二次創作についての考え方（私見）

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ファンフィクション、つまり二次創作を手掛けることって、結果的にはオリジナルを作る上でのノウハウを構築するのにすごく役立つと思う。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

みんなが多少の差異はあれど「これこれこういう話が描きたい、作りたい」ってアイデアを持っているんだけど、何のヒントもなしに取り掛かれる人ってのはそのうちの１厘にも満たない。 まず何から始めればいいかわかってない人、やり方はわかったけどモチベがない人、発展途上って人もいる。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

そうした場合、版権作品が手元にあると、そのままお手本にできるというわけで。 オリジナルで薄い本を書いても販路がないから版権物でって人も中にはいるけど、版権二次の一番の利点は、あやふやなアイデアが人の成果物を借りて実体化できることだと思う。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

たとえばメカ物を書こうと思った時に、必要な設定ってどう構築するべきか初心者はまったくわからない。 でもガンダムを見ていれば劇中の設定が自ずと知識として身に付くし、別の作品を見れば別の要素が蓄えられていく。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

その知識を踏まえた上でさあ何を書こうか、となる。 もちろん、初めて話を書く人にはどういう構成で物語を作っていけばいいかなんてわからない。 じゃあまずは本編の流れに沿ってみようと、そういうところから二次創作が始まっていく。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

そこでオリ主の蹂躙とか自己満系ジャンルに行ってしまうと危ないけれど、淡々と原作沿いで作っていると、段々自分のモチベーションが「版権作品と違うことをしたい」って方向に替わってくる。 自分が言いたいことと版権作品で言っていることとの違い、やりたいことの違いが少しずつ分かってくる。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

オリジナルの創作を始めるのはその辺りからが一番いいんじゃないかなーって個人的には思うんです。 なんだかんだで数年くらいISの二次とか裏で書いてるとね、まさしくそういうことを考えるようになる。 まあ、あくまで個人の戯言でしかないんですが。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

ISの原作はメカ少女モノだけど真っ向からハーレムなわけで。 でも自分としてはそこに比重を置きたくはない。 恋愛とは別のキャラ同士の関わり合いを描きたいって考えるようになった。 そんなわけで色々草稿を練ってはいるんですが、いまいち上手くはいってないです。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

まあ、それでも巣立つ時かなという感じはしているわけで。 意識しているかどうかはともかく、原作をそのまま沿うものではなくて、世界観をベースに自己構築するシェアワールドに近い創作スタイルに変わってきてはいます。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

結局何が言いたいかっていうと、二次創作そのものに貴賤はないと思うんです。 ただ、そこにある設定や世界観は借り物であって、自分自身が作りたいソレとは一致してないよという。 だから版権におんぶにだっこという形は宜しくなくて、下積みや修行のポジションがいいのかなと。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

いやまあ、「俺は○○が好きなんだああああっ!!!!」っていう意思表明な二次創作はアリだと思いますし、それこそまさにファンフィクションですけど。 ただ、版権の二次で物販して生活しようとか、二次創作系のグッズを作って売る事業をしようっていうのはちょっと違うんじゃないかな……。

あっきぃ。@いろいろつぶやくやつ @akkiy_ya

そういう商売魂があるなら、非プロ系オリジナル作家さんの物販を支える事業でもやった方がお互い幸せになれるんじゃないかなとは思います。 版権モノでないというだけで無名同然になってしまいがちですし、知名度を底支えする仕組みがあればなぁと。 この場で自分がやるとは言いませんけど。