【スーパーニュースアンカー】有本香さんのコメント 2014/09/02 #アンカー #anchor

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【安倍内閣改造人事】（１）有本：総理は女性を起用したいという思惑はあるだろう。しかし女性とか女性でないとかという属性に関係なく、フリップに出ている人たち（稲田朋美、小渕優子、山谷えり子、高市早苗、松島みどり、有村治子の６氏）はキャリアと実力を備えていると私は思う。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（２）有本：松島みどり氏も政策面には明るい。またここに出ている人たちは総じて、安倍総理に考えが近い。自民党の中でも保守色の強い人たちではある。この中で高市氏は政調会長も務めて閣僚の経験もあるので、もうコメントしなくてもいいだろう。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（３）有本：私が注目したいのは、まず山谷えり子氏。 岡安：拉致問題担当相が古屋氏から山谷氏に行くのかという話が出ている。 有本：仮定の話だが、山谷氏も古屋氏と同じくずっと拉致問題をやってきた人で、拉致被害者家族の人たちとは非常に信頼関係が厚い。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（４）有本：また拉致議連の事務局でもずっとやっていた人なので、問題もよくわかっているだろうと思う。その辺の心配はまったくない。それから私も何度か話を聞いたことがあるが、山谷氏は明るい日本のお母さんという感じの、とてもすばらしい人柄。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（５）有本：ただ、いまはちょうど日朝協議が佳境に入ったところ。古屋氏と山谷氏がいくらきちんと気脈も通じているとはいえ、ここで担当者が代わるのはどうなのか。 岡安：今週の半ばか下旬には再調査結果の第一陣が出ると言われている。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（６）有本：中身をよくわかっているとは言っても、山谷氏にとって大臣としての実務は初めて。意外と優しい人なので、若干心配なところもあるかなという感じ。考え方としてはまったくいままで通りだと思う。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（７）有本：それからもうひとり注目したいのは稲田朋美氏。政調会長は意外と抜擢。稲田氏の当選回数は少ないが、政調会長は非常に大きなポスト。高市氏の後任ということだが、高市氏は議員歴が長い。稲田氏は「小泉チルドレン」の選挙で出てきた人。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（８）有本：「小泉チルドレン」の中でいま小選挙区で勝ち抜いて残っている人は稲田氏をふくめて３人しかいない。つまりそれだけ選挙も強い。しかも稲田氏は選挙区ではない東京や大阪でパーティーを開いても非常に多くの人が集まって大変勢いがある。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（９）有本：また稲田氏は議員になる前に「百人斬り裁判」という歴史問題で、裁判の弁護士を務めていた。全国的にとくに保守層と言われる人たちに稲田氏は絶大な人気がある。それからこれは私の主観だが、高市氏よりも稲田氏はもうひとつ「強い」。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（１０）有本：私は稲田氏と高市氏に、外国資本が日本の土地を買収しているという件に関してけっこう長い時間話を聞いたことがある。稲田氏はたとえば条約なども外務省は日本の国益に照らして読んでいないんだと、非常にはっきり言っていた。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（１１）有本：稲田氏は法律家なのでそのあたりはよくわかっていて、これは日本の国益に合うようにもっと読まなければいけないんだということをすごく主張している。一方、高市氏はわりかし条文そのものを忠実に読み込んでいくタイプの人。 #アンカー

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【安倍内閣改造人事】（１２・了）有本：そういう意味で稲田氏の方がもう一歩、非常に気骨が強いという感じがする。安倍総理は稲田氏を党の政調会長に置くことで、内閣そのものも心強くやれるというところはあるんじゃないかと思う。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（１）有本：「毒食」とは要するに、世界中に健康被害をばらまくような毒の入った食品を作っているという意味合いと、中国社会の「毒」が結晶したものが食品の事故・事件なんだという意味合い。つまり危険な食品の事例から、中国社会そのものの問題点がよくわかる。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（２）坂元：世界を震撼させた代表的な３つの事例。下水溝油（下水溝にたまった油を集めて食用油を作る／「ええっ」と声があがる）。病死豚（養豚業者が処理に困っている豚を安く買い取って加工）。硫酸銅ピータン（熟成期間短縮のために工業用の硫酸銅を使用）。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（３）有本：日本でもニュースになったことがほかにもいくつかあるが、だんだん忘れていっているくらい風物詩のようになっている（サニー氏、笑う）。下水油は２００５年くらいに中国で問題になり、翌年には日本でちょっと報道された。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（４）有本：ところが２０１０年に武漢工業大学の先生が調査したところによると、中国国内で３００万トンの下水油が流通している。これは中国で使われる食用油全体の約１割。当局も摘発に乗り出したりしたが、これに関わっている人がすでに３００万人くらいいる。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（５）村西：何らかの形で日本に入ってきていてもおかしくない。 有本：下水油は食用油そのものとしては日本に入ってこない。しかし油に漬けたものとか、油の中になにか入れたもの（たとえばラー油系のような）などの加工品にこれが入っていない保証はどこにもない。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（６）村西：ちょっと寒気がしてきた。 有本：下水油は中国国内ではかなり安い飲食店で使われていると言われつつも、実は４つ星ホテルでも使われているという内部告発もあったりして、非常に震撼させた事例。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（７）有本：たとえば下水油で揚げたインスタントラーメンを食べた小学生が泡を吹いて死んでしまったとか。それから工業用の塩を使っている食品がかなりの比率を占めているというようなことは中国国内でたびたび報道されている。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（８）パネル：中国が毒食を作り続ける根本的な原因は… ・偽装の大国 ・深刻な環境汚染 ・共産党による独裁 有本：この３つはそれぞれが相互に関係し合っている。「偽装の大国」というのは、偽装がたくさん行われているという空間的な広がりだけではない。 #アンカー

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【熱点～中国の毒食】（９）有本：中国には偽装に関して脈々と流れてきた歴史がある。たとえば１７世紀のはじめにイギリス人が書いた旅行記によれば、広東で今でいうローストダックを買って帰り、食べようとさばいてみたら中に全部紙が詰まっていたと。（やや間があって、一同笑う） #アンカー