったのはそういう人だったそうな。もちろん、全員じゃないけど。 → #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

さて、ではエラーを作り出す社会的装置とはなにか？今のところ日本にすんでる人にとって、割とでかかったのは第二次世界大戦だった。仲間がね、分断されまくってて、もはや誰が同じ立場か分からなかった。満州にいった人、日系アメリカ人、軍人、召集兵、市民、市民の中でも → #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

職種によって待遇が違った。極限の状況下で食べ物の入る職種と入らない職種は同じ立場とは言えない。畑を持っている人、持っていない人、隠し財産のある人、お貴族様、皇族、あとお題目上の大東亜共栄圏の人を入れるともっとわからなくなる。しかも、情報統制ときた。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

同じ人を探すこともできない。卑屈になって生き延びるか、逆に傲慢になるしかなかった。（らしい。祖父母や戦争経験者が話してくれた）。アンパンとか云々いうけど、あれも卑屈になって生き延びた例だと思う。 さて、現代。エラーは当時よりも増えているかも知れない。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

WW2はまだ20年程度の一過性のもので過ぎた。でも、いまある社会的装置は60年間、ずっとありつづけた。その人の性質も、自助努力も、なにもかも無視し、最初から評価を下げ、できることを奪う。そしてそれが当たり前であるとする「思想」。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

全く同じ立場のものが存在しないようにし、探すことも困難にしたのは（次の一文を読んで「げっ」と思った人は、嫌な思いをして読み進めて下さい。）男尊女卑。要するに性差別、です。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

これを書くと、多分男性はその時点で読みやめてしまうと思う。図星じゃないなら続けるから考えて欲しい。おいさんは、男尊女卑は、男性にも、女性にも、どちらにとっても忌まわしい呪縛でしかない、社会的な「いじめ」装置なのだ。ああ、女尊男卑でもいい。どっちでもいい。→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

「性」を入れた瞬間に、たぶん今までおいさんが言ってきたことは前提として吹き飛んでいるだろう。これが困ったことなんだ。なぜなら、一番最初に言った「内部要因」のように共感できることに対して人間は理解が深い。しかし、「性」という片方の側にしかいられないものに関して→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

「理解できない」と最初から諦めてしまうからだ。諦めるのは何を？思考を。思考を諦めるとどうなるか？人は本能に従う。現在、装置としてある「女性は能力が低い」は男性が「より優れている＝生き残れる！」というメリットによって積極的に推奨される。しかし、この装置が困った→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

ちゃんすぎるのだ。なぜ困ったちゃんか。人の思考とは、諸刃の剣だ。理由なく（理由があれば納得できる＝死の危険を感じずエラー化しない）ある一定のステータスを持った人、しかもそのステータスはその人が採択し得ないものを持った人を侮蔑し、見下した時点で、→ #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

自分の中に「自分もそうなる可能性がある」と認識させるのだ。いいことは人のためならず自分のためなり、のネガティブバージョンだ。生まれ持った性質だけで相手をバカにし、劣る存在と扱った時点で、その人は同じ恐怖を背負うのだ。 → #マインドパペット

｢未定｣ @ikisakihumei

「自分ではどうしようもない性質のせいで、自分自身が否定され、精神的にも肉体的にもぼろぼろにされ、いつかは死ぬ」を実行した人は、同じ恐怖を味わう。同じような例は国会議員さまにもある。自分が虐げてきた庶民と同じようになるかも、と。ヒトラーもそうかな。→ #マインドパペット