【詩のレシピ4】ツイッター連詩 #pwGT組 始まりました。

☆ちょっと<新しい企画のツイッター連詩・pw連詩>を開催致します。☆ ☆9月21日(日)〜10月5日(日)までの15日間の期間限定です。 毎日、日替りで5人の固定メンバーのツイート詩に自由参加でみなさんが繋げて頂くというやり方です。その日のメンバーさんのツイート詩があがったら、いつものようにツイート詩に(お題とその日の数字)#pwGT組をつけて、ご自由 にご参加ください。今までのように色 んな人にどんどん繋いで行くというやり方ではなく*当日の担当者の詩にのみつなぐ というのが新しい企画です(何編でも可です)。そして、さらに。 続きを読む
8
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

☆4日目にはいりました。金子さんの詩につないでくださいませ。たくさんのご参加感謝です!みなさんの詩の喉もあったまってきたようで、ワクワクします。本日もよろしくお願い致します♪→自由参加です!(詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 01:37:47
齋藤旧 @kyuuuv

夢をはらんだ しろい息吹は 細く紡がれ 雲になる かたちを変えてでも側にありたかったものたち 『私』を溶かして、頭を見れば 目を閉じた安らぎと、 (詩のレシピ3)#pwGT組

2014-09-23 21:47:20

       *この詩につながりました*

      ***4日目・詩のレシピ ***

s.kaneco @000214

空だけある部屋でパンの皮をかじる 心寄せるものがなくてもきっと生きてはいけるのだろう おや、鱗だね にぎりしめた右手には 跳ね回る朝の贄 (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 00:45:26
ハァモニィベル @ymnoch

水平線の彼方ヲどこ迄も奔る汽笛,右の耳が聴いたのか左の耳が聴いたのか分からない青白い球の上ヲたとえ千年の刻の向まで追続けても廻続けるしかない変哲もない孤独が寂しがり屋のマネキンと共に乗った列車,行先が掻消えた皺苦茶の切符ただそれだけを握りしめたボロボロ(詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 01:10:22
sample @kaibutsu_head

水槽の中 それまで海を泳いでいた 三原色の魚が オウムの複雑な色彩を夢見て 尾ひれを強く震わせる ただ、女の白い素足のような 水のよろめきを描いては 泡沫となり消えてゆく 女になれば 上手に溺れられるだろうか 水面に触れる魚の残した 小さな波紋 (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 01:36:41
花夜 @kayanokaya

心臓が跳ねる、肺が上下する 何もなくたって 身体に酸素が回ってさえいれば、 凪がれる空が 悠然と今日を跨いで エスカレーターに乗るみたいにさ 物足りない欠落感 心が呼吸するのはいつだろうか 朝方の寒気と相まって 心のそれも色付けばいいのに (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 01:51:52
二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen

残酷な手ではない 熱湯に膜をほぐされていく 赤い小さな珠 擦り合わされた掌に 祈りはきっとなかった ほんとうは 朝と夜の間にも ほぐされるべき膜があり (浸透していく) その揺らぎの狭間に 縒られていくものがある 雲が流れた 青い裂け目から、溢れ (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 01:52:47
花夜 @kayanokaya

青が占領した屋上の 頼りない柵が いつだって僕の勇気だった コンクリートは高く泣くだけで 寛大で閑散な 煩わしい風邪避けにも成らない 見上げた先が深海と錯覚 手を離せば落ちていけると信じてた 夕暮れの呼び声に また握り締めたまま 境界線で赤に染まる (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 02:18:06
加藤生物 加藤明日花 @katouseibu

帰れる家の形はないが 口元を覗き穴とし 深い眠りを祈る寒雨時 私が光を灯している様子が見え 懐かしい気持ちになる 忘れてはならないと思ふ (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 02:41:05
Seia @shijin_kari

アヤミハビルがしどろもどろに、机の周りを飛んでいる。鱗粉が、床を底上げしていく。潮時なのか。私はここから、でていかなければならない。本棚の上には、ホルマリン漬けだったもの。抜け落ちて先の見えない頭上へ向けて、手を、まっすぐ挙げる。 (詩のレシピ4) #pwGT組

2014-09-24 02:42:03
葩汀(はて) @hate_sign

それは指の間からキラキラと 少しずつ鱗を落とす 私の手はお前には熱すぎるか こうやって生きていくのだろう ひたすらに 空がある部屋で (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 03:19:14
十三 @_Xiii13

誰かの声が聞こえてきたら耳を澄ませていたら音符になった。傷から溢れた声に瞳から零れた夢。耳を塞いでも聞こえてしまう哀しき祈りの奏。闇の果てに光を見つけたら受け容れるのも捨てるのも委ねられる。護りたいものは色褪せたりしない。迷っても見失ったりしない (詩のレシピ4) #pwGT組

2014-09-24 03:30:57
二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen

剥がれていったものの数は数えない 灯りを消す 瞑ってしまえば 暗室の中であなたが残響する よくあること とてもよくあること 今日の天気は晴れでした 今日の天気はなんですか 灯りを消す 時間を 距離と速度からは求めない たとえ今日が訪れなくても (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 04:11:26
二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen

あなたの知っている懐かしい場所に 子供の真っ白な手が群生している ぴんと広げた手のひらを あなたはかじる 新鮮なサラダとして その味をきっとあなたは知っている 婚礼の日には 祝いの肉を頬張れば良い 幸せな微笑みから覗く歯も きっと真っ白で美しい (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 04:38:20
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

豊穣なる夢に、聖なる光は奇跡を燻らす。小なるパンの多くを配り、一雫の水を飲み水にする。透る愛の権限を与えられた。贄に値する息に、生きる夢が淡く空を描く。足りないものはない。 むげんから いのちのいのり ゆめぶたい あいのしぜんに あいのきせきは (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 05:53:33
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

空と水の境に、時の夢を流して、形象する光の紋様、閾に逃れた夢を顕現する。鱗、鍵の掛かった時のあやす物、いのちの祈りに舞いを贈る。数という覆いを揺らしながら。イキアワセ。 あいゆめの あなたもふたり はだあわせ あらわなひかり ともにとわにと (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 06:11:31
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

一雫の世界に、生まれた夢、愛の祈りが充溢し、放漫な秩序に、時を渡す。脆弱な官能を往還し、一筋の躊躇いが、眩暈となる。矜恃に胸を肌す。淡い階調の響きが世界を亘る。光り舞い。 ゆめのゆめ ゆめゆめゆめの いきしにに あわのあわくに あいのまいして (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 06:40:11
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

空は誘拐する。無時間の元に居た愛の世界へと。見上げるとは、動作でない。鳥と魚が、夢を追う時、愛はいつも慈しみに豊穣を齎す。私達は見る、そして観る。反対かもしれない。夢に。 いつくしみ むげんのかなた わたしきて なにもかわらず そらたかくして (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 06:58:10
春森しゆう @junju_usako

雄雌雄雌、 四匹のうちには区別のついたメダカが 殖えて殖えて殖えていくのを知っていたから 名前をつけてやらなかった。 小さいものにも鱗があると知ったのは とうとう水からあげた日。 呼んであげる名前がなかった。 (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 07:10:48
akutsu ayumu ꪔ̤̮" @ayusuke_

やわらかいところはしろい さなぎの歌がそっと浮かんだ 濡れている翅のはかなさを 死んだことのない尾鰭のように ゆらゆらと辿るのだろう かたいところはあかい 剥き出しの左手に蕩ける搾乳 あるいは飛び散る光を掬いとり ひらいて放つ、 はなたれるように (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 07:54:09
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

忘却と未練の森に、哀しみの時を置いて、空からの眩暈に惑う。美しい秋、色付いた枯葉に、歩みを留め、仄かな香りの誘いがあった。積み重なるいのち、私はさざめき泣いた。聖なる贄。 あきのくれ とおるいのりの いろはえて あしおとつつむ かれはたたずみ (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 09:31:57
タムラアスカ @asuka_tamura

皮にへばり付く文字のハネ、鱗 ぐるり/まわり/はらとせ/ 君が左手に唇をピッタリ寄せて教えてくれた言葉のハシ、だ てらてらとした余韻が胸にめり込む それを今日の訓示にする (詩のレシピ4)#pwGT組

2014-09-24 08:55:02
akutsu ayumu ꪔ̤̮" @ayusuke_

月の産毛がそよと 焼けないパンをひるがえす 露わなしろいかたまりは 嬰児のようにひかり 背骨に垂直に 夜明け色のジャムをぬれば 脱ぎ去られる明日 あたらしい永遠のため ただしい終わりのために (詩のレシピ4) #pwGT組

2014-09-24 09:06:10
1 ・・ 5 次へ