木曾と大井さん05「加賀さんは凄いなぁ」
「今日あたしの部屋に泊まっていきなよ」 「喜んで!」 「大井っちの可愛い声聞きたいな~」 「え、それは」 「駄目?」 「隣に聞こえると思うんですけど」 「隣? 隣って大井っちの部屋でしょ? なんか問題ある?」 「いえ、今私と木曾同室だから……」 「だから何?」 「その」 「何」
2014-10-16 02:15:54木曾と並ぶと本物のビアンカップルっぽく見えるのは気付いてます。 「私、年下もボイも興味ないんで」とばっさり切り捨てた筈のあの子が毎日健気にアタックしてきて、気が付いたら弟の面倒を見るような感覚でズルズル交際スタート、みたいな生々しいストーリー浮かぶから事態は深刻。
2014-10-16 18:44:17「どんだけ服持ってんだ? 収入スペースもうないぞ。いや、丸めれば入るか? ここをこうして、こう……あっ!? 破れた……しまった……この服は最初から存在しなかったことにしよう。すまん姉さん」
2014-10-16 18:55:54「なんだこの瓶。なになに……一口飲むだけで素敵なボイタチになる魔法の劇薬、ボイアグラ? カレー等に混入させて魅惑のネコライフを楽しみましょう。……酷い説明文だな。気が狂ってるぜ」
2014-10-16 18:57:46「おいおい北上姉さん専用だって? だったら食べるに決まってるだろう。ははは。大井姉さんの味を独り占め。そんな暴挙は許されざるさ」 木曾! 貴方って弟は!
2014-10-16 21:53:49「なんだろう。凄く頭が冴え渡ってるんだ。まるで薬物の力でも借りたかのようだ」 「気のせいね」 「姉さんがそう言うならそうなんだろう」 「じゃけん末っ子は寝ちゃいましょうねー」 「なあ」 「?」 「まだ俺になびく気無いの?」 「壁ドン……!?」 「誘ってんだろ。分かるぜ」 木曾?
2014-10-16 22:02:50「俺の女にはなった暁には、姉さんに最高の快楽を与えてやろう」 「駄目よ……私には北上さんが」 「怖いんだろう? 俺に溺れるのが」 「馬鹿じゃないの」 「震えてるじゃないか」 「……」 「何もかも忘れさせてやるよ。北上姉さんなんて、頭の中から消し飛ぶと思うぜ」 な、なにこのタチ
2014-10-16 22:09:31「しょうがないな姉さんは。よいしょっと」 ああ……木曾におフェム様抱っこされてる……ベッドまで運ばれるんだ……私きっとこのまま木曾の女にされちゃうんだ……。
2014-10-16 22:17:59「姉さん」 「木曾……」 ボイはフェムを裏切らない。フェムもボイを裏切らない。このままお似合いカップル成立か、というタイミングで乱入者! オネェ提督? 違う! バイオゴリラ? 違う!
2014-10-16 22:21:56「肉じゃがのお裾分けに来たのだけれど」 バイオカガサン! 「ミッドウェー ツヨイモノダケ イキノコル ……何言わせるのよ」
2014-10-16 22:22:11