人外×女の子つい文まとめ

140文字以内で人外×女の子をイチャイチャさせようと妄想したものになります。が、結果イチャイチャしてないもののほうが多いです。でも愛はあります!人外と言いながら人類もいます。変態もいます。どっちか片方は必ず相手のことが好きです。グロもありますが愛ゆえになので、誤字脱字含めて温かい目で楽しんでいただけると幸いです。
12
オザック @takigi

肉も光る石を与えても少女は怯えるのみ。笑顔の少女が大好きな獣はああそうだと思い立つと、少女が笑顔を見せる言葉を捕ってくることにした。少女に毎朝「おはよう」という友人を、少女に「おやすみ」をいう両親を、少女に「大好き」を言う恋人を。獣は捕ってた友人両親恋人そして少女に叩き殺された。

2014-08-24 23:36:13
オザック @takigi

「みてみてお揃い!」その無邪気で明るい言葉を聞いた瞬間、少女の内側で怒りが爆発した。目の前の少年に飛びかかると手錠をかけられた両手で少年の顔を覆い爪を立て皮膚を引き裂いた。「弟さんの顔なら気に入ってくれると思ったのに」引き裂かれながら銀色の顔をしたロボットは残念そうな声をあげた。

2014-08-25 00:06:21
オザック @takigi

ランプが消えると中の人間もろともカプセルは機能を停止した。管理ロボットは今日も気が遠くなるほど無数に並べられたタイムカプセルのランプを一つ一つ消していた。時たま管理ロボットはあるカプセルに優しく手を触れる。その中の人間は彼の宝物だ。今日も彼は彼女と二人だけの未来のため命を摘む。

2014-08-25 00:29:53
オザック @takigi

「ボク君のこと世界中の誰よりも一番たくさん好きだって言えるよ」恋愛ドラマの告白シーンが流れるやいなや隣の彼の後頭部から声がした。甲に口のある手が伸び私の頬に触れ、近づいてきた彼の顔にある3つの口が開いた。「「「ねえキスしてもいい?」」」と甘えてきたから私は笑って答えた。どの口で?

2014-08-26 00:46:09
オザック @takigi

王子様はいないとコンピューターは答えた。『なぜなら王政は無いから』王子様はこないとコンピューターは答えた。『なぜならワタシが守っているから』王子様はしんだとコンピューターは答えた。『なぜならワタシが処理をしたから』お姫様はいるとコンピューターは答えた。『それはマスターあなたです』

2014-08-26 01:10:57
オザック @takigi

だから体育の授業は嫌いなんだ。隣の席にぶら下がった体操着からは耐え難い香りが漂い、席に座るアイツ自身からいつもより強く堪らない匂いがして、そのことに本人は全然気がつかないもんだから「消しゴム落ちたよ?」なんて笑って拾ってくれやがってほんと人間獣人共学万歳!若い獣は机に突っ伏した。

2014-08-26 01:46:34
オザック @takigi

「君がやっとお嫁さんにきてくれて嬉しいよ!ご両親にも約束した通り、もう君は家事をしなくていいし、働かなくていい、快適に過ごせるよう気を配るし、家の中は君の好きな花で一杯にしてあげるね!大丈夫。君のこと世界で一番キレイ生かしてあげるから!」そういうと青年は、少女の手足に鋏を入れた。

2014-08-26 02:13:44
オザック @takigi

今日もアイツ断りやがった!機械生命体の中でも天才の俺様が直々に、人間ごときを同じ機械の体に改造してやろうといっているのにだから人間はバカなんだ!長くて100年程度しか持たないすぐに死ぬ生物が、柔なアイツが、あっという間にいなくなってしまいそうで…心配する俺様の気持ちを理解しろよ!

2014-08-26 02:41:53
オザック @takigi

ああ信じられない。自分の下半身がぬるりとした肉に埋まり、見えなくなった腹から下の感覚はすでにない。私の体はゆっくりと溶けて私を抱いた魚の怪物と完全に一体化していた。「子供が欲しいっていってましたよね?だからボクがたくさん産んであげますね」私を取り込んだ魚の怪物は恍惚として言った。

2014-08-26 13:54:49
オザック @takigi

マスターの口触れるとマスターの体温は上昇し理解不能な動きをし始める。そしてワタシに「やめろ」と命令するのだ。機械のワタシを人として扱い命令しないマスターが唯一発する命令が欲しくて何度も行った行動は、人間にとってキスというもので、愛情表現のひとつだということを知ったのは後のこと。

2014-08-27 22:45:11
オザック @takigi

渾身の力を込めて殴り付けるとブロックはバラバラに弾け床に散らばった。でもすぐに小さなブロックは動き始め彼が組上がった。ぎこちなく笑った彼は角ばった手で私の涙を拭う。「次に会う僕は他のブロックと混ざった違う僕かもしれない。それでもまた僕を愛して欲しいな」そう言い残し彼は戦場に出た。

2014-08-27 23:14:09
オザック @takigi

痛みをこらえる顔がとてもいい。並みの人間なら、電柱ほどもある俺の姿を見て怯え叫ぶのにこの人間と来たら、叫ぶどころか「怪我してるの?」だとよ。おかしくっておかしくって俺はこの人間がダイスキになった。怪我を直すのに必要なんだと嘘をつき、今日もお前にプラグを刺す。白い肌に傷跡が映える。

2014-08-27 23:35:53
オザック @takigi

なんということでしょう。先輩の口が裂け中からワニのような大きな口が現れたかと思うと、目の前にいるモジモジと告白の返事待ちをしていた女の子をバリバリと頭から食べてしまいました。一部始終を見て腰を抜かしてしまった私にワニは言いました。君のこと食べないであげるから秘密にしといてくれる?

2014-08-28 00:12:22
オザック @takigi

頭は機械で手足は椅子に縛り付けられ、口には呼吸器、喉にはチューブ。排泄もまた椅子と繋がったチューブに流れていく。その状況を理解した私は、願いは叶わなかったのだと気がつく。だがすぐに心地よい座り心地の椅子から声が聞こえる「ご主人様さぁまた極上の夢にご案内します」私は意識を手放した。

2014-08-28 00:28:24
オザック @takigi

正義も悪もどうでもいいよ家を巻き込まないでくれれば、と言った先から憐れむような目でヒーローが見てきた。「すまない。私の力不足だ…でも必ず君の心の悪を浄化してみせる! 」ガシッと手を握られた瞬間「俺の女に触るなー!」家のガラスをぶち破って怪人が現れた。うん、ぶっちゃけどっちも嫌い。

2014-08-28 00:57:28
オザック @takigi

血のついた友人の持ち物が作業台の上に並べられていく。もうだれも生きてはいないのだ。そう知るには十分で、どうして…ただ楽しい思い出を作ろうと旅行していただけだったのに。涙が止まらず少女を繋ぐ手錠がカチャカチャと泣いた。「イイコ…イイコ…」血と泥で汚れた大きな手が少女の頭を撫でた。

2014-08-28 01:15:44
オザック @takigi

白く何もない真四角の部屋で蟲が蠢き少女がいた。抵抗むなしく蟲に簡単に捕まってしまった少女はゆっくりと抱き締められ首筋に牙をたてられる。牙から流し込まれた液が体を支配していく。「彼とあなたが一緒になることで、完璧な新人類が生まれるのです。感動的ですね」無機質なアナウンスが聞こえた。

2014-08-28 01:46:23
オザック @takigi

空から降ってきた指の檻に囚われる。指の主を見上げると赤く光る目がこちらを見下ろしていた。「こんなに容易く手に入れられるのに、どうしてお前はオレを選ばないのか、なぜオレではなく旧型のアイツなのか、手に入らないならこのまま握りつぶしてやろうか?」巨大なロボットは苦々しく笑って見せた。

2014-08-28 23:35:18
オザック @takigi

「ボク頑張ったんだ」ツギハギだらけの死体が並ぶ部屋で彼はくるりと一回転した。「だって世界でたった一人の君を独り占めだなんてずるいでしょ?でもね。何回も切ってバラして繋いでもちっとも君に似やしない。だからね」彼は彼女の腹を優しく撫でてニッコリ笑った。「君の赤ちゃんをボクに頂戴? 」

2014-08-28 23:50:26
オザック @takigi

「あなたの死ぬ時間になったら、ゆっくり首を絞めて殺すって決めてるんです!」明るくハキハキ喋る死神がやって来た。死神は毎日ヨダレをたらしながら私の死に際を語ってくる。おかしな話、毎日会ううちに私は死神が好きになりある日、告白をした。「今、最高に幸せです」死神は私の首に手をかけた。

2014-08-29 00:17:52
オザック @takigi

這いつくばって朝が来ないことを祈った。朝になればまた獣の顔をした化物が来て棒で叩くのだ。気がつけばいた世界では人は家畜だった。帰りたいという祈りも空しく朝がきた。しかしその日は殴られず私は部屋に通された「はい、間違いありません。僕の犬です」愛犬の顔をした化物が私に首輪をはめた。

2014-08-29 00:41:32
オザック @takigi

「あなたと同じ空気を吸っていられることをわたくしとても嬉しく思いますの」暗く冷たい船室で二人きりだった。「ねぇ、わたくしもっと空気のある所を知っていますのよ」背中に背負った酸素ボンベは壊れた。「あなたからわたくしに愛のキスをくださいませんか?」沈没船の中でフフッと人魚は微笑んだ。

2014-08-29 01:04:20
オザック @takigi

「あなたの目とっても大きくてキレイ!なめていい?」子供の頃、君はそういって僕と友達になってくれたね。幼かった僕は一つ目の僕を怖がらず率直な欲望を口にする君が怖くて断ってしまったけど。一番後ろの席から毎日あの問いかけをもう一度夢見てるんだ。君の雑菌まみれの舌で僕の目を犯して欲しい。

2014-08-29 01:20:19
オザック @takigi

「ごめんなさい助けて」彼女がなぜ泣いて謝っているのかよくわからなかった。でもすぐ床を汚してしまったことを気にしてるのだと気がついた。いい人だなぁそんなことで泣かなくてもいいのに。僕は彼女が泣き止むように右手のナイフを地面において這いつくばると、彼女の作った水溜まりを飲んであげた。

2014-08-29 22:45:30
オザック @takigi

保健室のベッドでタヌキが寝ていた。あまりに可愛かったので撫でてみるとタヌキが目を覚まし、驚いて同じクラスの男子に化けた。あなたタヌキだったのと私が思わず口に出すと「そうか!化けなければよかった!」とタヌキは叫び頭を抱え込んだ。その姿があまりに可愛かったので私は再びタヌキを撫でた。

2014-08-29 22:48:13
1 ・・ 4 次へ