「土佐志民大学 ボクらの未来をデザインする」のレポート

2014年10/12(日)に、高知県で開催された「土佐志民大学 ボクらの未来をデザインする」出演:家入一真×安藤桃子×イケダハヤト3氏によるトークイベントについてのレポートおよび感想。 ツイート作者:@s_tomokazu
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sttts @s_tomokazu

そう言えば、昨日の家入一真x安藤桃子xイケダハヤト3氏によるイベント「土佐志民大学 ボクらの未来をデザインする」の感想をツイートしておく。 #tsu1012

2014-10-13 06:57:45
sttts @s_tomokazu

当日発表されたキーワードは「地方創生」「女性の活躍」「居場所」「貧困」「教育」「家族」「介護・福祉」「宗教」「起業」「高知」という10項目。最後の1つ以外は、全国の地方都市には共通の課題なんじゃないだろうか #tsu1012

2014-10-13 07:01:05
sttts @s_tomokazu

そしてまずは「地方創生」から。この「地方創生」は安倍政権の新しい取り組みで、各自治体にお金を使い、その使用用途は各自治体が決めて良いものとされている。 asahi.com/articles/ASGBC… #tsu1012

2014-10-13 07:04:22
sttts @s_tomokazu

まず安藤桃子さんから「高知は『地方』ではない『外国』である」の一言。南を太平洋に、北を四国山地に囲まれて、他との交流がなかった。元を辿れば縄文人が入ってきた場所であり、後に政治犯の流刑地であったのが高知。そういう場所から坂本龍馬が生まれそして現代につながっている #tsu1012

2014-10-13 07:42:17
sttts @s_tomokazu

家入:高知には独特の文化がある。「地方ではなく外国である」というのも納得ができる。僕は移動中は外の風景を見ることが多いけれど、殆どの町がコピーアンドペーストでつくられているけど、まだ残っている風景も少ないけどある。そして「地方創生」という言葉には違和感がある。 #tsu1012

2014-10-13 07:44:50
sttts @s_tomokazu

家入:政治家の言葉は、誰の言葉も代弁していないのではないか。トップダウン的なシステムへの違和感と言っても良い。地方をどうするか、という問題ではなく「ひとりひとりがどう生きるか」という問題。血が通っていない印象。 #tsu1012

2014-10-13 07:46:30
sttts @s_tomokazu

「地方創生」というキーワードで話を展開しながら、すでにその話の中には別のキーワードを含んだ内容となっている。「ひとりひとりがどう生きるか」には、家族・居場所・教育の問題も含まれる。「単語として一般化した瞬間に個人の物語が失われてしまっている」とは安藤さんの言葉。 #tsu1012

2014-10-13 07:50:28
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト氏の「個人を尊重しないと何も実現できない」というまとめでこのパートは終わりに。 #tsu1012

2014-10-13 07:51:08
sttts @s_tomokazu

次のキーワードは「女性の活躍」こちらも安倍政権の目指す男女共同参画からのもの。 gender.go.jp/policy/sokushi… #tsu1012

2014-10-13 07:52:56
sttts @s_tomokazu

安藤:子どもの頃からアイデンティティを模索していた。つまり「自分は一体何なのか」ということ。小学校時代は俳優の娘である自分、女性である自分、留学後の日本人である自分。国籍・性別・家族という選べないものに対して、自分をどのように位置付けるか。 #tsu1012

2014-10-13 07:55:17
sttts @s_tomokazu

安藤:高知は昔から共働き率が高い(それは平均所得が低いことが原因だけど)昔から女性に役割があった。例えば「皿鉢料理」なんかは、女性が取り分けたりせずに食べられるようにしてあって、女性も一緒に酒を飲む、そういう文化から生まれたもの。誰もが活躍したい、求められたい。 #tsu1012

2014-10-13 07:58:39
sttts @s_tomokazu

安藤:ちなみに生理がなくなっても生きるのは人間だけ。他の動物は生殖能力がなくなると死ぬ。生殖能力がなくても生きている女性にも役割がある。それは知恵を授ける、ということ。 #tsu1012

2014-10-13 08:00:04
sttts @s_tomokazu

家入:戦後からシステムがアップデートしていないのが問題。家族の形が決められていて、その家族モデル(働く父、専業主婦の母、2人の子ども)でシステムがつくられている。しかしすでに家族は新しい形を生み出している。社会的には家族には定義はない。家族と思えば家族である。 #tsu1012

2014-10-13 08:03:42
sttts @s_tomokazu

家入:子どもには色々な大人がいる、ということを知ってもらいたい。例えば「ひろめ市場」の自由さ。酒酔いの大人がいる横で子どもが宿題をしていたりする。僕は今「リバ邸」という活動をしています。現代の駆け込み寺のようなもの。 liverty-shibuya.com #tsu1012

2014-10-13 08:06:52
sttts @s_tomokazu

家入:「リバ邸」はシェアハウスで「普通」から弾かれた人が集まる場所。帰ると「おかえり」と言われる居場所をつくりたかった。人は居場所があれば次に進もうとする。例えば勉強しよう、とか、働いてみよう、とか。 #tsu1012

2014-10-13 08:08:50
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:ホームレスが売っている雑誌「ビッグイシュー」 bigissue.jp のお手伝いをしているが、彼らの多くは問題を家族内で解決しようとして問題が肥大化してホームレスになってしまった。緩く張り巡らされたコミュニティが必要。 #tsu1012

2014-10-13 08:14:34
sttts @s_tomokazu

安藤:NHKによると20台の死因の半分が自殺である。これは異常な数字である。ところで高知ではホームレスは3名しかいないと聞く。それは「ホーム」があり、食べるものが低価格で手に入るから、実質的にはホームレスでも居場所のある人が多い。 #tsu1012

2014-10-13 08:18:12
sttts @s_tomokazu

安藤:自分でつくった映画を自分で配給する、という取り組みをやっている。これには行政も協力してくれないと実現できなかった。高知は屋台文化があるから、そういうストリート文化に対する理解があるのではないか。こういう劇場をひとつつくると次につながる。 #tsu1012

2014-10-13 08:20:37
sttts @s_tomokazu

安藤桃子さんの映画や高知城西公園野外ステージ「0.5ミリ」特設劇場等についてはこちらより(Facebookページ)→ facebook.com/05mm.sawachan?… #tsu1012

2014-10-13 08:28:39
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:僕も医療再生事業等にも取り組んでいるが、他県に比べてやりやすいと感じている。土佐山という場所でも小水力発電にも取り組んでいる。町の規模が小さいからやりやすい、ということもある。問題がたくさんあるからこそ、日本でも先駆けて解決に向かう。 #tsu1012

2014-10-13 08:31:23
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:高知は医療費が全国でもトップクラス。その理由としては、高知は共働き率が高い → 家族が介護できないから病院や施設にお願いする → 医療費が高い というもの。ここでは血縁家族を超えた家族のネットワークをつくる可能性がある。 #tsu1012

2014-10-13 08:33:05
sttts @s_tomokazu

安藤:高知県の人口は70万人程度。これは東京で言うと区長レベル。そう聞くと実現しそうでもある。区長レベルの取り組みで県全体が変わる、というのはとてもすごいこと。 #tsu1012

2014-10-13 08:34:29
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:シビックプライド(都市に対する誇りや愛着のこと)の高いところでは新しいことがやりやすい。高知はとても高い上にノリが良い。だから新しいことができる。東京で10年かかることが高知なら3年で、東京で5年かかることが1年でできる。 #tsu1012

2014-10-13 08:36:18
sttts @s_tomokazu

続いて「宗教」について。家入さんは最近、仏教にハマっているらしい。 #tsu1012

2014-10-13 08:38:02
sttts @s_tomokazu

家入:僕は「リバ邸」というシェアハウスをやっているという話をしたが、それは現代の駆け込み寺。以前はお寺が担っていたはずだが、現代社会によって解体されてしまった。宗教に興味あるというよりは、哲学として僕は捉えている。宗教は人間の本能に近い部分を担う最小単位の組織。 #tsu1012

2014-10-13 08:58:32