艦これＲＰＧ　～初心者たちの処女航海～　第5話

WhiteGM @WhiteGameMaster

お使い、砲撃演習や一航戦との賭け勝負などもありましたが、大きな問題もなく過ぎました。そして、着任してから二日目の朝を迎えます。網走鬼灯姉妹が部屋で眠っていると、時雨は不意に胸の上に妙な圧迫感を覚えます。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

寝苦しくて目を開けると、ぼんやりと視界の中に青白い人型が入り込んできますね。 特徴的なほどの病的な青白い肌は……深海棲艦です。 戦艦レ級が自分の上に乗って居る事に気が付きます。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

レ級は「やっぱり新任の艦娘はこっちの艦娘と違う匂いがするねー……　良いねー……　南の方の良い匂いがするよ」とクンクンと匂いを嗅いでいます。時雨が目覚めた事に気が付いたのか「おはよう、新艦娘ちゃん。ボクはレ級だよ」とニィッと鮫の様な歯を見せながら笑います。　 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

電と霧島も侵入者の違和感に気が付いて目を覚ますとレ級が時雨に馬乗りになっており、そして、二人は入口にル級が立っている事に気が付きます。　#初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

ル級は艤装を向けることもせず入口で立っているだけで、レ級も馬乗りで好戦的な笑みを浮かべていますが攻撃的な態度は見受けられません。　#初Tw艦RPG

あらい @CnaArai

「は、はわわ……！？ 襲撃……！？」 起き抜けで深海棲艦は、さすがに何が起こっているのか理解出来ていません。艤装も付けていないはずなので、完全にパニック（というか、本当にはわわと言うだけの）状態です。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢ん…？　あぁ、電ちゃんか…　噂通り、本当に可愛いね。 食べちゃいたいくらいに、ネ｣首だけを捩る様に電に向けて、レ級は尻尾の様な部分を揺らしながら笑います。 #初Tw艦RPG

ひろ @Al2O3ba

「…っ深海棲艦？！」 「……うちの時雨に、なにかご用かしら？」 驚いて飛び起きるも、相手が襲ってこないのを見て少し冷静さを取り戻し、様子を探るようにレ級に話しかけます。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢やだなぁ、そんな怖い顔しないでよ。ボクらはちょっと敵陣視察しに来ただけだって｣とレ級は言いながら時雨から降りて不適にも部屋の中央に立ちます。｢新任の艦娘が来たと聞き、旗艦への挨拶にあがった次第です｣とル級は一歩も動かずに続けます。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢ほら、砲火を交えるにしても、顔も知らない相手なんて……嫌、でしょ？｣とクルクルと回りながらレ級は相変わらず笑みを浮かべていますね #初Tw艦RPG

あらい @CnaArai

@WhiteGameMaster 「はわわ……」 レ級の雰囲気に完全に圧倒されてる感じです。 #初Tw艦RPG

初ヶ瀬マキナTRPG用 @ironyfateTRPG

「ぐ……っ！？」 まさか油断して、馬乗りにされるとは思っていなかったので動揺しつつも、相手が降りるまで相手を睨みつけます。 #初Tw艦RPG

ひろ @Al2O3ba

「そんな、あいさつをされたのは、はじめてね……北の深海棲艦特有の礼儀なのかしら？」 電と時雨を庇える位置へさりげなく移動しつつ。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

そんな風に緊張感が高まった所で、廊下を走る三つの足音が近づいて来ます。そして、バンッと扉が開くと叢雲と曙、それから叢雲に手を引かれてやってきたヲ級が息を切らせながら入ってきます。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢くぉらぁ、あんた達！　毎度毎度どうして新任の艦娘が来る度に潜り込んでくるの！ お陰で新任の艦娘が怖がってるじゃない！　いい加減にしないと酸素魚雷をぶち込むわよ！｣と叢雲は怒鳴ります。そして、レ級の方は｢ヤベー　見つかったー｣みたいな表情です #初Tw艦RPG

ひろ @Al2O3ba

「…！叢雲提督代理っ！深海棲艦のしゅうげ……えええええ？！？！」 足音に気づいて振り返り、叢雲に手を引かれてるヲ級をみて目を丸くします。 #初Tw艦RPG

ひろ @Al2O3ba

「……面識が、おありで……？というか、どういう、ことなの？」 双方のやりとりを交互にみつつ、時雨と電を庇う体勢のままポカーン。 #初Tw艦RPG

初ヶ瀬マキナTRPG用 @ironyfateTRPG

「……え？一体、これは……？」 レ級と曙の顔を交互に見比べます。 「……というか、初対面の相手の体に跨るって、どうかと思うんだけど」 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢えー…　だって良い匂いのする子だったからー…　花に誘われる働き蜂のように…｣と言うレ級の頭を曙は｢アホ｣と、ひっぱたきます。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

ル級は｢やっぱり、言わんこっちゃない｣と言う感じで溜息、ヲ級は物凄く申し訳なさそうに立っています #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢アンタ達の歓迎会の時に説明するつもりだったんだけどね…｣と叢雲は眉間にシワを寄せます。｢時期を見て説明する予定だったのに、どうすんのよ…｣とブツブツ言います。 #初Tw艦RPG

初ヶ瀬マキナTRPG用 @ironyfateTRPG

「もうこの際なので説明お願いします。朝食を彼女らと一緒にするのなら其処でも構いませんので、どういうことか教えていただけませんでしょうか」 半端な覚醒から来る頭痛に頭を押さえ つつ。 #初Tw艦RPG

WhiteGM @WhiteGameMaster

｢まぁ、良いわ。今、説明する。驚かないで聞いて欲しいんだけど……ここはこの近くの担当の深海棲艦達と大分前から停戦協定の密約を結んでるの。互いに相手を沈めることを目的とした戦火を交えないってね｣と叢雲は言います #初Tw艦RPG

ひろ @Al2O3ba

「えーっと……その、つまり。この独立網走要港部は、そちらの深海棲艦達と協定関係にある、ということで、いいのかしら。」 怒濤の展開にちょっとずり落ちてしまった眼鏡を直しながら叢雲へ。 #初Tw艦RPG

初ヶ瀬マキナTRPG用 @ironyfateTRPG

「……因みに、それは提督が率先して交渉した、ということでいいのかな？」 #初Tw艦RPG