後藤正好さんのツイッターまとめ

後藤正好さんのつぶやきをまとめてみました。
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後藤正好 @plam_87659

本来、学校教育は、意図的・計画的に行われるものである。

2014-09-05 16:10:44
後藤正好 @plam_87659

けれども、道徳教育は、「学校の教育活動全体を通じて行う」という性質をもっているので、「無意図的・無計画的」に行われる場合もあるのである(もちろん、はっきりとした計画のもとに行われている道徳教育もあるのだが……)。

2014-09-05 16:10:49
後藤正好 @plam_87659

一方、時間割表をみると、週に一時間(一年生は年間三四時間、二~六年生は年間三五時間)道徳の時間が設けられている。

2014-09-05 16:10:53
後藤正好 @plam_87659

つまり、道徳の時間は、一つの授業として明確に位置づけられているのである。

2014-09-05 16:10:57
後藤正好 @plam_87659

かぎかっこをつけて「道徳」と表記したり、わざわざ道徳授業といったりするのは、道徳の時間と道徳教育とを区別するためである。

2014-09-05 16:11:02
後藤正好 @plam_87659

では、その重要であるはずの道徳授業は、学校現場でどのように行われているだろうか。 道徳の時間に焦点をしぼって論じることにする。

2014-09-05 16:12:28
後藤正好 @plam_87659

総合な学習の時間のねらいとしては、2つある。

2014-09-08 12:36:00
後藤正好 @plam_87659

(1)自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。

2014-09-08 12:36:11
後藤正好 @plam_87659

(2)学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすることがあげられている。

2014-09-08 12:36:17
後藤正好 @plam_87659

総合的な学習の時間は、基本的に、学校の創意工夫に委ねられている。

2014-09-08 12:36:23
後藤正好 @plam_87659

だから、教科教育的な色彩の強い扱い方も、特別活動や道徳の領域にきわめて接近する扱い方も可能である。

2014-09-08 12:36:27
後藤正好 @plam_87659

しかし、ねらいとして示されている「自己の生き方を考えることができるようにする」は、そのまま道徳教育の課題でもあるのである。

2014-09-08 12:36:34
後藤正好 @plam_87659

1993年に、文部省が、全国の国公立の小・中学校約三万五〇〇〇校と、都道府県教委、市町村教委を対象に行った道徳教育に関する全国調査である。 本当だろうか?

2014-09-08 12:36:49
後藤正好 @plam_87659

現場の率直な感じからするとかなり、疑わしい数値である。 国公立学校が、文部省に回答した数値である。 多少の水増しがあるのは、ほぼまちがいない。

2014-09-08 12:36:58
後藤正好 @plam_87659

この数値でも相当の低さであるが、実際にはもっと低い数値のはずである。 国立教育研究所が1997年3月に発表した道徳教育に関するアンケート調査で、年間三五時間に近い授業を行っているとした回答は、小学校高学年で三割ほどだったという。

2014-09-08 12:37:09