ひできち先生、火山ハザードマップを語る

数々のハザードマップを創って来られたひできち先生が当時の思い出を語り始めました。今どきボソッもいっしょに。
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ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

あ~今日から授業かぁ。夏休みもとってないのに(><)

2014-09-26 12:45:47
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

えっ?けが人複数でてるのか?御岳。いま国営放送のテロップで

2014-09-27 13:28:06
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

@hayakawayukioセンセのコメントあり:御岳山が噴火、火砕流も 岐阜・長野県境 - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/fxtv

2014-09-27 15:59:06
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

マグマ噴火は予知できることにしたいのな。官房長官は。じゃあ、口永良部島は?

2014-09-29 21:45:35
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

なーんか、水蒸気噴火が定着した感があるな。さっき、早川先生が言っていたことに賛成。

2014-09-29 23:23:21
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

水蒸気爆発という表現も問題があると思う。だって、水蒸気は水素とかと違って爆発しないもん。じゃあなんて表現するかって代替案ないから困ってるんだけど。

2014-09-29 23:33:42
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

飛び込みの電話取材を受けたけど,記者の理解がかなり怪しい。危険な記事になるかも・・・(恐)

2014-09-30 12:49:42
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

国交省の火山噴火緊急減災対策計画のシナリオは全て火山噴火には前兆があることを前提に立案されている。こういう事態が起きてしまった以上、計画のシナリオを再度見直す必要があると思う。

2014-09-30 23:32:32
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

火山のホームドクターなんて無責任に報道しているけど、実は大学には火山監視の義務はない。防災に特化した研究施設を作ったとしても、研究者には観測研究する権利はあっても、監視をする義務はない。コンサルにいた時、九重山の噴火対策を経験して一番心にし見た言葉。

2014-09-30 23:51:04
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

火山研究者が防災にアドバイスする時って、個人の使命感とか研究成果を社会に少しでも役立てたいっていう、自己犠牲であることが多いんだよね。

2014-09-30 23:53:47
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

本気で火山のホームドクターなんて思ってるなら、国が率先して47の火山に防災に特化した観測所を作るべきだと思う。

2014-09-30 23:59:38
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

有珠山のホームドクターとして知られる北大の岡田先生が、十勝岳にあった気象庁の有人火山観測所を閉鎖してオートテレメーター化した時、烈火のように怒っていたことを思い出した。火山観測ではディスプレーではわからない音とか臭いとか五感で感じる些細な事が重要なんだってことを。

2014-10-01 00:04:11
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

あのね、火山のホームドクターになりたいって考えてる真摯な人と研究だけに没頭したい人がいるのさ。どっちも批判できないって思わない?

2014-10-01 00:57:59
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

真摯な人っていったのは、防災に真摯な人と研究に真摯な人って意味。どっちも大切。

2014-10-01 01:00:41
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

今、国営放送見てんだけど、そろそろ富士山=宝永噴火ってイメージ植え付けるの、やめない?

2014-10-01 21:14:13
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

@ntrd_bkcnl 富士山って火山噴火のデパートで、300年前の噴火のタイプの方が富士山の人生の中で特殊な噴火の部類に入る。富士山の噴火の多くは溶岩を噴き上げて火のカーテンを作りながら溶岩を流すパターンが主流。もちろん水蒸気噴火もする。

2014-10-01 22:07:45
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

ふと思ったんだけど、日本の火山防災マップの作成ラッシュが2000〜2003年くらいで、当時の火山情報は、緊急火山情報、臨時火山情報だったと思う。その後、噴火警戒レベルが導入されたんだけど、ちゃんと噴火警戒レベルを記載し直したマップってどれくらいあるんだろう?

2014-10-02 00:28:43
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

@shosho_1955 @_Marubashi_ 実は1992年ごろに旧建設省が火山砂防を打ち出した時、その板挟みにはまったことがあります。計画の規模を建設省は200ねんといったけど、理学的には火山の寿命を1万年とすべきといって、結果的には山によって決めるとし「続く」

2014-10-03 01:32:03
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

したけど、これが工学と理学の発想の違いかと知って愕然としました。その時粘って両方に理解をしてもらうようにコミュニケーションをとりました。

2014-10-03 01:34:09
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

北海道の某放送局から取材の申し込みが来た。今回の御嶽山の噴火と川内原発の再稼動に関連して、北海道では泊原発と洞爺火砕流との関係について放送局に道民から取材の問い合わせが相次いでいるらしい。なぜ私?と聞いてみたら、毎日新聞に掲載された火山学者へのアンケート記事を見つけたそうな。

2014-10-03 22:35:32
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

クライアントに火砕流の体積を小さくしろと言われたら、粒子間摩擦係数をいじってできるだけ実績にあわせる。それでも実績より小さく出たら、サージの範囲を広げる。それで変なハザードマップ出さないようにしてたんだけど、今はどうなってるんだろうね?

2014-10-05 17:32:47
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

んじゃ、ハザードマップは過去の実績図でいいんじゃね?となるかも知れないけど、もちろんそれでもいい。シミュレーションの利点は現在の地形条件での思考実験ができること。過去の地形と現在の地形では違うことが多いので、微地形変化や風の影響などを細かく思考実験することができる。

2014-10-05 18:03:33
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

なので、あの日、speedi君は放射性物質の拡散方向や拡散速度をほぼリアルタイムで計算してたはず。

2014-10-05 18:05:04
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

計算プログラムや計算機、オペレーションしていたエンジニアには罪はない。でも、悔しかっただろうなぁ。計算機を回してたエンジニアの人。

2014-10-05 18:06:59
ひできち/伊藤英之🌋 @hidevolcano

昔調査で行った時食べた、開田高原の香りのいい美味しいそばが食べたい。

2014-10-05 18:58:41
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