<a class="info_title emj" href="https://togetter.com/li/720866" title="【腐向け】俺とカルロの内緒の話">【腐向け】俺とカルロの内緒の話

① ピシャーンッ！！ゴロゴロゴロゴロ…と唸るような雷が鳴る。先ほどの晴天が幻だったかのような激しい雨に俺たち2人は自慢の俊足を無駄に消費させられる。「予報じゃ雨なんて言ってなかったぞ！！」「あ、倉持！あそこ入ろうぜ」 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 21:20:27

② カルロスがあそこと指差したのはどうみてもラブホテルと言うやつで。ふざけんなと言いたいところだったがオフィスビルが立ち並ぶこのあたりで雨宿りできるような建物はそこしか無かった… #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 21:20:34

③ 「ったく…なんでヤローとラブホで雨宿りなんてしなきゃなんねんだ…」少し走っただけでもシャツの色を変化させるほど染み込んだ水分を乾かしている間に折角だからとシャワーを浴びる。風呂から出るとカルロスはペイチャンネルを映したTVを真剣に見つめていた。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 21:51:22

④ 「なぁ、洋一。」カルロスはTVから目を離すことなく問いかける。「…んだよ」「折角ラブホに来たんだし…セックスしねぇ？」 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 21:52:03

⑤ 「はぁ！？」「いーじゃんかちょっとだけ！な？な？男同士も気持ちいいらしいじゃん？」何時もの軽い口調だが如何せん内容はえげつない。「ざっけんな！お前ソッチの趣味あんのかよ！？」「俺は気持ち良いことに関心があるだけだ！」いやドヤ顔で言われても #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 22:26:20

⑥ 「あ、洋一お前気持ち良すぎてハマるのが怖ぇの？」ニヤニヤと笑みを浮かべるカルロスの挑発に俺の額に青筋が浮かび上がる。「いーぜ！やってやろーじゃねぇか！！ハマって抜け出せなくなるのはテメェだけどな！ヒャハハッ！」 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 22:27:50

⑦ ベッドの上を陣取っていたカルロスにそのままのし掛かる。しかし悲しいかな女子ともそういう経験わしたことのない俺としてはこの先どうすれば良いのか皆目検討がつかない。思案する間も無くあっという間にカルロスにマウントを取られる。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 23:25:08

⑧ 「何？洋一って童貞なの？」ニヤニヤと上ずった声で尋ねるカルロスに軽い苛立ちを覚える。「うっせ。今まで野球しかしてこなかったしな…悪ぃかよ」眉間にシワを寄せ睨みつけたが何処吹く風。「いや、可愛いなって思ってさ♡」 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 23:28:55

昨日の続き ⑨ 顔が近づいたかと思ったらペロリと首筋をなめられた。ゾクゾクとしたものが背中を一瞬で駆け抜ける。まるでこいつの俊足のように。不思議と嫌悪感は感じなかった。それもこいつの生来の軽さのせいか、手慣れているからか。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-14 22:26:31

10. 首筋を舐めても反応が薄かったからなのか、カルロスが舐めた所をガブガブと甘噛みする。肌の黒さもあいまってまるで黒豹だ。「んっ…はっ」カルロスは首筋を甘噛みしながら乳首を摘まむ。抑えきれない声はラブホの部屋の壁に吸い込まれていった。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-14 22:27:58

カルロはキスが好きだ。一緒に過ごす時間は常に体のどこかが触れ合ってる俺達だけど、一番多く触れているのは唇だ。中々会えない時間を埋めるかのようにカルロはキスの雨を降らせてくる。恥ずかしい、はもう過ぎた。今はただ嬉しくて、俺は大人しくカルロの腕に収まるんだ。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-13 22:39:55

#俺とカルロの内緒の話俺はカルロの目が好きだ。不安とか苛々とか、その目に見つめられるとすっと消えていくから。その瞳に俺だけが映っているのかと思うと、酷く安心するから。いつでも俺だけを見て、離さないから。瞳の中の俺が笑うと、同じように笑うから。だから俺は、カルロの目が好きなんだ。

2014-09-13 23:57:53

るうこ @BNS_dm

｢は、ふ、えっくしょん！｣カルロの髪を弄りまくっていたらこいつにも前髪があるんだ。長い。鼻を擽るくらいの長さで上手く後ろに搔き上げていたのに今じゃ視界を邪魔している。｢…洋一ぃ…！｣くしゃみをしたカルロはお返しと言わんばかりに俺の髪もぐしゃぐしゃにした。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-14 00:55:38

俺はカルロが好きだけど困っている事が一つある。それはやつが裸を好むということだ。パンツだけでも履いてくれと懇願すれば、照れて恥じらう姿が可愛いってやつのJrが元気になっちゃって。結局パンツは履けないし、俺はまた押し倒されるし。気付けば俺もほぼ裸なんだよ…。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-14 01:04:48

洋一、と甘く囁かれるだけで、俺の体はかあっと熱くなる。そして暴かれて、鳴かされて、いっぱいに満たされて。でも溺れたくないとしがみつくと、しなやかな腕が優しく抱きしめてくれて。もっと満たして、俺のナカを。なぁカルロ、お前の事しか考えられなくさせてくれよ。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-14 02:12:42

#俺とカルロの内緒の話好きなんて、恥ずかしくて言える訳ない。でもお前とキスするのも、お前を受け入れるのも、全部好きだからだ。直接は言えないけれど、代わりにいろんな言葉で、態度で伝えるから。不器用な俺の「好き」を見つけて、俺の代わりに好きと言って。そしたら俺も、「好き」を返すよ。

2014-09-14 23:35:39

カルロと一緒に寝ると、その…ヤッてもヤラなくても、翌朝俺は裸に剥かれてるんだ。当然俺は怒るんだけど、カルロも身に覚えがないと不思議顔。「俺は洋一の素肌が好きだから、寝てても無意識に求めて、剥いちゃうのかもな。流石俺のゴールドフィンガー」とりあえず、沈めた。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-14 23:51:29

キスしてと言うので、頬にキスする。すると予想通り不服そうな顔をするので、今度はちゃんと唇にしてやる。舌を絡めて、甘く吸って。こういうキスを俺に教えたのはカルロスだ。他にもこいつと付き合い始めてから覚えた事はたくさんある。例えば、もっとキスしてと誘う仕草も。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-15 00:40:03

不器用だけど、洋一が精一杯俺を誘うのが可愛くて、深くキスを交わす。ちょっと鼻にかかる声が一生懸命呼吸しようとしているのがわかって、わざと舌を絡めた。シャツを握る手が震える。可愛い。閉じた睫毛だって震えてる。可愛い。倉持洋一の全てが俺を煽って離さない。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-15 01:07:06

#俺とカルロの内緒の話洋一はあったかいな、と言って抱き着いてくるカルロは真っ裸だ。俺もだけど。布団の中で身体をくっつけて、お互いの熱を奪い合う。眠りに落ちそうになった時、ふいに耳元に息がかかって肩が跳ねた。見上げれば、まだまだ物足りないという目。やれやれ、第二ラウンド突入かよ。

2014-09-15 02:22:43

AVをつけたままおっ始めてしまったので、女優の喘ぎ声に俺の声が混じって何だか笑ってしまう。「何笑ってんだよ」カルロスが不思議そうに聞くので理由を言ってやると、「ふぅん？俺は洋一の声の方が興奮するけど？」と同時に揺さぶられ、俺の口からみっともない声が漏れた。#俺とカルロの内緒の話

2014-09-15 23:46:11

#俺とカルロの内緒の話無理矢理着せられたシャツはやっぱりでかくて、丈も袖も俺より長い。むかつく。今日は着たままやろうぜって、お前は裸じゃねえか！文句を言おうと開いた口には速攻舌が突っ込まれるし、服の隙間から手が入れられるし、マジでむかつく！でも嬉しそうだから、まあ、許してやる。

2014-09-16 00:09:21

朝なんて来なけりゃいい。離れる事が寂しくて胸に頬を擦り寄せて甘えればカルロはキスをくれる。もっととねだれば唇だけじゃなくて身体中に。そして俺はもう一度、誘うように足を開くんだ。夜明まであと少し俺にお前を刻みつけてくれ。次に会える時までお前を忘れないように。 #俺とカルロの内緒の話

2014-09-16 00:36:50