#‎鶴ヶ島建築MTG‬

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たけくら @tachesan

藤村:今回の告知は3日前にTwitterのみで行うものだったが、これだけ集まってくれた。会場となる鶴ヶ島eコラボについて。公共施設の老朽化に伴うダウンサイジングの設計課題を2012年に実施。その後、工場跡地活用の話があり、環境教育施設の設計を行うことになった。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:09:33
たけくら @tachesan

藤村:家成さんが行われている小豆島建築ミーティングも意識。小さな建築で地域について話をしていく。水谷さんの能古島ミーティング。と3つの「島」を繋ぐ。磯崎新のany会議の理念を継承・発展。ネットワークモデルの会議の場。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:12:55
たけくら @tachesan

松田(養命酒):工場の跡地をどう使うかというのがミッションだった。太陽光発電所とともに市民に親しみのある場所を作りたかった。口をはさまないが、金も一定額しか出さない。建築を作って終わりではなく、藤村さんらと定期的なミーティングを行い、地元との接点を作っていく。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:15:45
たけくら @tachesan

藤村:今日は時間が短い。壇上に上がっている人に回ってくるのは一度か二度。「これだけは言わないと帰れない」ということを準備して欲しい。ジレンマとかもそんな感じ。最後に言い捨てると次に繋がることもあるw #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:25:48
たけくら @tachesan

家成:小豆島のUmaki Campについて。豊かな自然や生活の知恵を通して関係性をつくるプロジェクト。仮設。誰もが「建てる」ことに参加できる仕組み。小豆島町長の持つ空き地となっている敷地。シソやオジギソウなどはいじらないといった条件のもとで建物・広場を設計。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:29:32
たけくら @tachesan

家成:竣工時から緑に囲まれた建築。集落の中にいきなり変な建物を作ると違和感が出てしまうだろうと考えた。構造は満田さんに依頼。ボルトや釘を活用し、アナログな構造で誰もが参加できるように。アシスタントのムカイ君が住み込みで調べてほとんど作った。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:33:02
たけくら @tachesan

家成:①ヤギ。裏山のヤギを連れてきた。ヤギがいるだけで近所のおばちゃんが来てくれる。ヤギが人を繋ぐメディアに。②野菜。地域の採れすぎた野菜をUmaki Campで料理を楽しめる場に。③ラジオ。島の人々が自ら情報を発信する馬木ラジオ。半径50mのミニFM。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:36:02
たけくら @tachesan

家成:アーカイブや映画などにも地域住民が参加。勝手に地元の人が来て、庭でBBQをやったりするように。アシスタントのムカイ君と地元の人の関係性がどんどん深まっていき、竣工前から近所の人の遊び場に。仮設のはずが存続し、町長の意向もあり社会実験プロジェクトに。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:39:49
たけくら @tachesan

家成:Umaki Campについてまとめると以下の通り。建設から使い方まで様々な形で参加できる。建築自体が実験的。ルールは使う人が作る。私有地を開く。禁止事項はない。既存の関係を乗り越えつつ部分社会を支える。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:42:14
たけくら @tachesan

藤村:「Umaki campは現代の公共建築足りうるか」という文章を寄稿したこともあるが、非常に現代的プロジェクト。単に良いことで終わらせて良いのか、ということを紐解いていきたい。小豆島建築MTGでは「セルフビルド」に対して警戒する議論に。専門性が非常に高い。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:45:28
たけくら @tachesan

藤村:少し話は変わるが東日本大震災の際に臨海副都心では液状化は起こらなかったが、90年代に多額の費用をかけて液状化対策をやった時にはぼこぼこに叩かれた。専門性が評価されず、素人性・市民参加が重要視される。一方で作品主義、権威主義の建築家の流れも。分断している。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:49:25
たけくら @tachesan

藤村:素人性とどうやって付き合っていけばよいのか。●●賞問題。かつての丹下健三時代以後、建築家と社会が切れている。都市から撤退し住宅作品の時代へ。住宅でデビューして公共建築へ拡張し、つなげていくモデル。伊東豊雄。小さなモデルをスケールさせていく。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:54:05
たけくら @tachesan

藤村:403はセルフビルド的。あり方は本当にサステナブルなのか。一方で住宅作品の世代は終わったと悟った。……ということで、世代の理論的支柱である連さんに伺いたい。連さんはeコラボを見て「インテリアなどより小さいスケールに応用できるかも」と話した。価値観が違う。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 13:58:14
たけくら @tachesan

連:Umaki campを石上氏らの建築のファインアート化の変奏と捉えた。アートとまちづくりの利用し、利用されの共犯関係。非日常における建築的特殊解としてのUmaki Camp。美術館のインスタレーションと、人を巻き込むまちづくり・アースワーク。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:00:53
たけくら @tachesan

連:これまで計画概念及び方法論の不在。住宅、ファインアート、まちづくり…といずれも計画概念を必要としていなかった。藤村さんの批判的工学主義は計画に対するひとつの答だったのでは。Umaki Campなどではどのような方法論が導けるのか。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:03:08
たけくら @tachesan

藤村:403はファインアート的だが、連さんはモクチンレシピと方法化して、群として作品を提示している。ただ、なぜモクチンなのか。カウンターカルチャー・ユートピア的。モクチンの位置づけは? #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:05:27
たけくら @tachesan

連:なぜやっているかと言われると、空室があり…という社会的説明はできるが。。今の時代、建築的に価値のあるものは作品のレベル、単体性に拘ることで良いのか、という意識がある。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:07:52
たけくら @tachesan

藤村:水谷元さんの父親は神戸のポートアイランド開発に若い時代から重要な役割を果たし、弟子達もその後に阪神大震災復興に重要な役割を。水谷さんはかつての世代も知っている世代。 水谷:能古島の住民に特にまちづくりの話をしていない。一住民として重宝されている程度。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:11:04
たけくら @tachesan

水谷:博多湾に浮かぶ、歩いて3時間くらいの小さな島。博多まで1時間ほど。「直島みたいにしませんか」という代理店もいる。直島は観光地として発展したが、住民との関係性は生まれていない。関係性がない直島の方がお金になっているが、それでいいのだろうか。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:14:22
たけくら @tachesan

水谷:対価をいただきながら、Umaki Campのように地域の人と交流を持つにはどうするか。藤村さんの住民参加の超線形設計プロセスもその答えの1つか。藤村:大学、アートという社会実験の場ではあるが、いずれ市場に出て行くものでは。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:17:17
たけくら @tachesan

門脇:「公共」はお金・税金が動いていないといけない。社会が縮小していく時に、民間の活力・新しい公共が出てくるのでは。そこで素人性が入ってくるのは必然。また民間活力が使えない被災地の限界集落における災害住宅は、従来の公共のあり方(再配分)ではなく環境保全に近い。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:20:59
たけくら @tachesan

藤村:アカデミズムの役割とは。新しい動きはエビデンスを持った研究論文としては提示しにくい。例えば道路を公園のようにまちづくりに活用していくあり方も、道路交通法が妨げている。そういう時に突破するためには社会実験が必要だが、従来の研究論文ではできない。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:26:07
たけくら @tachesan

門脇:論文はアカデミズム間のメディアという意味では重要だが、戦後に輸入された考え方。大学は公共に資する必要があるが、自ら構想するボランティアとも言える。提案・実証により、研究していくあり方もあるはず。 #鶴ヶ島建築MTG

2014-09-28 14:28:29